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アルファード・ヴェルファイアの辛口評価

アルファード ヴェルファイア

アルファード・ヴェルファイアの評価、口コミを辛口チェック 

更新日:

2018年10月にマイナーチェンジされた、トヨタの最高級ミニバン、新型アルファード/ヴェルファイアについて、新しく加わった装備とその内容などをくわしく解説していきます。

アルファード/ヴェルファイアのポイント

  • 個性的なフロントデザインがメッキの多用でさらにエグい顔になった
  • 新しくなった安全装備トヨタセーフティセンス(第2世代)が全車標準装備
  • V6 3.5Lエンジンが301psにパワーアップ、8AT装着でさらに充実
  • ゴージャスな内外装に、優れた乗り心地、充実した装備など、間違いなく国産ミニバンではトップに位置する車
  • 人気が過熱しているために、今注文しても、納車は5か月待ちの状況
  • 売れ筋は、高価なハイブリッドよりも、圧倒的にリーズナブルな2.5L 4気筒モデル
新車値引きマスター
進化しつづける日本国内のキング・オブ・ミニバン、アルファードとヴェルファイアを徹底解剖します。

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2018年アルファード・ヴェルファイアの年次改良

アルファード・ヴェルファイアの年次改良がおこなわれ、アルファードはトヨペット店、ヴェルファイアはネッツ店を通じて発売されています。

今回の年次改良は外観の変更がない、小規模な変更にとどまっています。

インテリジェントクリアランスソナーが全車標準装備となったことが最大の変更点です。

インテリジェントクリアランスソナーが装備されたことにより、価格は全車で2万1,600円アップとなっています。

今回の改良では、インテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ<静止物>)を全グレードに標準装備しました。

前後方にある壁などの障害物を自動で検知し、駐車場などでのアクセルの踏み間違いや踏みすぎによる危険が迫るとエンジン制御して自動的にブレーキをかけます。アルファード・ヴェルファイアには8つのセンサーが備えられています。

インテリジェントクリアランスソナー

さらに、安全装備の充実を求めるニーズに応し、ナビゲーションとのセットオプションとしていたブラインドスポットモニター(BSM)を、デジタルインナーミラーとの組み合わせとしました。

(Executive Lounge、Executive Lounge S、Executive Lounge Zでは標準装備、それ以外は43,200円から54,000円のオプション設定)

※ウェルキャブ仕様車について同様の改良がされています。

 

納車5か月待ちでも 顧客は飛びつく?

新型アルファード/ヴェルファイアの人気は、現在、相当な盛り上がりとなっており、何と納車まで5か月も掛るといいます。

今すぐ注文しても、実際にハンドルを握れるのは、2019年の3月になるとは、それほど待たされてもユーザーは平気なのでしょうか?

やはり、人気が高く多くの人が購入しているものには、それだけ信頼度が高いと考える、心理的な効果は大きいとみられます。

特に、ユーザーの目がますます厳しくなってきている国内の自動車市場では、希望の車を買えるのなら、納車に時間が掛かっても構わない。

少しくらい価格が値上げされても、必ず良いものを手に入れたいという意識が強いようで、そうしたチャンスを逃さないメーカーの販売戦略には、周到としか言いようがありません。

 

市場での売れ筋は ハイブリッドよりも2.5L 4気筒モデル

新型アルファード/ヴェルファイアで、もっとも売れ筋のグレードは、価格の高いハイブリッドよりも、よりリーズナブルで満足度の高い2.5L 4気筒ガソリン車です。

新型アルファード/ヴェルファイアは、グレードのバリエーションがもっとも多いのがハイブリッドですが、2.5Lガソリン車もラインナップが充実しており、圧倒的に価格が安くなっています。

2.5Lモデルにも、装備の充実したグレードもあるため、コスパの高さで選択するユーザーが多いとみられます。

また、力強い走りが魅力の3.5L V6エンジン車も、販売台数はそれほど多くありませんが、LクラスミニバンにはV6が良いというユーザーも多く人気が高いです。

 

アルファード/ヴェルファイアのグレード構成

新型アルファード/ヴェルファイアのグレード構成は、アルファードが、ガソリン車が8種、ハイブリッドが8種の計16グレード。

ヴェルファイアが、ガソリン車10種、ハイブリッド8種の計18グレードとなっています。

アルファード
エンジン グレード
2.5L直4DOHC
VVT-i
X

G

S

S Aパッケージ
S Cパッケージ

3.5L直噴 V6 DOHC
VVT-iW
GF
Executive Lounge
SC
Executive Lounge S
2.5L直4 DOHC
VVT-iハイブリッド
X
G
G Fパッケージ
Executive Lounge
S
SR
SR Cパッケージ
Executive Lounge S

 

 

ヴェルファイア
エンジン グレード
2.5L直4DOHC
VVT-i
X

V
Z

Z Aエディション
Z Gエディション

3.5L直噴 V6 DOHC
VVT-iW
VL
Executive Lounge
ZG
Executive Lounge Z
2.5L直4 DOHC
VVT-iハイブリッド
X
V
V Lエディション
Executive Lounge
Z
ZR
ZR Gエディション
Executive Lounge Z

 

 

気になるアルファード/ヴェルファイアの価格は?

