ベンツ新型Bクラスはコンパクトカーで運転しやすいことから日本でも人気を集めそうです。
新型Bクラスについて調べると、次のことが分かりました。
新型ベンツBクラスのポイント
- 現行Bクラスは人気・販売台数ともイマイチ感あり(Aクラスとキャラがかぶった)
- ライバルはやはりBMW2シリーズツアラー
- 新型Bクラスが発表されておりドイツでは2019年の2月、日本では2019年初夏に発売される予定
- 新型Aクラスのプラットフォームを拡大したのが新しいBクラス

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この記事の内容
新型ベンツBクラス評価・口コミを辛口チェック
フルモデルチェンジした新型Bクラスは、機能や走りを進化させました。
メルセデスベンツは一番コンパクトなAクラスをベースに、ボディサイズを拡大させたことで誕生したのがBクラスです。
コンパクトサイズながらも、今回のフルモデルチェンジでラゲッジスペースや後席を拡大させたことで、室内にいるとコンパクトさを感じさせません。
では具体的に新型Bクラスがどのような車なのかをみていきましょう。
新型Bクラスの予想価格
新型Bクラスは、このあとでご紹介するように、上質感を加え、最新装備を搭載したことから、フルモデルチェンジ前のBクラスより、車両本体価格が高くなると予想します。
現行のBクラスは1グレードのみの設定で、車両本体価格が364万円程ですから、新型Bクラスは車両本体価格が400万円近くになると予想されます。
新型Bクラスのパワーユニット
新型Bクラスのパワーユニットは以下のようになります。
種類 | エンジン
最高出力 |
|
1.4Lガソリンターボ
【B180】 |
直4ターボ | 138ps/20.4kgm |
1.4Lガソリンターボ
【B200】 |
直4ターボ | 165ps/25.5kgm |
1.5Lディーゼルターボ
【B180d】 |
直4ターボ | 118ps/26.5kgm |
2.0Lディーゼルターボ
【B200d】 |
直4ターボ | 152ps/32.6kgm |
2.0Lディーゼルターボ
【B220d】 |
直4ターボ | 193ps/40.8kgm |
ガソリン車は1.4Lターボ車、ディーゼル車は新開発の1.5Lと2.0Lターボ車が設定されました。
トランスミッションはB200d/B220dは8速DCT、それ以外には7速DCTを採用。
駆動式はFFまたは4WDが採用されています。
表にはありませんが、新型Bクラスプラグインハイブリッド車もラインナップされることが決まっています。
最大EV航続距離は50kmまで伸びる予想が出ており、「走る」だけでなく「環境」についての配慮を求めるユーザーには魅力的な1台になるでしょう。
さらに新型Bクラスには電気自動車バージョンが出される予定です。
メルセデスベンツの新しい電気自動車ブランド「EQ」のモデルとしてEQBを設定。
前後に1台ずつ電気モーターが搭載されることで駆動式は4WD、加速性は5.0Lガソリンエンジンに匹敵する大トルクを感じることができます。
予想最高出力が272ps、最大トルクが50.9kgmで、航続距離は400kmですので、満足の行く走りを実現してくれることが間違いありませんね。
新型ベンツBクラスの走り
ガソリン車は、フルモデルチェンジ前は1.6Lエンジンで、新型Bクラスは総排気量が1.4Lに縮小されましたが、最大トルクは11%も強化されています。
ディーゼル車では、最大トルクが26.5kgmもありますので、快適に走ること間違いなし。
加速もストレスを感じさせることはないでしょう。
新型Bクラスのエクステリア
新型Bクラスは、ベースとなっているAクラスと同じように、これまでよりスポーティなデザインとなっています。
一見するとAクラスと区別がつかないのは少し困りますね。
エクステリアの構造を変更することで、風切音も大幅に低減されているため、室内での会話もはずみますよ。
また車体全体がスマートになるようにつくられており、車体が低くみえるようにバランスがとられたルーフラインが設定されています。
スポーティモデルはフロントグリルのラインを1本にすることで、他のモデルとの差別化を図りました。
フルモデルチェンジ前と比べると、新型Bクラスはボディラインが大きくなっていることが分かりますし、ホイールも16インチから大口径のものだと19インチまでの設定があります。
ちなみに新型Bクラスのボディサイズは以下の通りです。
