世界のDセグメント車の世界標準といわれる、BMW3シリーズとは一体どうのような車なのか、2015年9月に新エンジンとなった、その魅力や特徴について解説していきます。
BMW3シリーズを購入するにあたり、注意すべき点は次の通りです。
BMW3シリーズのポイント
- ドイツ国内はもちろん、日本を始め世界の自動車メーカーが目標に掲げる、元祖小さな高級車
- 現行モデルは1.5L~3Lまで共通のエンジンブロックを使用する、新モジュラーユニットを採用
- 直噴ツインパワーターボと可変バルブシステム搭載で、低速から高速までスムーズな走りは健在
- メルセデスCクラスやアウディA4といったライバルが実力を高め、近年はかなり強敵となっている
- 2019年後半にも新型3シリーズが日本デビュー予定なので現行モデルは値引き拡大中

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この記事の内容
速報!BMW新型3シリーズ情報
2018年の10月にパリモーターショーで、BMWがフルモデルチェンジした3シリーズを発表しました。
BMWの中でメイン車種の位置づけである3シリーズは、5シリーズや7シリーズより小さいため運転がしやすいと支持を得ています。
新型3シリーズについて調べると、次のことが分かりました。
新型3シリーズのポイント
- 最新のCLARプラットフォームが採用されたことで、車両重量が最大55kg軽量化された
- ボディサイズを大きくしたことで、室内とラゲッジスペースを拡大した
- ドアノブにスマホをかざすことでロック解除が可能になった

新型BMW3の評価・評判を辛口チェック
3シリーズは人気のセダンで、フルモデルチェンジしたことで、新開発のパワートレインが搭載されることになりました。
大幅な性能アップが行なわれており、これまでの3シリーズ以上にドイツのアウトバーンを全力で駆け抜けることを可能にしています。
走行性については、車両重量が最大で55kg軽量化されたことで快適な走りを実現したのです。
では具体的に新型3シリーズがどのような車なのかをみていきましょう。
新型BMW3の価格
新型3シリーズは、イギリスでは以下の価格が発表されています。
グレード | イギリス価格 | 日本円換算 |
320d | 33,610ポンド | 約4,950,000円 |
320xDrive | 36,800ポンド | 約5,400,000円 |
330i | 37,660ポンド | 約5,550,000円 |
先代の3シリーズでオプション装備だったものが、新型3シリーズでは標準装備されていることから、表の日本円換算より高くなる可能性はあります。
新型BMW3シリーズのパワーユニット
新型3シリーズで発表されているパワーユニットをまとめました。
種類 | エンジン
最高出力 |
モーター
最大トルク |
システム
最高出力 |
|
2.0Lガソリンターボ
【330i】 |
直4ターボ | 257ps/40.8kgm | ―
|
―
|
2.0Lディーゼルターボ
【320d】 |
直4ターボ | 163ps/40.8kgm | ― | ― |
2.0Lターボ+電気モーター[eDrive]
プラグインハイブリッド |
直4ターボ | ― | ― | 252ps |
3.0Lガソリンターボ
【M340i】 |
直6ターボ | 365ps | ― | ― |
3.0Lディーゼルターボ
【M340d】 |
直6ターボ | 325ps | ― | ― |
3.0Lガソリンターボ
【M3】 |
直6ターボ | 480ps | ― | ― |
新型3シリーズは、1気筒あたり500ccの排気量を有した新開発のエンジンが搭載されます。
トランスミッションは6MTまたは8ATを設定。
プラグインハイブリッド車はEV航続距離が56kmを実現しています。
気になる新型BMW3シリーズの走り
新型3シリーズの直4の2.0Lガソリンターボエンジンは、新開発されたものでこれまでの3シリーズよりもパワーを感じる走行をみせてくれるでしょう。
3.0Lガソリンターボ【M3】は、フルモデルチェンジ前はエンジン最高出力が431psでしたが、M5が40psプラスされて600psとなりましたので、新型3シリーズも480ps程まで出力が高められました。
もともとBMWは快適な走りを約束してくれる車を生産していましたが、今回の新型3シリーズもその期待を裏切りませんね。
エクステリア
新型3シリーズは、クーペモデルである4シリーズをうかがわせるスポーティなデザインが採用。
フロントは、LEDヘッドライトが装着され、立体感のあるバンパーが採用されていることから、これまで以上の力強さを感じます。
リアは、テールは水平になったことでワイド感を表現。
そして目立つのは最新のホイールが装着されているほか、MスポーツモデルにはMのロゴが入ったキャリパーがスポーティ感をさらにアップ。
新型3シリーズはエクステリアも一新しています。
ちなみに以下の表は新型3シリーズのボディサイズですので参考にしてください。
新型3シリーズのボディサイズ | |||
全長 | 4,709mm | 全幅 | 1,827mm |
全高 | 1,440mm | ホイールベース | 2,851mm |
車両重量 | 1,435kg~ | 乗車定員 | 5名 |
フルモデルチェンジ前と比較すると全体的にボディサイズが拡大されています。
ホイールベースの拡大で室内空間が広くなり居住空間を広げることに成功。
最新のプラットフォームが採用され、車両重量が最大55kgも軽くなったのも驚きですね。
インテリア
新型3シリーズは質感や使いやすさが向上していることが分かります。
コックピットに座ると12.3インチデジタルメーターパネルに目がいき、中央には10.25インチタッチスクリーンからも多くの情報が入ってきます。
エアコン操作パネルもシンプルにまとめられていて良い感じです。
シートも新設計のものが採用され、ドライバーの負担を軽くしてくれます。
新型BMW3シリーズのグレード構成は?