新型アルファード/ヴェルファイアの車両本体価格は以下のようになっています。

アルファード
エンジン ボディ グレード 乗車
定員
駆動
方式
車両本体価格
2.5L直4
DOHC
標準
ボディ
X 8人
乗り
FF 3,376,080
4WD 3,625,560
G 7人
乗り
FF 4,206,600
4WD 4,456,080
エアロ
ボディ
S

 

7人
乗り
FF 3,757,320
4WD 4,007,880
8人
乗り
FF 3,714,120
4WD 3,964,680
S Aパッケージ 7人
乗り
FF 3,926,880
4WD 4,176,360
S Cパッケージ 7人
乗り
FF 4,383,720
4WD 4,633,200
3.5L V6
DOHC
標準
ボディ
GF 7人
乗り
FF 5,227,200
4WD 5,421,600
Executive
Lounge
7人
乗り
FF 7,028,640
4WD 7,221,960
エアロ
ボディ
SC 7人
乗り
FF 4,969,080
4WD 5,162,400
Executive
Lounge S
7人
乗り
FF 7,177,680
4WD 7,372,080
2.5L直4
DOHC
ハイブリッド
標準
ボディ
X 7人
乗り
E-Four
電気式
4WD
4,426,920
8人
乗り
4,384,800
G 7人
乗り
4,997,160
G Fパッケージ 7人
乗り
5,551,200
Executive
Lounge
7人
乗り
7,352,640
エアロ
ボディ
S 7人
乗り
4,632,120
SR 7人
乗り
5,141,880
SR Cパッケージ 7人
乗り
5,695,920
Executive
Lounge S
7人
乗り
7,502,760

 

 

ヴェルファイア
エンジン ボディ グレード 乗車
定員
駆動
方式
車両本体価格
2.5L直4
DOHC
標準
ボディ
X 8人
乗り
FF 3,376,080
4WD 3,625,560
V 7人
乗り
FF 4,206,600
4WD 4,456,080
エアロ
ボディ
Z

 

7人
乗り
FF 3,757,320
4WD 4,007,880
8人
乗り
FF 3,714,120
4WD 3,964,680
Z A Edition 7人
乗り
FF 3,926,880
4WD 4,176,360
Z G Edition 7人
乗り
FF 4,383,720
4WD 4,633,200
3.5L V6
DOHC
標準
ボディ
VL 7人
乗り
FF 5,227,200
4WD 5,421,600
Executive
Lounge
7人
乗り
FF 7,028,640
4WD 7,221,960
エアロ
ボディ
ZG 7人
乗り
FF 4,969,080
4WD 5,162,400
Executive
Lounge Z
7人
乗り
FF 7,177,680
4WD 7,372,080
2.5L直4
DOHC
ハイブリッド
標準
ボディ
X 7人
乗り
E-Four
電気式
4WD
4,426,920
8人
乗り
4,384,800
V 7人
乗り
4,997,160
V L Edition 7人
乗り
5,551,200
Executive
Lounge
7人
乗り
7,352,640
エアロ
ボディ
Z

 

7人
乗り
4,632,120
ZR 7人
乗り
5,141,880
ZR G Edition 7人
乗り
5,695,920
Executive
Lounge Z
7人
乗り
7,502,760

新型アルファード/ヴェルファイアの価格は、2.5Lガソリン車のベースグレードX(標準ボディ8人乗り・FF車)が、337万6,080円、3.5L V6ガソリンの上級グレードExecutive Lounge(標準ボディ―7人乗り・4WD車)が722万1,960円、ハイブリッドの最上級車Executive Lounge S(Z)が750万2,760円(エアロボディ7人乗り)となっています。

マイナーチェンジ後は、全車で2万1,600円値上げされましたが、V6とハイブリッドに設定されている豪華グレード、Executive Loungeのみは5,400円値下げされています。

ヴェルファイアのみ選択可能なグレードとして、2.5LガソリンのエアロボディZ Gエディションをラインナップ。

ガソリン車には、全グレードでFFと4WDを選択でき、ハイブリッド車はすべて後輪にモーターを搭載した、電気式4WDのE-Fourとなります。

 

 

 

エントリーグレードの2.5Lガソリン“X”から、エアロ仕様の最上位グレードHYBRID Executive Lounge S(ヴェルファイアはZ)まで価格帯はその差400万円と幅広く設定されています。

両側パワースライドドア、スマートエントリーやUVカットガラスなどは全車標準のため、パワートレインを除けばインテリアの加飾やセカンドシートの材質や機能がグレードの差となります。

最高級グレードのExecutive Loungeはクラウンを超える高額車で話題を呼びましたが、2列目のエグゼクティブパワーシートの居住性と豪華さはトヨタ車トップといってよいでしょう。

エグゼクティブクラス並み?のセカンドシート

エグゼクティブクラス並み?のセカンドシート

標準のキャプテンシートより100mmシート幅が広く、表皮はホワイト色も選べるようになったナッパレザーに変更、電動オットマン、アームレストに収納された机やエアコンやエンターテインメントシステムを操作できるリモコンなど旅客機のビジネスクラス並みに贅を尽くしたシートです。

マイナーチェンジでExecutive Loungeでもワイルドなエアロ仕様が選べるようになり、ショーファードリブンだけでなくオーナードライバーにも需要が広がるかもしれません。

 

アルファード/ヴェルファイアのカラーラインナップ

ボディカラーは全7色

新型アルファード/ヴェルファイアのボディーカラーは、両車ともにソリッドが1色とパールが2色、メタリックが3色、ガラスフレークと呼ばれるキャンディカラーが1色という計9色のラインナップがあります。

