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トヨタC-HR vs ホンダヴェゼル

C-HR ヴェゼル

コンパクトSUVライバル5番対決!トヨタC-HR vs ホンダヴェゼル

更新日:

初代モデルながら国内SUVのトップの座に君臨した感があるトヨタのC-HR。

コンパクトクラスSUVにはC-HRだけでなく、マイナーチェンジしたかつての王者ホンダ・ヴェゼルという強敵がいます。C-HR対ヴェゼル、5番勝負でハッキリさせてみましょう。

  • ハイブリッド&ガソリンエンジンという構成の2台が走行性能で対決
  • コンパクトSUVでも高数値の燃費で2台が対決
  • どちらが優れているのか値段・価格(コストパフォーマンス)対決
  • 市場の評価はいかに 販売台数(人気)対決
  • 実際どちらがイケてるのか デザイン(カッコよさ)対決

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対決勝負その1 走行性能で対決

ヴェゼル、C-HRとも、ハイブリッドとガソリンエンジンをラインナップする点は共通です。

ハイブリッドはヴェゼルが1.5Lエンジンとモーターを組み合わせた「SPORT HYBRID i-DCD」、C-HRはプリウス譲りの1.8Lエンジン+モーターとなります。

ガソリンは、ヴェゼルが1.5L自然吸気、C-HRは1.2Lガソリンターボです。

ヴェゼル C-HR
ハイブリッド
(1.5L+モーター)
1.5L
ガソリン
ハイブリッド
(1.8L+モーター)
1.2L
ガソリンターボ
出力(ps) 152

(システム出力)

131 122

(システム出力)

116
トルク
(kgf・m)
15.9+16.3
(エンジン+モーター)
15.8 14.5+16.6
(エンジン+モーター)
18.9

ヴェゼルのハイブリッドはエンジンの排気量がC-HRよりも少ないですが、エンジンをメインにモーターをターボ的に使用するシステムのため、出力ではC-HRを上回ります。

C-HRはプリウスをベースにした燃費重視のシステムですが、C-HRのキャラクターに合わせたセッティングで加速力も申し分ありません。

ガソリンエンジンもヴェゼルが回転でパワーを出すタイプ、C-HRはダウンサイジングターボらしくトルクで走るタイプです。

加速性能は互角ですが、気持ちの良いフィーリングでは、ハイブリッド、ガソリンともヴェゼルの方が良いといえます。

ハンドリングはヴェゼルがキビキビと軽快でスポーティ、C-HRはしっとりとして落ち着きのある印象です。

ヴェゼルは発売当初「乗り心地が悪い」という評判がありましたが、マイナーチェンジで大幅に改善されています。

欧州でも販売の中心となるC-HRは、ザックスのショックアブソーバーを装着し、スポーツカーの開発で有名なニュルブルクリンクでテストを行った足回りです。

実際にCH-Rのサスペンションはよく動き、路面状況に関わらず安心してドライブできます。

ヴェゼルは改善されたとはいえサスペンションは固め、荒れた路面でヒョコヒョコした動きが出ることもあります。

操縦安定性や快適性などトータルで評価すると、走行性能対決はC-HRの勝ちです。

 

C-HR(CHR)の後姿

 

対決その2 燃費対決

C-HRのハイブリッドではFFのみしか選べませんが、ヴェゼルはハイブリッドでもFFと4WDの駆動方式が選べます。

ヴェゼル

C-HR

ハイブリッド ガソリン ハイブリッド ガソリン
FF 4WD 4WD FF FF 4WD FF
燃費(km/L) 27.0~
23.4
23.2~
21.6
19.6 21.2~
20.2
30.2 15.4 16.4

ハイブリッドの車重で比較すると100kg以上CH-Rの方がヴェゼルより重いのですが、燃費ではCH-Rの方が優れています。

現行の50系プリウスと同じユニットを使用し燃費はSUVクラストップ、実燃費でも20km/L以上は固いでしょう。

ヴェゼルのハイブリッドはアクセルレスポンスなどのドライバビリティにも配慮したユニットですので、カタログ燃費だけではC-HRに負けています。

実燃費でも20km/Lに届くか届かないかといったところですので、ハイブリッドではC-HRの勝ちです。

一方でC-HRのガソリンエンジンは、ダウンサイジングターボとしては物足りない燃費です。

約1.4トンの車重に対しアンダーパワーで、実燃費でも10~12km/Lといったところでしょう。

ヴェゼルのガソリンはハイブリッドの陰に隠れて地味な存在ですが、燃費の良い高効率なユニットながら1.8Lクラスのパワーを持つスグレモノです。

市街地ではハイブリッドほど燃費が伸びませんが、高速や流れの良い郊外の道路ではカタログ燃費に近いスコアを出す事ができます。

ハイブリッドではC-HR、ガソリンではヴェゼルの勝利になりますが、ガソリンエンジンの出来の良さを評価してヴェゼルの勝ちとします。

 

対決その3 値段・価格(コストパフォーマンス)対決

ヴェゼルガソリン価格表

ヴェゼルガソリン価格表

 

ヴェゼルハイブリッド価格表

ヴェゼルハイブリッド価格表

 

ヴェゼルはハイブリッドが2,460,000円~2,926,000円、ガソリンが2,075,000円~2,475,000円です。

C-HRはハイブリッドが2,614,000円~2,929,200円、ガソリンが2,290,000円~2,799,600円になります。

ヴェゼルがハイブリッドとガソリンの価格差は約35万円に対し、C-HRは13~32万円です。

C-HRは2018年5月にFFのターボモデルをエントリーモデルとして追加しましたが、ガソリン車の価格はヴェゼルより割高で、実際に販売台数の8~9割がハイブリッドになっています。