新型3シリーズには、新しいモデルとしてM340iとM340dが設定されます。
2シリーズのベースラインのハイスペックバージョンであるM240iの3シリーズ版を思っていただくと、M3と通常モデルの中間に位置するグレードであると分かりますね。
そのほかには2.0Lガソリンターボ、ディーゼルターボ、3.0Lガソリンターボ、ディーゼルターボのグレードも出される予定です。
カラーラインナップ
新型3シリーズはフルモデルチェンジ前のボディカラーの9色と、ほぼ同じ数のカラーが設定されるでしょう。
ただフルモデルチェンジすると新カラーを採用する車種もありますので、どのようなカラーが発表されるか楽しみですね。
以下はフルモデルチェンジ前のボディカラーですので参考になさってください。
現行3シリーズのボディカラー | |
●アルビン・ホワイトⅢ | ●ブラックⅡ |
●ミネラル・ホワイト | ●グレイシャー・シルバー |
●ブラック・サファイア | ●メルボルン・レッド |
●メディテラニアン・ブルー | ●インペリアル・ブルー・ブリリアント・エフェクト |
●エストリル・ブルー |
燃費性能
新型3シリーズは、2.0Lガソリンターボで16.4km/L、2.0Lディーゼルターボで22.7km/Lの燃費を実現してくれます。
走る車はもっと燃費が悪いイメージをもちがちですが、改良を重ねた新開発のエンジンは燃費性能についても考慮されていますね。
安全装備
BMWは走りを楽しむためにも安全装備は充実しておいてほしいもの。
新型3シリーズには以下のような安全装備が搭載されています。
新型3シリーズの安全装備 | |
●衝突回避・被害軽減ブレーキ | 走行中に他のクルマとの衝突が避けられないタイミングまで、ドライバーによる回避操作がない場合、システムが自動的にブレーキをかけて衝突を回避・被害の軽減を図る |
●3Dビュー・カメラ | 車両周辺を3Dで表示しながら、確認したいアングルのクルマ周辺の状況を表示することができる |
●トップ・ビュー+サイド・ビュー・カメラ | 見通しの悪い路地や駐車場の出口などでの視認性を高め、快適かつ安全なドライブに貢献 |
●BMW ジェスチャー・コントロール | コントロール・ディスプレイに表示されたポップアップ表示を閉じるなど、利用頻度の高い機能を簡単に操作 |
●ステアリング&レーン・コントロール・アシスト | フロント・ウインドーに設置されたステレオ・カメラが車線と前方車両を検知し、車線の中央付近を走行するようにステアリングを自動でアシストする革新的な運転を支援 |
このほかにも最新の装備が採用される予定です。
新型3シリーズの対抗車種は??
BMWのような輸入車の対抗車種は、アウディA4、メルセデスベンツ Cクラスなどがあげられます。
いずれの車も走行性能が優れており、スポーティなエクステリアが目に留まる1台です。
330iでは0-100km/h加速が5.8秒で、これに対抗できる車種は先ほどの2車種のスポーツモデルです。
日本発売時期は?