有償カラーの、ホワイトパールクリスタルシャインとスパークリングブラックパールクリスタルシャインは、アルファード/ヴェルファイアともに設定され、それぞれ3万2,400円。

有償色では他に、アルファード専用色としてラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク、ヴェルファイア専用色のバーニングブラッククリスタルシャインガラスフレークがあり、こちらも3万2,400円となります。

カラー
ソリッド ブラック
パール ホワイトパールクリスタルシャイン
スパークリングブラックパールクリスタルシャイン
メタリック ダークレッドマイカメタリック

スティールブロンドメタリック

グラファイトメタリック

ガラスフレーク ラグジュアリーホワイトパールクリスタルシャインガラスフレーク(アルファード専用)

バーニングブラッククリスタルシャインガラスフレーク(ヴェルファイア専用)

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新型アルファード/ヴェルファイアのライバルは?

新型アルファード/ヴェルファイアのライバル車としては、他社が販売するLクラスミニバン、日産エルグランドやホンダオデッセイが存在します。

アルファード(全長4,945mmx全幅1,850mmx全高1,935mm※・337万6,080円~750万8,160円)※エアロボディ車は全長4,950mm、ハイブリッドとガソリン車の4WDは、全高1,950mm。

ヴェルファイア(4,935x1,850x1,935※・337万6,080円~750万8,160円)※ハイブリッドとガソリン車の4WDは、全高1,950mm。

日産エルグランド

日産新型エルグランドの評価と口コミを辛口チェック!

出典:日産公式HP

エルグランド(4,945※x1,850x1,815)※ハイウェイスターは全長4,975mm

かつてはアルファード/ヴェルファイアの、もっとも強力なライバルだった日産エルグランドは、2.5L 4気筒と3.5L V6の二種類のパワーユニットがあります。

リアにマルチリンクサスペンションを搭載し、家族で使うミニバンとして、乗り心地に優れているのが、エルグランドの魅力です。

現在も日産の最上級ミニバンとして健在ですが、ハイブリッド車がラインナップされないことなどから、かつての人気は影を潜め、現在の販売台数は年間8,000台程度と低迷しています。

価格は、2.5Lのベースグレード250XG(FF)が321万3,000円、3.5L V6エンジンを搭載したエアロスタイルの豪華仕様、350ハイウェイスターSアーバンクローム(4WD)が583万4,160円。

上級グレードのVIPパワーシートパッケージ(4WD)が、806万7,600円となっています。

 

ホンダ オデッセイ

オデッセイの外観

出典:ホンダ公式HP

オデッセイ(4,840x1,820x1,685※)4WD車は全高1,685mm

かつてホンダのLクラスミニバンだった、エリシオンが廃止され、それまで中級クラスだったオデッセイが上級車種へと移行し、ホンダの最上級ミニバンとしての役割を担っています。

アルファード/ヴェルファイアと比べてボディサイズが一回り小さく、ミニバンなのに車高を低く抑えたボディが特徴のオデッセイは、ホンダのスポーツハイブリッドi-MMD搭載車をラインナップし、2017年の年間販売台数では2万832台となかなかの健闘を見せています。

スポーツハイブリッドi-MMDとは、基本はエンジンが発電してモーターによって走行しますが、高速道路巡行時にはエンジンのみで走行して燃費を稼ぎ、力強い加速が必要な時はモーターとエンジンの両方で走行する3モードハイブリッドを採用。

ハイブリッド特有のモーターによる発進からのスムーズな加速や、峠道などではモーターとエンジン両方の力を使って、軽快な走りを実現し、カタログ値26.0km/Lという低燃費を達成しています。

価格は、ガソリン車のベースモデルG AERO・Honda SENSING(FF・7人乗り)が306万6,400円、ハイブリッドの上級モデル、HYBRID ABSOLUTE EX・Honda SENSING(FF・7人乗り)が415万円です。

 

アルファード・ヴェルファイアの評価、口コミ

アルファードの顔

アルファード

トヨタの高級ミニバン、アルファードとヴェルファイアが2018年10月にマイナーチェンジされています。

アルファード・ヴェルファイアといえばミニバンの中でも大型で高額なモデルですが、月約7,000台以上を販売する人気モデルです。

新型もアルファードが3,600台/月、ヴェルファイアが4,500台/月と強気の販売目標ですが、人気モデルゆえ目標を大きく上回ってくるでしょう。

今回のマイナーチェンジは、内外装の変更や安全装備の充実、パワートレインの刷新など大規模です。

 

エクステリアの評価、口コミ

ヴェルファイア

ヴェルファイア

大型のメッキグリルを採用した押し出しの強いフロントフェイスは、メッキパーツの面積が増えより一層力強い(アクが強い)デザインへ変更されています。

アルファードのフロントマスクで印象的なのは、格子状のメッキが施されたグリルのデザインで、押し出しの強さとともに、Lクラスミニバンにふさわしい品格を思わせます。

ヴェルファイアは、フロントマスクのメッキ加飾が高級感を演出し、バンパー両サイドの大型インテークが、スポーティーなイメージで若々しさを与えています。

標準仕様とエアロパーツを装着した仕様から選べるようになり、アルファードのエアロ仕様はフロントグリル下部が大きく変わり、最も大きく変化を感じるデザインです。

シーケンシャルウィンカー(流れるウィンカー)の採用、リアバックドアガーニッシュやコンビランプのデザイン変更などのディテールも、高級車らしく向上しています。

アルファード/ヴェルファイアともに、ボディサイドの打ち寄せる波を思わせる特徴的なBピラーの形状が、広いグラスエリアと相まって、豪華ヨットかクルーザーといった雰囲気があります。