C-HRのハイブリッドS LED Package (FF/AT)2,670,000円と、ヴェゼルHYBRID X・Honda SENSING(FF/AT)2,539,000円の売れ筋モデルで比較してみましょう。

気になる安全装備は、ヴェゼルが衝突軽減ブレーキ(CMBS)、誤発進抑制機能、歩行者事故低減ステアリング、路外逸脱抑制機能、LKAS(車線維持支援システム)、先行車発進お知らせ機能、標識認識機能に加えアダプティブクルーズコントロール(ACC)を装備しています。

C-HRもヴェゼルと同じく単眼カメラとミリ波レーダーによる、トヨタセーフティーセンスが全車標準装備、機能面でもほぼ同等です。

ただし両モデルともACCは30km/h以上が作動条件で渋滞に非対応、夜間歩行者の検知ができない等最新の安全装備と比較するとやや劣ります。

装備面ではLEDヘッドランプ、本革ステアリング、UVカットガラスやスマートキーなど共通して装備されています。

ヴェゼルは自動防眩ミラー、前席シートヒーターなど、C-HRではシーケンシャルターンランプ(流れるウィンカー)が独自装備です。

アルミホイールはヴェゼルが16インチ、C-HRが17インチとなりますが、装備差はほとんどありません。

ヴェゼルのプライスはCH-Rより131,000円安く、発売後4年が経過したヴェゼルは値引き幅も拡大しています。

さらにガソリン車ならヴェゼルの方がもっと安く購入でき、コストパフォーマンス勝負ではヴェゼルが圧勝です。

C-HRのグレード価格表

 

対決その4 販売台数(人気)対決

イエロー

ヴェゼルは2013年の発売直後からハイブリッドモデルのリコール多発などがありましたが、順調に販売台数を伸ばして2014年から2016年の3年連続でSUVトップになっています。

スポーティなスタイルと実用性を両立したコンセプトがウケたこともありますが、不評だった乗り心地の改善や安全装備の充実など1年単位で改良を行い、累計販売台数は30万台以上のベスト&ロングセラーモデルです。

CR-VやHR-V、クロスロードなどホンダ製SUVからの乗り換えだけでなく、フィットの上位モデルとして幅広い年齢層から支持されています。

C-HRは事前予約が29,000台を超えるなど発売開始から大ヒット、2017年1~12月の暦年の販売台数で117,299台を販売しました。

SUVではヴェゼルを抜いてトップ、登録車全体の販売ランキングでも4位になっています。

欧州でも年間10万台の販売を予定し、中国でも現地生産を2018年から始めるなどトヨタのグローバル販売における4番バッターとして活躍しそうです。

発売後1年が経過し、LEDヘッドランプを標準装備化したグレードやガソリン車のFFモデルの追加、ツートーンのボディカラー設定などラインナップの拡充にも余念がありません。

さらにC-HRはトヨタの全ディーラーで扱う戦略モデル、ホンダを軽く上回る全国約5800店舗の販売力でこれからも売れるでしょう。

ヴェゼルも相当売れているのですが、人気対決はC-HRの勝ちとします。

 

対決その5 デザイン(カッコよさ)対決

C-HR(CHR)の後姿

クロスオーバーSUVは、ハードでタフな実用一辺倒のクロカンSUVよりもスポーティでスタイリッシュなデザインを持つモデルが人気です。

2018年2月にマイナーチェンジを実施したヴェゼルは、フロントを中心にエクステリアの変更が実施されています。

最近のホンダ車に多いインラインタイプのLEDヘッドランプやクロームメッキを多用したフロントグリルに変更され、フロントバンパーも開口部の大きいシャープなデザインです。

後席ドアハンドルをピラーに内蔵して2ドアのように見えるサイドビューや、後ろに緩やかに傾斜したルーフなど生活臭を感じさせないエクステリアが魅力になります。

一方でヴェゼルは後席の居住性やラゲッジ容量などはクラストップ、優れたユーティリティーの代償としてボディ後半は意外にボリュームがあります。

そのためバックドアなど含めたリアビューは軽快感が無く、平面的で平凡な印象です。

C-HRのフロントは、切れ長のヘッドランプがボディサイドまで大きく回り込んだキーンルックを採用しています。

大きく張り出したブリスターフェンダーや、立体的なブーメラン型のリアコンビネーションランプ、絞り込んだ前後ボディなど抑揚が大きいデザインです。

車高も立体駐車場が使用できる1,550mmに抑え、ワイド&ローなエクステリアはSUVというよりもスポーツカーのイメージが強いでしょう。

コンセプトカーをそのまま量産したような前衛的なデザインはC-HRの大きな魅力、この勝負はC-HRの勝利です。

 

まとめ 最終勝者はこの車

C-HR

C-HRの3勝、ヴェゼルの2勝となった5番勝負ですが、実力的にも勝負通りC-HRの勝ちといえるでしょう。

ヴェゼルはヒットモデルだけに「見慣れた感」があり、新鮮さは薄れています。

マイナーチェンジでリフレッシュしたものの発売から4年以上が経過し、内外装ともC-HRより古くさい印象を持つかもしれません。

一方でバカ売れしているC-HRですが、意欲的なデザインを採用したおかげで後席やラゲッジは狭く、後方視界も悪いので、子育て世代のファミリーカーとしては選びにくいモデルになってしまったのも事実。

需要が一巡し新車効果が薄れる今後は、幅広い支持を得ているヴェゼルの逆転もあるかもしれません。

売れ筋のコンパクトクラスSUVトップ争いは、まだしばらくは続きそうです。

 

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【2018年12月】トヨタ新型C-HRの限界値引き情報

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