エンジンをはじめ、エクステリアやインテリアなども改良され、フルモデルチェンジという言葉がふさわしい、3シリーズの進化がみられます。
BMWデジタルキーを使用すると、スマホでエンジン始動やドアの施錠が行なえるほどの成長もみせているのです。
ヨーロッパでは2019年3月に販売されますので、日本では2019年後半あたり販売される見通しがたっています。
値引きが拡大している現行3シリーズを購入するか、新型3シリーズを待つかの選択は悩ましいところです。

BMW3シリーズの評価・口コミを辛口チェック
出典:BMW公式HP
世界中の誰もが憧れる高級車、BMW3シリーズは1975年に登場。
そのルーツは大衆車VWビートルと高級大型セダン メルセデス ベンツとの間を埋める市場を狙った、BMW1500(ノイエクラッセ:新しいクラス)で、その後継モデルとしてデビューしたBMW3シリーズは、元祖小さな高級車です。
80年代のバブル経済が華やかりし頃、日本でも、二代目E30型が「六本木のカローラ」と呼ばれるほど大人気に。
現行モデルは2012年に登場し、小さな高級車と呼ばれたのが嘘のようにボディが大型化され、初代モデルの全長4,355mmから4,624mmへと269mmも拡大され、立派な高級車となりました。
2015年9月にマイナーチェンジされた現行F30(31)型は、パワーユニットを一新し、BMWファン待望の6気筒B58型を搭載した340iを追加、続いて2016年10月には1.5L 3気筒エンジンの318iがデビュー。
直噴ツインパワーターボ、可変バルブのバルブトロニックとツインVANOSを搭載し、その走りは、まさに駆け抜ける喜びを体現した素晴らしいの一言です。
近年はライバル車のメルセデスCクラスや、アウディA4といったDセグメントの強豪が頭角を現しており、2019年2月2日のパリサロンで発表された新型3シリーズは、BMW渾身のモデルだと噂されています。
それでは、BMW3シリーズの特徴をチェックしていきましょう。
BMW3シリーズの多彩なバリエーション
BMW3シリーズを購入するときのポイントとして、ボディタイプ、エンジンともに多彩なバリエーションから選択できることです。
全部で8種類のエンジンバリエーション
日本仕様のガソリンエンジンは、3気筒の1.5Lと、スペックの異なる二種類の4気筒2.0Lエンジン、6気筒の3.0Lという4種類。
さらに、Mシリーズ用ハイパフォーマンス版6気筒3.0Lに、スペック違いの2種類が存在し、合わせて6種類のラインナップです。
ディーゼルエンジンは、4気筒2.0Lターボの一種類で、こちらは最新の可変ジオメトリーターボ(VGターボ)を搭載。
その他に、4気筒2.0Lエンジンにモーターを組み合わせた、プラグインハイブリッドがラインナップされ、全部で8種類のパワーユニットがあります。
ライフスタイルに合わせて選べるボディタイプ
3シリーズには、通常の4ドアセダンの他に、ステーションワゴンのツーリングとSUV的な要素をプラスした、ロングホイールベースのグランツーリスモという3種類ボディバリエーションがあります。
すべてのボディタイプに、X Driveという4WD車が設定され、セダンには、プラグインハイブリッドのe iパフォーマンスをラインナップ。
そして、2代目E30から続く、伝統のモータースポーツ技術をフィードバックしたスーパースポーツ、4ドアセダンのM3がラインナップされています。
ボディタイプ別のエンジンラインナップは、以下のようになります。
3シリーズセダン | ||||
グレード | 318i | 320i | 340i | |
ボディサイズ(mm) | 全長4,645x全幅1,800x全高1,440 | |||
使用燃料 | ガソリン | |||
エンジン | 1.5L直列3気筒 直噴ターボ |
2.0L直列4気筒 直噴ターボ |
3.0L直列6気筒 直噴ターボ |
|
最高出力 | 136ps | 184ps | 326ps | |
最大トルク | 22.4kgm | 27.5kgm | 45.9kgm | |
サスペンション | 前 | ストラット | ストラット | ストラット |
後 | マルチリンク | マルチリンク | マルチリンク |
3シリーズセダン | |||
グレード | 320d | 330e | |
ボディサイズ(mm) | 全長4,645x全幅1,800x全高1,440 | ||
使用燃料 | 軽油 | ガソリン | |
エンジン | 2.0L直列4気筒直噴 ディーゼルターボ |
2.0L直列4気筒直噴ターボ プラグインハイブリッド |
|
最高出力 | 190ps | 184ps | |
最大トルク | 40.8kgm | 27.5kgm | |
モーター最高出力 | 80ps | ||
モーター最大トルク | 25.4kgm | ||
システム最高出力 | 252ps | ||
システム最大トルク | 42.8kgm | ||
サスペンション | 前 | ストラット | ストラット |
後 | マルチリンク | マルチリンク |
ツーリング | ||||
グレード | 318i | 320i | 330i | |
ボディサイズ(mm) | 全長4,645x全幅1,800x全高1,460 | |||
使用燃料 | ガソリン | |||
エンジン | 1.5L直列3気筒 直噴ターボ |
2.0L直列4気筒 直噴ターボ |
2.0L直列4気筒 直噴 強化ターボ |
|
最高出力 | 136ps | 184ps | 252ps | |
最大トルク | 22.4kgm | 27.5kgm | 35.9kgm | |
サスペンション | 前 | ストラット | ストラット | ストラット |
後 | マルチリンク | マルチリンク | マルチリンク |
ツーリング | |||
グレード | 340i | 320d | |
ボディサイズ(mm) | 全長4,645x全幅1,800x全高1,460 | ||
使用燃料 | ガソリン | 軽油 | |
エンジン | 3.0L直列6気筒 直噴ターボ |
2.0L直列4気筒 直噴ディーゼルターボ |
|
最高出力 | 326ps | 190ps | |
最大トルク | 45.9kgm | 40.8kgm | |
サスペンション | 前 | ストラット | ストラット |
後 | マルチリンク | マルチリンク |
グランツーリスモ | |||
グレード | 320i | 320d | |
ボディサイズ(mm) | 全長4,825x全幅1,830x全高1,510 | ||
使用燃料 | ガソリン | 軽油 | |
エンジン | 2.0L直列4気筒 直噴ターボ |
2.0L直列4気筒 直噴ディーゼルターボ |
|
最高出力 | 184ps | 190ps | |
最大トルク | 27.5kgm | 40.8kgm | |
サスペンション | 前 | ストラット | ストラット |
後 | マルチリンク | マルチリンク |
Mシリーズ | |||
グレード | M3セダン | M3セダン コンペティション |
|
ボディサイズ(mm) | 全長4,685x全幅1,875x全高1,430 | ||
使用燃料 | ガソリン | ガソリン | |
エンジン | 3.0L直列6気筒 ツインターボ |
3.0L直列6気筒 ツインターボ 強化型 |
|
最高出力 | 431ps | 450ps | |
最大トルク | 56.1kgm | 56.1kgm | |
サスペンション | 前 | ストラット | ストラット |
後 | マルチリンク | マルチリンク |
気になるBMW3シリーズの価格は?