 

よい口コミ
「これまでよりもさらに迫力が出て、高級感も増した」

「エアロ仕様はカスタムモデルの様でカッコイイ」

と好意的な意見もある一方、

わるい口コミ
「フロントだけが悪目立ちで、全体のバランスが悪い」

「ゴテゴテして品が無い、メッキが逆に貧乏くさく、悪趣味の域まで達している」

とアクの強い外観デザインは賛否両論です。

 

インステリアの評価、口コミ

アルファードのインテリア

新車値引きマスター
ルファード/ヴェルファイアの醍醐味は何といってもラグジュアリー感が満たされるインテリアにあります。

内装デザインに大きな変更はありませんが、量販グレードのシートがファブリック+合成皮革のコンビシートから、フル合成皮革になるなど各所に質感の向上が図られています。

新型アルファード/ヴェルファイアのインテリアでまず目につくのは、高級感があって開放的なインパネ周りのデザインです。

助手席側のダッシュパネルやセンターコンソール、ドアハンドル部に上品な木目調パネルをあしらい、メッキの加飾も控えめで、とても居心地の良い空間を演出。

パッセンジャーシート(助手席)は、何と1,160mmのスーパーロングスライド機能を装備しており、足元を休めるオットマンとともに、車とは思えない夢のくつろぎを体感できます。

新型アルファード/ヴェルファイアのインテリアで特筆すべきは、セカンドシートの優れた快適性で、グレード別にそれぞれの特徴を解説します。

 

Executive Loungeシート

最高級グレードに装備される、専用のExecutive Loungeシートは、電動式のスライドリクライニングとオットマンを搭載した贅沢なもの。

乗車中に足元の疲労を大幅に軽減する、電動パワー式のオットマンは、最大140mmまで伸縮が可能で、幅広い体格の人に対応が可能です。

左右の座席で独立して設置されたアームレストには、シートの機能やエアコン操作などが行える集中コントローラーが装備され、航空機のビジネスクラスのような機能性の高さを誇ります。

シート素材は、最高級のナッパレザーを使用したプレミアムな本革製で、カラーはフラクセンと呼ばれるアイボリーとブラック、ホワイトの三色があります。

 

エグゼクティブパワーシート

アルファードのG Fパッケージ・SR Cパッケージ・GF・SC・S Cパッケージ、ヴェルファイアのV Lエディション・ZR Gエディション・VL・ZG・Z Gエディションに装備される、エグゼクティブパワーシートも贅沢です。

シート素材は通常の本革製※で、前後スライドは手動となりますが、電動クライニングや、オットマンの展開と格納も電動で行えます(伸縮機能はなし)。

※アルファードのG Fパッケージ・SR Cパッケージ・GFは本革、SC・S Cパッケージは合成皮革、ヴェルファイアのV Lエディション・ZR Gエディション・VLは本革、ZG・Z Gエディションは合成皮革となります。

このシートは、前後500mmまでのスライドが可能で、センター部には格納式のサイドテーブルが装備されています。

こちらも、カラーはフラクセン・ブラック・ホワイトの3種類が選択できます。

 

リラックスキャプテンシート

新型アルファードのG・X(7人乗り)・SR・HYBRID S・G・S Aパッケージ・S(7人乗り)、新型ヴェルファイアのV・X(7人乗り)・ZR・HYBRID Z・VL・Z Aエディション・Z(7人乗り)には、リラックスキャプテンシートを装備。

このシートは、前後最大830mmのロングスライドが可能となっており、まるでリビングルームみたいな、広々とした足元空間でくつろげます。

スライドやリクライニングは手動式ですが、オットマン(手動式)やアームレストも装備されています。

シート素材は、アルファードのSR・G、ヴェルファイアのV・ZRがが合成皮革で、他はすべてファブリック(布製)となります。

 

6:4分割チルトアップシート

新型アルファード/ヴェルファイアの8人乗り仕様には、使い勝手の良い6:4分割のチルトアップシートが装備されています。

素材はすべてファブリックで、スライド・リクライニングともに手動で、オットマンは装備されませんが、センター部に格納式のアームレストがついています。

 

機能性の高い三列目シートで広々した荷室

三列目シートにも、スライド・リクライニング機能が装備される他、シートに薄型構造を採用したことで、左右にはね上げして格納した際の荷室空間を拡大。

荷室床下には148Lという大容量の収納スペースを備え、分割脱着式のデッキボードを外せば、観葉植物といった高さのある荷物も、十分に積み込みが可能です。

 

16色の天井LEDイルミネーション

新型アルファード/ヴェルファイアには、後部座席でのナイトドライブを華やかに演出する、天井のLEDイルミネーションが装備されています。

何と16色ものカラーバリエーションが選択可能で、運転席のマルチインフォメーションディスプレイと、後部座席のスイッチで、明るさも4段階に調節でき、家族旅行やアウトドアレジャーといった楽しみを一層盛り上げてくれるでしょう。

 