<ボディサイズ> | |||
全長 | 4,360mm | 全幅 | 1,785mm |
全高 | 1,557mm | ホイールベース | 2,729mm |
車両重量 | 1,435kg~ | 乗車定員 | 5名 |
新型Bクラスのインテリア
新型Bクラスのインテリアは、最新インフォテインメントシステムである「MBUX」(メルセデスベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)を採用。
MBUXコネクティビティシステムは、インパネにあるボイスコントロールやAR(拡張現実)ナビゲーションに対応し、会話するように自然に話すことで各機能を簡単に使うことが可能。
デジタルメーターを含めて2つのワイドディスプレイが採用され、見やすく美しい仕上がりになっています。
しかもクラシック、スポーツ、ディスクリートの3種類から表示形式が選べるのも魅力的。
後部座席は140mmスライドできることで、シートを立てた状態でもラゲッジスペースは455~705Lもありますし、後部座席を倒せば1,540Lものラゲッジスペースが出現します。
メルセデスベンツBクラスのグレード構成
新型Bクラスのグレードは、B180、B180d、B200、B200d、B220dの設定があります。
「d」はディーゼルグレードで合計3つありますね。
B180、B200は1.4Lガソリンターボ、B180dは1.5Lディーゼルターボ、B200d、B220dは2.0Lディーゼルターボが搭載されています。
国内導入は最初はB180が中心と予想されます。最新の日本導入情報をチェックしておきましょう。
カラーラインナップ
新型Bクラスのカラーラインナップは、フルモデルチェンジ前のBクラスと同色のものが複数ラインナップされるでしょう。
以下はフルモデルチェンジ前のBクラスのカラーラインナップですので参考にしてください。
<ボディカラー> | |
●ジュピターレッド | ●カルサイトホワイト |
●コスモスブラック※ | ●ポーラーシルバー※ |
●マウンテングレー※ | ●オリエントブラウン※ |
※印のものは67,000円の追加料金が必要です。
新型Bクラスの燃費性能
新型Bクラスの燃費は、1.4Lガソリンターボが18.5km/L、1.5Lディーゼルターボが24.4km/L、2.0Lディーゼルターボが23.8km/Lとなっています。
もう「輸入車は燃費が悪い」なんていえないほど、新型Bクラスの燃費は向上していますね。
安全装備はメルセデスベンツ品質
新型Bクラスにはドライバーが安心できる安全装備を搭載。
ではその一例をみてみましょう。
●ディスタンスパイロット・ディストロニック | レーダーセンサーにより先行車を認識して、速度に応じて車間距離を適切にキープ |
●ブラインドスポットアシスト | 約30km/h以上で走行中、リアバンパー左右のレーダーセンサーにより、車の斜め後ろのミラーで見えない死角エリアをモニタリングし、そこに車がいる場合は、ドアミラー内蔵のインジケーターが点灯して注意を喚起 |
●レーンキーピングアシスト | ドライバーの疲労や不注意による走行車線の逸脱を教えてくれる機能 |
●PRE-SAFE®(プレセーフ) | 危険回避のため急ハンドルや急ブレーキの操作をした際、安全装備の効果を最大限まで高めるため、電動シートベルトテンショナーの作動、サイドウインドウなどの自動クローズ、着座ポジションの自動調整が作動 |
これら以外にも最新の装備が搭載されています。
新型Bクラスの対抗車種は??
新型Bクラスの対抗車種は、BMW・2シリーズ、フォルクスワーゲン・ゴルフプラスでしょう。
いずれの車種も快適な走行性はもちろんのこと、多彩な機能を搭載していますが、新型Bクラスも今回のフルモデルチェンジで多くのユーザーを集めることができると予想します。
新型Bクラス評価口コミ辛口チェック! まとめ
新型Bクラスは、新型エンジンが搭載され、後席やラゲッジスペースが拡大されたことにより、さらに快適に乗ることができるようになったといえます。
ヨーロッパでは2019年2月に受注が開始されますので、日本の販売は2019年後半になるでしょう。
回の記事を参考に、新型Bクラスについて知っていただき、購入を検討してみてはいかがでしょうか。今
新型Bクラスの商談に行く前に…
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