3シリーズの車両本体価格を、ボディタイプおよびグレード別に紹介します。
3シリーズセダン | |
グレード | 車両本体価格 |
318i SE | 4,310,000 |
318i | 4,690,000 |
318iスポーツ | 4,910,000 |
318iラグジュアリー | 5,120,000 |
318i Mスポーツ | 5,130,000 |
320iスポーツ(8AT) | 5,600,000 |
320iスポーツ(6MT) | 5,430,000 |
320iラグジュアリー | 5,770,000 |
320i Mスポーツ(8AT) | 5,830,000 |
320i Mスポーツ(6MT) | 5,660,000 |
320i X Driveスポーツ(4WD) | 5,920,000 |
320i X Driveラグジュアリー(4WD) | 6,090,000 |
320i X Drive Mスポーツ(4WD) | 6,150,000 |
320d | 5,620,000 |
320dスポーツ | 5,850,000 |
320dラグジュアリー | 6,020,000 |
320d Mスポーツ | 6,080,000 |
330e iパフォーマンス | 6,100,000 |
330e iパフォーマンス スポーツ | 6,330,000 |
330e iパフォーマンス ラグジュアリー | 6,500,000 |
330e iパフォーマンス Mスポーツ | 6,560,000 |
340iラグジュアリー | 8,460,000 |
340i Mスポーツ | 8,500,000 |
ツーリング | |
グレード | 車両本体価格 |
318iツーリングSE | 4,530,000 |
318iツーリング | 4,910,000 |
318iツーリング スポーツ | 5,120,000 |
318iツーリング ラグジュアリー | 5,340,000 |
318iツーリング Mスポーツ | 5,350,000 |
320iツーリング スポーツ | 5,820,000 |
320iツーリング ラグジュアリー | 5,990,000 |
320iツーリング Mスポーツ | 6,050,000 |
320i X Driveツーリング スポーツ (4WD) |
6,140,000 |
320i X Driveツーリング
ラグジュアリー(4WD) |
6,310,000 |
320i X Driveツーリング Mスポーツ (4WD) |
6,370,000 |
320dツーリング | 5,840,000 |
320dツーリング スポーツ | 6,070,000 |
320dツーリング ラグジュアリー | 6,240,000 |
320dツーリング Mスポーツ | 6,300,000 |
330iツーリング スポーツ | 6,860,000 |
330iツーリング ラグジュアリー | 7,060,000 |
330iツーリング Mスポーツ | 7,100,000 |
340iツーリング ラグジュアリー | 8,680,000 |
340iツーリング Mスポーツ | 8,720,000 |
グランツーリスモ | |
グレード | 車両本体価格 |
320iグランツーリスモ ラグジュアリー | 6,600,000 |
320iグランツーリスモ Mスポーツ | 6,690,000 |
320dグランツーリスモ ラグジュアリー | 6,840,000 |
320dグランツーリスモ Mスポーツ | 6,930,000 |
320d X Driveグランツーリスモ
ラグジュアリー(4WD) |
7,150,000 |
320d X Driveグランツーリスモ Mスポーツ(4WD) |
7,240,000 |
Mシリーズ | |
グレード | 車両本体価格 |
M3セダン M DCTドライブロジックAT |
12,090,000 |
M3セダン コンペティション M DCTドライブロジックAT |
12,800,000 |
M3セダン Mヒートエディション M DCTドライブロジックAT |
13,610,000 |
3シリーズの価格は、セダンのベースモデル318i SEが431万円、最上級グレード340i Mスポーツが850万円です。
ステーションワゴンのツーリングでは、318iツーリングSEが453万円、340iツーリングMスポーツが872万円。
ロングホイールベース化した、やや背の高い専用のボディが与えられ、広々した後部座席と荷物スペースが魅力のグランツーリスモは6グレードのみの設定。
価格は、320iグランツーリスモ ラグジュアリーが660万円、ターボディーゼルと4WDシステムのスポーツグレード、320dX DriveグランツーリスモMスポーツが724万円となっています。
3シリーズセダンをベースに、エアロダイナミクスボディと、スーパースポーツ並みの無敵のパフォーマンスを持つドリームカー、M3セダンは1,209万円~1,361万円です。
BMW3シリーズとライバル車を比較すると
BMW3シリーズと同じDセグメントのライバル車は、メルセデスベンツCクラスとアウディA4です。
メルセデスベンツCクラス