よい口コミ
「インテリアの豪華さはクラウンを超える。ゆったりした室内も満足」

「LLミニバンのサイズならではの大空間で、ゆったりとした移動ができる」

とインテリアに関する不満はほとんどありません。

ヴェルファイアのインパネ

1,160mm助手席を移動できるスーパーロングスライドシートや、サードシート下の大容量床下ラゲッジ収納などユーティリティー面も工夫されています。

アルファードの床下収納

また後方や側方から接近するクルマなどを検知し警告するリアクロストラフィックアラートやブラインドスポットモニター、デジタルインナーミラーなど大柄なボディによる運転のしにくさを軽減する装備も充実させました。

4気筒の2.5Lガソリンエンジンは変更ありませんが、3.5LのV6エンジンは新設計の直噴アトキンソンサイクルエンジンへ変更し、ATも6速から8速のDirect Shift-8ATに換装しています。

3.5L V6エンジン

3.5L V6エンジン

ハリアーに搭載された2.0Lのダウンサイジングターボは見送られましたが、総じてパワーに関する不満は小さいようです。

 

よい口コミ
「3.5Lは価格的に予算オーバーだが、試乗したら売れ筋の2.5Lでも必要十分なパワーだった」

「エンジンの静粛性が高く、クルマのキャラクターにあっている」

と満足度は高いようです。

よい口コミ
「乗り心地はバツグン。高級ミニバンらしく居心地よく移動できる」

という評価が多いですが、

わるい口コミ
「下り坂のカーブではロールが大きく、怖い」

「乗っていてもユサユサ感があり、落ち着かない」

とネガティブなコメントもあります。

重量があり車高も高いため軽快な走行フィールではありませんので、ドライビングを楽しむよりはゆったりと移動を楽しんだ方が良さそうです。

 

アルファードの性能(燃費、エンジン、装備など)

アルファードのパワーユニットはガソリンが2種類とハイブリッドの合計3種類です。

パワーユニット パワー 燃費
ハイブリッド
(システム出力192ps)
直列4気筒2.5Lガソリン 152ps/5,700rpm
21.0kgf・m/4,400rpm
18.4~19.4km/L
フロントモーター
リヤモーター
143PS/27.5kgf・m
68PS/14.2kgf・m
ガソリン V型6気筒3.5Lガソリン 301ps/6,600rpm
36.8kgf・m/4,600~4,700rpm
10.4~10.8km/L
直列4気筒2.5Lガソリン 182ps/6,000rpm
24.0kgf・m/4,100rpm
11.6~12.8km/L

 

注目の3.5L V6エンジンはレクサスGSに搭載されたエンジンと同型で、先代の280ps/35.1kgf・mから301ps/36.8kgf・mへパワーアップしつつ燃費も向上した最新ユニットです。

ガソリン車はFFと4WDの選択ができ、2.5LはCVT、3.5Lは6速ATから8速ATへ変更されています。

ハイブリッドはフロントのモーターに加えて、リアもモーターで駆動するE-Four(電気式4WD)の設定となっています。

 

2.5L直列4気筒DOHC VVT-iミラーサイクル ハイブリッド+i-Four

アルファード/ヴェルファイア ハイブリッドに搭載されるパワーユニットは、2.5L直列4気筒DOHCにトヨタの可変バルブタイミング機構VVT-iが装備された、ミラーサイクルの高効率エンジンに、1モーターを組み合わせたTHS-Ⅱです。

ミラーサイクルとは、吸気バルブの遅閉じを行って実質的な圧縮比を低く抑えることで、燃焼室内が高温になりすぎて発生する、ノッキングといった異常燃焼によるトラブルを防ぎます。

圧縮行程の際に、バルブを閉じるタイミングを遅くして圧縮力を抑えた分、膨張比を高くすることで、熱効率を向上させた新世代のパワーユニットです。

トヨタハイブリッドシステムTHS-Ⅱは、遊星歯車機構を応用した動力分割機構に、エンジン・モーター・ジェネレーターというすべての動力源が直結されている、スプリット(パラレル)方式を採用しています。

クラッチもギアボックスもトルクコンバータもないこのシステムは、この動力分割機構一つでエンジンとモーターのパワーを分割し、走行しながら発電を行うことができる画期的なハイブリッドで、EVのようなスムーズな走りが可能です。

リアにもモーターを搭載したE-Four

アルファード/ヴェルファイア ハイブリッドは、全車がリアにモーターを搭載した電気式4WDのE-Fourを搭載し、雪道など滑りやすい路面での、安定した走行を可能としています。

通常は前輪のみで走行し、前輪(駆動輪)が滑り出した際には、リアのモーターが作動して後輪を駆動させて車の姿勢を制御し、安心したドライブが可能です。

この電動4WDシステムは、70km/hまでの速度域で機能し、ハリアー ハイブリッドやプリウスにも採用され、雪国で生活する人に便利となっています。

 

遊星歯車機構(動力伝達機構)とは

遊星歯車機構(Planetary gear mechanism)とは、太陽の周りを周回する天体にヒントを得た動力伝達装置で、1781年にイギリスの発明家、ジェームズ ワットが開発したものです。

遊星歯車は、中央に太陽に見立てたサンギア、その周りを周回する3つの遊星ギア(プラネタリーギア)、さらにその周囲をぐるりと取り囲む内歯車(アウターギア)で構成されています。

トヨタのハイブリッドシステムは、中央のサンギアにジェネレーター(発電機)、その周りの遊星ギアにエンジン、さらに外側の内歯車にはモーターを接続。

この単純な部品一つで、すべての動力源を効率よく制御できるTHS-Ⅱは、全域にわたって非常にスムーズな、独特の乗り味を持っています。

 