3シリーズと同じ、FR(後輪駆動)が基本の高級セダンCクラスは、登場以来BMW3シリーズの牙城を崩すべく進化を続けてきました。
現行モデルは、従来からのメルセデスらしい上質な乗り味を継承しつつも、よりドライビングが楽しめる車へと進化しており、3シリーズ最大のライバルとなります。
価格は、セダンのベースグレードC180が449万円、4WDの上級モデルC200 4マチック アヴァンギャルドが580万円、クリーンディーゼルを搭載したC220dアヴァンギャルドが578万円です。
ステーションワゴンは、C180ステーションワゴンが473万円、C200ステーションワゴン4マチック アヴァンギャルドが607万円、ディーゼルのC220dステーションワゴン アヴァンギャルドが602万円。
メルセデスのハイパフォーマンスモデル、メルセデス-AMGは、3.0L V6ツインターボ390psを搭載した、4WDの43シリーズ。
そして4.0L V8ツインターボ510psの、最強FRモデル63シリーズがあり、価格はC43 4マチックが940万円、C63Sが1,379万円となります。
アウディA4
独自のエンジン縦置きFF(前輪駆動)がベースの四輪駆動、クワトロシステムを搭載した高性能スポーツセダン、アウディA4は、BMWやメルセデスとは違ったアプローチで、Dセグメントプレミアムとしての地位を確立した車です。
シンプルを信条とするボディスタイリングから、以前はフォルクスワーゲンの豪華版としか受け止められませんでしたが、現在ではドイツ高級車ブランドの一角として、完全にイメージを獲得しています。
価格は、セダンが1.4L直噴ターボを搭載したFFモデル、1.4TFSIスポーツが515万円。
クワトロシステムと2.0直噴ターボの4WD車、2.0TFSIクワトロスポーツが624万円です。
ステーションワゴンのアバントでは、1.4TFSIスポーツが544万円、2.0TFSIクワトロスポーツが653万円。
ステーションワゴンとSUVを融合させた4WDモデル、オールロードクワトロは、636万円となっています。
A4シリーズのハイパフォーマンスモデルとして、最高出力450ps・最大トルク430N.mを誇る、4.2L V8 TFSIエンジンとクワトロシステムを搭載した最強のステーションワゴン、RS4アバントが1,317万円です。
BMW3シリーズのパワーユニット
3シリーズのパワーユニットは、2015年9月のマイナーチェンジ以降、2.0LガソリンエンジンはそれまでのN20型から、新しいB48型へと変更されています。
同じ直噴DOHCターボでも、新しいエンジンはかなりの改良が加えられ、ドライブフィーリングがますます洗練されています。
さらに直列6気筒のB58型と、BMWミニにも搭載される直列3気筒B38型も追加され、その他にターボディーゼルにハイブリッド、Mシリーズ用ハイパフォーマンスエンジンがあります。
スペックは以下のとおりです。
1.5L直列3気筒
DOHCターボ |
2.0L 直列4気筒
DOHCターボ |
2.0L 直列4気筒
DOHC強化ターボ |
|
燃料供給方式 | 筒内直噴式 | ||
形式 | B38 | B48B20A | B48B20B |
総排気量 | 1,498cc | 1,998cc | 1,998cc |
圧縮比 | 11.0 | 11.0 | 10.2 |
最高出力 | 136ps/4400rpm | 184ps/5000rpm | 252ps/5200rpm |
最大トルク | 22.4kgm/1250~4300rpm | 27.5kgm/1350~4600rpm | 35.7kgm/1450~4800rpm |
燃費 | 17.2km/L | 16.0km/L | 15.4km/L |
3.0L直列6気筒
DOHCターボ |
2.0L 直列4気筒
DOHCターボディーゼル |
2.0L 直列4気筒
DOHCターボ ハイブリッド |
|
燃料供給方式 | 筒内直噴式 | ||
形式 | B58 | B47D | B48 |
総排気量 | 2,997cc | 1,995cc | 1,998cc |
圧縮比 | 11.0 | 16.5 | 11.0 |
最高出力 | 326ps/5500rpm | 190ps/4000rpm | 184ps/5000rpm |
最大トルク | 45.9kgm/1380~5000rpm | 408kgm/1750~2500rpm | 27.5kgm/1350~4600rpm |
モーター最高出力 | 88ps | ||
モーター最大トルク | 25.4kgm | ||
システム最高出力 | 252PS | ||
システム最大トルク | 42.8kgm | ||
燃費 | 13.5km/L | 21.4km/L | 17.7km/L |
3.0L直列6気筒
DOHCツインターボ |
3.0L直列6気筒
DOHCツインターボ強化型 |
|
燃料供給方式 | ポート噴射式 | |
形式 | B55B30A | B55B30A |
総排気量 | 2,979cc | 2,979cc |
圧縮比 | 10.2 | 10.2 |
最高出力 | 431ps/7300rpm | 450ps/7000rpm |
最大トルク | 56.1kgm/1850~5500rpm | 56.1kgm/2350~5500rpm |
燃費 | 12.2km/L | 11.9km/L |
1.5L 直噴 直列3気筒 DOHCターボ
318iシリーズに搭載される、1.5L直列3気筒 直噴ターボは、3シリーズとしては初の3気筒エンジン。
3気筒というと、4気筒や6気筒に比べて回転バランスが悪く、ボコボコしたフィーリングや振動が気になるものですが、運転してみるとほとんど気にならないレベルに抑えられています。
低回転から効果を発揮するターボによって、走りはスムーズで、エントリーグレードでも侮れない実力を持つ、おすすめのエンジンです。
1.5L 直噴 直列3気筒 DOHCターボ スペック
最高出力100Kw(136ps)/4400rpm
最大トルク220N・m(22.4kgm)/1250~4300rpm
2種類の2.0L直噴 直列4気筒 DOHCターボ
2015年のマイナーチェンジから、3シリーズの主力エンジンとして採用されたB48型2.0L直噴ターボは、従来のN20型からエンジンブロックを一新し、さらに新開発の水冷式ターボチャージャーを装備した新世代パワーユニット。
その実力は、BMW自慢のツインパワーターボの胸のすくようなフィーリングにさらに磨きがかかり、低速から高速まで非常にスムーズかつパワフルで、これぞBMWといったファン トゥ ドライブが味わえます。
ツインパワーターボとはターボが二つあるのではなく、タービンを回すための排気ガスの流入口が、4気筒のうち2気筒ずつがそれぞれが独立し、二つに分かれているターボ―チャージャーです。
一般にツインエントリーターボ、あるいはツインスクロールターボと呼ばれるこの方式は、エンジンから出される排気ガスが互いにぶつかりあい(排気干渉)、タービンを回転させる圧力がロスしないことから主流となっています。
排気ガスの流入口を二つに分けることで、低回転からしっかりとターボを効かせることが可能で、スムーズで扱いやすく、なおかつパワフルな走りが実現できます。
330iツーリングには、同じエンジンに大型ターボチャージャーを装着し、スペックが強化されたエンジンが搭載されます。
2.0L直噴 直列4気筒 DOHCターボ スペック
最高出力135Kw(184ps)/5000rpm
最大トルク270N・m(27.5kgm)/1350~4600rpm
2.0L直噴 直列4気筒 DOHC強化ターボ スペック
最高出力185Kw(252ps)/5200rpm
最大トルク350N・m(35.7kgm)/1450~4800rpm
3.0L直噴 直列6気筒 DOHCターボ
新しい3シリーズで最大のトピックは、ファン待望の6気筒エンジンが復活したことです。
BMWの直列6気筒は、かつてシルキー6と呼ばれ、まるでシルクのようになめらなフィーリングだと絶賛されていました。
80年代に登場した3.5Lの直列6気筒エンジンは、ただのSOHCでしたが、各気筒の重量バランスが絶妙で、本当に気持ちの良いまわり方をするエンジンでした。
新しいB58型3.0L直6エンジンの秘密は、なんといってもバルブトロニックとダブルVANOS(バーノス)という、二つの可変バルブシステムによる優れたパワーフィーリングでしょう。
これら二つの装置は90年代に登場したメカニズムで、当時3シリーズの4気筒エンジンに装備され、その性能の素晴らしさから、もうBMWに4気筒はいらないのではないかと言われたほど。
新しい6気筒エンジンも、その優れたシステムの恩恵を十分に受け継いでおり、6気筒エンジンならではの、どこまでも回っていきそうな軽快で気持ちのいいフィーリングを実現。
さらにBMWが誇るツインパワーターボが、全域で余裕の力強さを発揮し、まるでおそろしくスムーズでトルクフルなV8エンジンかと思うほど、ドライバーの思うがままの走りを体感できます。
3.0L直噴 直列6気筒 DOHCターボ スペック
最高出力240Kw(326ps)/5500rpm
最大トルク450N・m(45.9kgm)/1380~5000rpm
2.0L直噴 直列4気筒 DOHCターボディーゼル
3シリーズに搭載される2.0L直噴ターボディーゼルは、実はBMWからは何もアナウンスがされないまま、2016年に新世代ユニットB47Dへと置き換わっています。
しかも、このエンジンこそ、もっともおすすめの本命パワーユニットと言われていますから、BMWというメーカーの持つ奥の深さは計り知れません。
このエンジンの凄いところは、従来のディーゼルの鈍重なイメージを、どこにも感じさせないところにあります。
ディーゼルエンジン特有のガラガラしたノイズも、走行中はほとんど気にならず、特筆すべきは、ディーゼルとはとても思えないスポーティーなフィーリングを持つエンジンだということ。
エンジンの許容回転数はわずか4000rpmまでと、ガソリンエンジンに比べてずっと低いにもかかわらず、40.8kgmの強力なトルクによって2000rpmほどの低回転域で、高速道路から上りのワインディングまで余裕のパワフルさを発揮してくれます。
この気持ちよい操縦感覚は、高性能な8速オートマチックトランスミッションが、絶妙にパワーを制御しているからこそ実現した性能です。