2.5L直列4気筒DOHC VVT-iミラーサイクル ハイブリッド+i-Four スペック
最高出力112Kw(152ps)/5700rpm

最大トルク206N・m(21.0kgm)/4400-4800rpm

モーター最高出力・最大トルク105Kw(143ps)・270N・m(27.5kgm)

リア モーター最高出力・最大トルク50kw(68ps)139N・m(14.2kgm)

システム最高出力145Kw(197ps)

 

3.5L 直噴V型6気筒DOHCデュアルVVT-iW

アルファード/ヴェルファイアに搭載される3.5L V6エンジンは、直噴とポート噴射式という両方の燃料供給システムを搭載した、D-4Sシステムを搭載した新しいパワーユニットです。

このD-4Sにより、直噴のデメリットである、エンジン内でのスス(カーボン)の発生によるトラブルを防ぎ、直噴ならではのハイパワーと低燃費を実現。

さらに、吸気側・排気側ともにバルブタイミングを幅広い回転域で可変させる、デュアルVVT-iWを採用し、低回転から高回転までレスポンスに優れた軽快な走りを楽しめます。

このエンジンは、2018年2月のマイナーチェンジで、新しくアルファード/ヴェルファイアに採用されました。

3.5L 直噴V型6気筒DOHC デュアルVVT-iW スペック

最高出力221Kw(301ps)/6600rpm

最大トルク361N・m(36.8kgm)/4600-4700rpm

 

2.5L直列4気筒DOHC デュアルVVT-i

アルファード/ヴェルファイアのもう一つのパワーユニットは、2.5L 直列4気筒DOHCの2AR-FE型で、こちらはハイブリッドの2.5Lとは異なる、一般的なオットーサイクルを使用したエンジンです。

 

吸気・排気と両方のバルブを可変させる、デュアルVVT-iを搭載し、最高出力182ps・最大トルク235N.mのハイスペックを誇りますが、車両重量が2トンを超えるアルファード/ヴェルファイアでは、それほどパワフルには感じられません。

 

アイドリングストップ搭載車は、12.8km/Lというまずまず優秀な燃費を達成しているこのエンジンには、多くの国産小型車と同じCVT(ベルト式無段変速機)が組み合わされます。

2.5L直列4気筒DOHC デュアルVVT-i スペック

最高出力134Kw(182ps)/6000rpm

最大トルク235N・m(24.0kgm)/4100rpm

 

アルファード/ヴェルファイアの燃費性能

新型アルファード/ヴェルファイアの燃費性能は以下のようになります。

エンジン カタログ燃費

(JC08モード)

実燃費
2.5L直4 DOHC VVT-i
ハイブリッド
18.4km/L 11.58km/L
3.5L直噴V6 DOHC
VVT-iW
10.6km/L
(4WDは10.4km/L)
8.68km/L
2.5L直4 DOHC VVT-i 12.8km/L
(4WDは12.0km/L)
8.30km/L

新型アルファード/ヴェルファイア ハイブリッドの燃費は、カタログ値で18.4km/L・実燃費が11.58km/Lで、さすがに2,100kgを超える車両重量では、トヨタハイブリッドの優れた燃費性能をもってしてもまずまずの数値といったところ。

ライバルのホンダ オデッセイハイブリッドは、カタログ値26.0km/L・実燃費15.59km/Lとかなり上回っており、こちらは車両重量が1,860kgと相当に軽いため、燃費には有利です。

アルファード/ヴェルファイアのガソリン車では、3.5L直噴V6がカタログ値が10.6km/L・実燃費が8.68km/L、2.5L直4が12.8km/L・8.30km/Lと、3.5 V6が実燃費で2.5直4をやや上回っています。

これは、直噴とポート噴射を組み合わせたD-4Sや最新の可変バルブタイミング機構デュアルVVT-iW、高性能8速ATといった先進技術によるもので、走りの良さを考えれば十分納得できる燃費性能です。

 

新型アルファード/ヴェルファイアの走り

新型アルファード/ヴェルファイアの走りについて、パワーユニット別に説明し、同時にサスペンションや安全装備について、解説していきます。

ハイブリッド

アルファード/ヴェルファイアのような重量級ミニバンのパワーユニットは、発進時からの優れた走行性能や、燃費の良さを考慮すれば、ハイブリッドが理想的と考えられます。

ハイブリッド車の価格は、440万円~750万円と、2.5Lガソリン車に比べてかなり高く設定されていますが、販売数は全体の20%とそれほど人気がありません。

ハイブリッドは、2,240kg(Executive Lounge)という車両重量の重さから、実燃費は11.58km/Lと期待されるほど優秀ではないのが、人気がいまひとつな理由でしょう。

走行性能についても、たとえ143ps・270N.mという強力なモーターを持ってしても、この重すぎるボディでは、高速道路への進入時や追い越し時の加速にはやや不満が残ります。

ハイブリッドでもっとも優れているのは静粛性の高さで、この点では、アルファード/ヴェルファイアの中でもっとも高級といって間違いないでしょう。

 

3.5L直噴V6ガソリンエンジン

アルファード/ヴェルファイアの中で、もっとも人気が高いのが、最新の3.5L直噴V6 DOHCエンジンを搭載したモデルです。

このエンジンの魅力は、従来型の3.5 V6から最高出力で21ps・最大トルクで17N.m向上したスペックにより、あらゆる状況で重いボディを物ともしない、スムーズでパワフルな走りを実現しているところ。