2.0L直噴 直列4気筒 DOHCターボディーゼル スペック
最高出力140Kw(190ps)/4000rpm
最大トルク400N・m(40.8kgm)/1750~2500rpm
2.0L直噴 直列4気筒 DOHCターボ ハイブリッド
BMWのハイブリッドシステムは、B48型2.0L直噴ターボ184psに、8速ATと一体化したモーターを組み合わせた、エンジンとモーター両方で走行する走りのBMWらしい方式です。
その実力は、0発進時から最大トルクを発揮する電気モーターの恩恵により、1,735kgの重量級の車体を0-100km/hまで6.1秒の俊足を誇ります。
自宅や充電スタンドで、バッテリーへの充電が可能なプラグインハイブリッドというところも、ガソリンの消費量を節約できる、環境にやさしいパワーユニットです。
2.0L直噴 直列4気筒 DOHCターボ ハイブリッド スペック
最高出力135Kw(184ps)/5000rpm
最大トルク270N・m(27.5kgm)/1350~4600rpm
モーター最高出力88ps
モーター最大トルク25.4kgm
システム最高出力185kw(252ps)
システム最大トルク420N.m(42.8kgm)
3.0L直列6気筒DOHCツインターボ
M3セダンに搭載されるS55B型3.0L直6ツインターボエンジンは、BMW M社が手掛けたモータースポーツ直系のパワーユニットです。
431ps・56.1kgmという驚愕のスペックもさることながら、このエンジンが340iの直噴6気筒ターボと違うのは、Mの名のとおりアクセルをしっかりと踏み込んでこそ、本来の実力を発揮するところ。
もちろん最新のパワーユニットだけに、普通に走っていていても何も気難しいことはなく、それほど運転技術のないドライバーが乗っても、それなりに速く走らせることが可能です。
ですが伝統あるMのパワーユニットは、それなりのテクニックを駆使して操ってこそ、その性能を最大限に生かした走りを楽しめるため、下手な乗り方をすれば宝の持ち腐れになってしまうことも。
値段もとっても高いので、それなりの覚悟を持って購入することをおすすめします。
3.0L直列6気筒DOHCツインターボ スペック
最高出力317Kw(431ps)/7300rpm
最大トルク550N・m(56.1kgm)/1850~5500rpm
3.0L直列6気筒DOHCツインターボ強化型 スペック
最高出力331Kw(450ps)/7000rpm
最大トルク550N・m(56.1kgm)/2350~5500rpm
BMWならではの気持ち良い3シリーズの走り
3シリーズの走りの魅力は、スムーズでトルクフルなエンジンと、前マクファーソンストラット・後マルチリンクのサスペンションを搭載した、優れたシャシー性能による抜群の走行安定性とリニアハンドリングです。
高速道路では常にフラットな姿勢を保ち、安定性の高さはワインディングでは余裕の性能を発揮し、サーキット走行でもよほどのことがない限りリアがブレイクしない、抜群のグリップ力を持っています。
それに加えて、一般道路での乗り心地が非常に優れているのが素晴らしいところで、段差などを超える際にも衝撃をしっかりと吸収し、とても快適なドライブが楽しめます。
ワゴンでも走りの良さは変わらない
3シリーズの走りの素晴らしさはセダンだけでなく、ステーションワゴンのツーリングでも、全く問題ない走行性能が実現されています。
その上、通常で495L、最大1,500Lもの広大な荷物スペースが手に入るツーリングは、レジャーやアウトドアスポーツで大活躍するのは間違いなく、大変おすすめのモデルです。
320iツーリングでは、4WD車のX Driveを選択でき、ウインタースポーツで雪道を走る人にも頼もしい車となります。
アイポイントが高く見晴らし良好なグランツーリスモ
背の高いロングボディーのグランツーリスモは、セダンよりも着座位置が高いため、運転中の見晴らしがよく、安心感のあるドライブが楽しめます。
後部座席や荷室も、非常にゆったりとしている、ミニバン的なグランツーリスモは、3シリーズの中でもっとも贅沢な一台と言えるでしょう。
BMW3シリーズ3シリーズのエクステリア・外観
出典:BMW公式HP
3シリーズの外観デザインは、2015年のマイナーチェンジでヘッドランプおよびテールランプに変更が加えられ、LEDのポジショニングランプのデザインが、より精悍なイメージへと変わっています。
セダンとツーリングは、ボディが拡大されたにも関わらず、従来と同じギュッと引き締まった、スポーツサルーンらしいボディスタイリングを実現。
それに比べグランツーリスモは、これまで見たことのないような独特なボディフォルムで、背が高くてどっしりした印象から、急に偉くなった3シリーズといった雰囲気です。
BMW3シリーズのインテリア・内装
3シリーズに限らず、BMWのインテリアは、世界の自動車メーカーがお手本にしてきた、スポーティーとエレガントが絶妙に融合した見事なデザインセンスで形作られています。
現行モデルの3シリーズもその例にもれず、とてもゴージャスなのに少しもゴテゴテした嫌味のない美しい造形で、微妙に波打つようなインパネ上部などは、本当に素晴らしいとしか言いようがありません。
実は10月2日に開幕したパリサロンで発表された、新型3シリーズのインテリア画像がすでにネット上に出回っており、現行型とはすっかり変わった、未来的なデザインを採用していることが明らかとなっています。
きっと新しい3シリーズでも、BMWがインテリアデザインにセンセーションを巻き起こすことは、間違いないでしょう。
BMW3シリーズのグレード
3シリーズのグレードラインナップは、基本的にスタンダード・スポーツ・ラグジュアリーの三種類で、その上にトップグレードのMスポーツがラインナップされます。
318iには、豪華装備が付いていない廉価版のSEが設定されています。
ボディタイプ | グレード |
セダン
|
318i SE・318i(スタンダード)・Sport・ラグジュアリー・Mスポーツ
320i Sport・ラグジュアリー・Mスポーツ 320i X Drive Sport・ラグジュアリー・Mスポーツ 320d(スタンダード)・Sport・ラグジュアリー・Mスポーツ 330e iパフォーマンス(スタンダード)・Sport・ラグジュアリー・Mスポーツ 340iラグジュアリー・Mスポーツ |
ツーリング(T) | 318i T SE・318i T(スタンダード)・Sport・ラグジュアリー・Mスポーツ
320i T Sport・ラグジュアリー・Mスポーツ 320i X Drive T Sport・ラグジュアリー・Mスポーツ 320d T(スタンダード)・Sport・ラグジュアリー・Mスポーツ 340i Tラグジュアリー・Mスポーツ |
グランツーリスモ (GT) |
320i GTラグジュアリー・Mスポーツ
320d GTラグジュアリー・Mスポーツ |
BMW3シリーズのカラーラインナップ
3シリーズのボディーカラーは、セダンとツーリングが13色、グランツーリスモが11色の豊富なバリエーションがあります。
メタリックは8万2,000円の有償オプション、エストリルブルーはMスポーツの専用色です。
セダン・ツーリング | グランツーリスモ | |
カラー | ||
ソリッド | アルピンホワイトⅢ
ブラックⅡ |
アルピンホワイトⅢ
ジェットブラック |
メタリック | ミネラルホワイト ブラックサファイア ミネラルグレー グレイシャーシルバー オリオンシルバー ハバナ スーアクリングブロンズ リキッドブルー インペリアルブルーブリリアントエフェクト メルボルンレッド エストリルブルー |
ミネラルホワイト ブラックサファイア ミネラルグレー グレイシャーシルバー カラハリベージュ スパークリングブラウン ミッドナイトブルー メルボルンレッド インペリアルブルー |
BMW3シリーズの燃費性能
3シリーズの燃費性能は以下のようになります。
エンジン | カタログ燃費
(JC08モード) |
実燃費 |
1.5L直墳 直3ターボ | 17.2km/L | |
2.0L直噴 直4ターボ | 16.0km/L | 10.54km/L |
2.0L直噴 直4強化ターボ | 15.4km/L | |
2.0L 4気筒ターボディーゼル | 21.4km/L | 15.40km/L |
2.0L直噴 直4ターボ ハイブリッド |
17.7km/L | 17.82km/L |
3.0L直噴 直6ターボ | 13.5km/L | |
3.0L直6ツインターボ | 12.2km/L | |
3.0L直6ツインターボ強化型 | 11.9km/L |
3シリーズは、ディーゼルとハイブリッドの燃費の良さが際立っています。
ディーゼルはカタログ値21.4km/L・実燃費15.40km/L、ハイブリッドは17.7km/L・17.82km/Lで、ハイブリッドはさすがにプラグインで、実燃費がカタログ値を上回る結果とは驚きです。
他のガソリン車は、同クラスの車と比較してカタログ値はおおむね平均的レベルですが、気も落ちの良いエンジンのパワーフィーリングと、力強い動力性能を考えれば十分優秀だといえるでしょう。
BMW3シリーズの評価・評判を辛口チェックのまとめ
BMW3シリーズは、素晴らしい走行性能と乗り心地、美しい内外装デザインなど、Dセグメントクラスの世界標準として実力十分な優れた車です。
3気筒エンジンを搭載した318iや新しいターボエンジンの320i、待望の6気筒モデル340iにクリーンディーゼルの実力者320d、ハイブリッドのe iパフォーマンスなどいずれも魅力的で、どれを選ぶべきか悩ましいところ。
ボディタイプも3種類あり、自分のライフスタイルに合った車を選択できます。
唯一の問題は、431万円からという価格の高さですが、その金額に見合う満足を得られるところが、3シリーズが世界に名だたる高級車だと評価されるゆえんでしょう。
BMW3シリーズの商談に行く前に…
人気の新型BMW3シリーズを少しでも安く購入するにはどうすべきでしょうか?
一般の方はディーラーの価格交渉で、百戦錬磨のディーラー営業マンに騙されてしまうのが実情です。
そこで、どうやって限界値引きを引き出すのか、値引きテクニックを教えます!
値引きテクニック
面倒でも商談前には車の査定額を出しておく

商談での一コマ