特に実用域でのトルクが非常に強力で、デュアルVVT-iWによる優れたレスポンスと、最新の8速多段式オートマチックトランスミッションによる緻密なパワー制御が絶大な効果を発揮し、気持ちよくドライビングすることができます。

アルファード/ヴェルファイアの3.5L V6モデルは、スムーズで力強い走行性能や優れた静粛性、ゆったりとしたゴージャスな室内に快適な乗り心地など、ミニバンの形をした一種のドリームカーと言えるでしょう。

 

2.5L直4 DOHCガソリンエンジン

アルファード/ヴェルファイアで、人気が高いのはV6エンジン車ですが、やはり520万円~740万円という価格は高いと言わざるおえません。

そのため、市場で販売の中心となるのは、335万円~415万円とリーズナブルな2.5Lモデルで、販売数の50%以上を占めています。

トヨタのコンパクトカークラスに採用されている、トルクコンバーター付きのCVTと組み合わせられる2.5Lエンジンは、決してパワフルではないものの、通常の走行でそれほど不満を感じることはありません。

ハイブリッドやV6と比べて車両重量が軽く、それが乗り心地にも貢献しており、静粛性も高く快適なため、購入して十分に満足のできる車となっています。

 

新型アルファード/ヴェルファイアのサスペンション

登場から3代目となる、現行アルファード/ヴェルファイアのリアサスペンションは、従来の一般的なFF小型車と同じトーションビームの固定式から、高機能なダブルウィッシュボーン式へと変更されています。

ダブルウィッシュボーン式は、1930年代にアメリカのGMが開発したサスペンション形式で、走行安定性と乗り心地を高度にバランスさせることが可能な、セッティングの自由度が高いことで当時は主流となっていました。

アルファード/ヴェルファイアには、ダブルウィッシュボーンの構造が複雑で、搭載するスペースを得るには荷室が狭くなってしまう欠点を解消するため、アッパーアームの形状を工夫した新開発のユニットを採用しています。

現行型アルファード/ヴェルファイアは、従来型と比較して低速域でのゴツゴツとした衝撃が改善され、高速域では揺れやうねりが少なくフラットで快適な乗り心地を実現し、車としての魅力を大きく高めています。

 

安全装備の目玉はトヨタセーフティセンス(第2世代)

2017年末に行われたマイナーチェンジの目玉が、次世代型トヨタセーフティセンス(第2世代)全車標準装備化です。

従来のトヨタセーフティセンス Pと同じく単眼カメラとミリ波レーダーを組み合わせた方式ですが、性能や機能は大幅にアップしアルファード・ヴェルファイアが初の搭載となります。

障害物を検知し自動ブレーキを行うプリクラッシュセーフティーは、対応速度域が拡がり、自動車や歩行者だけでなく複雑な動きをする自転車も検知し、これまで苦手だった夜間の歩行者検知能力も向上しています。

夜間の歩行者検知能力も向上

夜間の歩行者検知能力も向上

全車速対応のレーダークルーズコントロールやアダプティブハイビーム(グレードによってはオートマチックハイビーム)の他、ステアリング操作支援付きの車線維持支援を行うレーントレーシングアシスト、道路標識を認識するロードサインアシストはトヨタ初の機能です。

道路標識を認識するロードサインアシスト

道路標識を認識するロードサインアシスト

 

トヨタ セーフティセンス衝突回避支援パッケージの内容

・LTA(レーントレーシングアシスト)
走行中に車線から逸脱する可能性を車が自動的に察知し、警報ブザーや、マルチインフォメーションディスプレイの警告表示によってドライバーに知らせ、ステアリング操作の一部を支援して走行車線を維持する(トヨタブランドでは初採用)。

走行中に車のふらつきを察知した場合も、メーターパネル内の、マルチインフォメーションディスプレイに警告灯を表示させ、注意を促す。

 

・プリクラッシュブレーキ(自動ブレーキ)

前方の車両や歩行者(昼・夜)、自転車(昼)をミリ波レーダーと単眼カメラが自動的に察知し、警告アラームと警告表示によりドライバーに知らせ、必要な場合はプリクラッシュブレーキアシストを作動させてブレーキを踏む力をアシスト。

ブレーキ操作がされない場合は、プリクラッシュブレーキ(自動ブレーキ)を作動させて、衝突を回避もしくは被害を軽減させる(トヨタブランドでは初採用)。

歩行者・自転車に対して10~80km/hの速度域で作動し、車両に対しては約10km/h以上の速度で作動します。

 

・レーダークルーズコントロール

高速道路走行時に、ミリ波レーダーと単眼カメラにより前走車との距離を自動で把握し、アクセル操作をしなくても、車が自動的に適切な車間を保ちながら走行を維持(高速道路走行時のみ使用可能)。

高速クルージングや渋滞時に、ドライバーの疲労を軽減する。

 

・自動ハイビーム

夜間走行時に、車がLEDヘッドライトの点灯・消灯を細かく制御し、前走車や対向車のドライバーがまぶしさを感じないよう、自動的に遮光を行う。

ドライバーが、ヘッドライトの操作をしなくても、安全な夜間走行が可能。

 

・ロードサインアシスト

単眼カメラが、走行中に認識した道路標識を、ドライバーが見落とさないよう、ヘッドアップディスプレーに表示させる(トヨタブランドでは初採用)。

 

・先行車発進アラーム

信号待ちや渋滞時に、先行車が発進したことをアラームによって知らせる。

 

インテリジェントクリアランスソナー

2018年10月25日にマイナーチェンジされた、新型アルファード/ヴェルファイアには、全車にインテリジェントクリアランスソナーが標準装備されました。

インテリジェントクリアランスソナーとは、車体の前後合わせて8か所に搭載された超音波ソナーによって、駐車場などでの低速取り回し時に、アクセル・ブレーキペダル操作に関係なく衝突の回避と被害の軽減をする装置です。

超音波ソナーが、前後進行方向にある壁などの障害物を検知し、衝突の危険性がある場合は、エンジンならびにハイブリッドシステムの出力を抑制。

さらに、障害物との距離が縮まり危険が高まった時には、自動ブレーキによって衝突の回避、もしくは衝突被害の軽減を行います。

前後に4つずつ、計8個のソナーを装備しているため、障害物を検知する範囲を拡大し、安全性を高めています。

 

インテリジェントクリアランスソナーの注意点

1.インテリジェントクリアランスソナーは、衝突の危険がある場合に、自動ブレーキが機能しますが、必ずしも停止できるわけではありません。

2.道路状況や車両の状態、悪天候時には作動しないことも。

3.衝突の可能性がない場合でも、システムが作動する可能性があります。

4.超音波ソナーが障害物を検知する範囲や、作動する速度には限界がある。

 

ブラインドスポットモニター

新型アルファード/ヴェルファイアに、デジタルインナーミラーとセットでメーカーオプションとなる、ブラインドスポットモニターは、ドアミラーの死角に入った車両を知らせる安全運転支援システムです。

走行中にドライバーが車線変更などを行う際に、後側方(ドアミラーの死角)の安全確認を支援するために、レーダーセンサーで車両を検知し、ドアミラー上のLEDインジケーターを点灯させて警告します。

 

ブラインドスポットモニターの注意点

  1. レーダーセンサーが検知できる車両の大きさは、小型二輪車以上です。
  2. 一部、特殊な道路状況では、静止している物体に反応することも。
  3. .悪天候や道路状況、車両の状態によっては、使用が不可能な場合があります。
  4. ブラインドスポットモニターは、あくまで車線変更時などの安全確認をアシストするもので、安全なドライブのために、ドライバーがきっちりと安全確認を行う必要があります。

 

アルファード/ヴェルファイアの強みと弱み

アルファードの強みは

国内トップということが強みに

国産の大型ミニバンでは日産エルグランドやホンダオデッセイがライバルになりますが、豪華で快適な室内空間はアルファード・ヴェルファイアにはかないません。

「大空間高級サルーン」を目標とした乗り心地や静粛性も、大きな魅力です。

先代モデルよりも車高を下げた低重心設計とし、リアサスペンションも路面追従性の良いダブルウィッシュボーンを採用しています。

マイナーチェンジで、高剛性ガラス接着剤などの使用や構造用接着剤の適用範囲を拡大し車体剛性を高め、走行安定性の確保と上質な乗り心地に磨きをかけています。

また中心価格帯は400~500万とかなり高級車の部類に入りますが、リセールバリューも高いというのも人気の秘密です。

グレードやカラーにより下取り価格は変わりますが、アジアを中心に輸出人気も高くトヨタ車の中でもトップクラスのリセールバリューがあります。

高い残価率を背景とした残価設定ローンが準備されているのも、ユーザーのメリットになるでしょう。

ヴェルファイアの弱みは?

弱みは強すぎる車の存在感?

これまで弱みだった先進安全装備も、次世代セーフティセンスの搭載で弱点ではなくなりました。

それでもアイサイトやホンダセンシングなどの他社に追いついたレベルで、トヨタの実質的な最高額モデルであれば、さらに進んだ自動運転支援機能も欲しかったところです。

大きなボディでイカついフロントフェイスは存在感バツグンですが、一方でアンチも多いクルマです。

わるい口コミ
「駐車場や高速の流入でモタモタして邪魔。運転がヘタなら大きいクルマに乗らないでほしい」

「ドライバーの運転マナーが悪い。1車線の渋滞した道路で煽ってくるのは大抵アル・ヴェル」

と高額車に対するやっかみ半分の辛らつな意見もあります。

アルファード・ヴェルファイアに限らす威圧感のあるデザインの車に乗り「他のクルマになめられたくない」と思うドライバーが一定数いることは確かで、追加されたエアロ仕様などはこうしたニーズに応えたものという点は否めません。

こうしたユーザーの全てがマナーの悪い運転をしているわけではありませんが、目立つクルマだけに他からよく見られています。

アルファード・ヴェルファイアが高額なミニバンから高級車として認められるためには、オーナーの品格とスマートな運転が欠かせないのは言うまでもありません。

 

トヨタ・アルファードの評価、口コミまとめ

アルファード・ヴェルファイアの辛口評価

アルファード・ヴェルファイアのように、大型のミニバンを高級リムジンのようにしつらえたクルマは輸入車にはありません。

大空間を持つ高級サルーンは、日本独自の発想で作られたオリジナリティの高いクルマです。

航空機や新幹線のように、ゆったりとした快適な空間で移動するツールとしては、アルファード・ヴェルファイアは最高の選択肢になるでしょう。

マイナーチェンジでパワフルかつ燃費の良いV6エンジンの変更や安全装備も進化し、ほとんど弱点は無くなりました。

存在感のある派手なフロントフェイスは好みが分かれるかもしれませんが、家族のためのファミリーカーとして最高級のクルマになるでしょう。

 

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