マツダの新技術が次々と投入されているCX-5。商談にあたりCX-5選定のポイントは何でしょうか。
新型CX-5のポイント
- 2代目は2017年春にデビュー キープコンセプトだがカッコいいと評判
- 2018年3月に商品改良で気筒休止技術などエンジンなどを大幅改良
- さらに11月にも商品改良で、2.5Lターボエンジンと特別仕様車が追加された
- クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」に6速MTを設定
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この記事の内容
- CX-5の10月(2018年)商品改良をチェック
- 2018年3月のCX-5年次改良をチェック‼
- 【CX5】マツダ新型CX-5の評価、口コミ
- 新型CX-5 エクステリアの口コミ・評価
- 新型CX-5はインテリアに高い評価
- 新型CX-5のカラーラインナップ
- 新型CX-5の燃費性能
- 【CX5】新型CX-5の性能評価(燃費、エンジン、装備など)
- 新型CX-5の走り
- 新型CX-5の安全装備
- 【CX5】新型CX-5のグレード構成
- CX-5の特別仕様車エクスクルーシブ・モード(Exclusive Mode)
- 【CX5】マツダ新型CX-5のベストチョイスグレードは?
- 【CX5】ディーゼルエンジンのベストチョイスグレード
- 新型CX-5の強みと弱みは?
- 新型CX-5 の対抗車種は??
- 【CX5】マツダ新型CX-5の評価まとめ
CX-5の10月(2018年)商品改良をチェック
出典:マツダ公式HP
2019年2月11日にこの年2018年で2回目の商品改良が発表されたCX-5、改良前と見比べてもエクステリアについては変更した点はアルミホイールの塗装色くらいです。
また、ボディサイズも改良前と同じで変更されていません。
ただしインテリアはいくつかの変更点がありますし、エンジンについても改良された点が見受けられます。
改良点
今回発表された新型CX-5は商品改良ですので、フルモデルチェンジほど大きな変更点はないものの、進化していることは間違いありません。
2018年3月のCX-5年次改良をチェック‼
出典:マツダ公式HP
年次改良でもベースグレードを除き価格は据え置きというのは嬉しいのですが、改良前モデルの購入者にとっては少しねたましい改良かもしれません。
エンジン関係の改良点
2.0L、2.5Lともにガソリンエンジンのピストン形状変更などで実用燃費改善と静粛性を向上しています。
さらに2.5Lエンジンでは「気筒休止」を採用、エンジン負荷が低い状況で4気筒のうち2気筒を休止させることで、必要以上の燃焼を抑えて、燃費を向上させています。
ディーゼルエンジンは急速多段燃焼などの新技術で最高出力(129KWから140KW)、トルク(420N・mから450N・m)ともに大幅に向上させました。
インテリアの質感向上
出典:マツダ公式HP
もともと定評があったCX-5のインテリアですが、今回さらに向上が図られました。
車速感応式オートドアロック(衝撃感知ドアロック解除システム付)を全グレードに標準装備したほか、 L Package車ではパワーウインドーに「自動反転機構およびワンタッチ&タイマー付」「スイッチにイルミネーション」が採用されました。

【CX5】マツダ新型CX-5の評価、口コミ
マツダCX-5のグレード別の受注構成比は、本革シートを採用した最上級グレード「L Package」が最も多く、次に高級な「PROACTIVE」が次いでいます。
ボディカラーでは、人気色のソウルレッドクリスタルメタリックが31%、次にマシーングレープレミアムメタリックが17%となっているそうです。
新型CX-5は先代の「魂動デザイン」を引き継いだデザインで、全体的なイメージは大きく変わってはいません。そのため「新型に見えない」「前モデルの方が整っている」という意見もあります。
デザインに関しては、「先代の成功⇒2代目はキープコンセプト」の定石通りでさらなる進化を期待していた層からはがっかりの声が聞かれます。
ただ近くでじっくり見ればマツダの「さらなる深化」のコメント通り、より洗練られたプロポーションに変化しています。
ボディサイズは先代モデルから全長+5mm、全高-15mmとなり、SUVながらもワイド&ローな印象を持ちます。サイドビューは先代モデルからAピラーを約35mm後退させたことで、よりロングノーズに見え躍動感が増しています。フロントグリルはルーバー形状からメッシュに変更され、シグネチャーウィングの先端が薄くなったヘッドランプに繋がっています。
先代モデルよりも立体的で、精悍さが増したフロントフェイスです。リアが最も変化が少ない部分ですが、コンビランプも薄く立体的な形状となりました。
特別塗装の「匠塗TAKUMINURI」も「ソウルレッドプレミアムメタリック」から深みや艶感の増した「ソウルレッドクリスタルメタリック」へ変更、「マシーングレープレミアムメタリック」も継続採用しています。
出典:マツダ公式HP
先代モデルのインテリアもデザインや質感の高さが売りでしたが、新型はさらに進化しワンランク上の内装になっています。全高が低くなりましたが、着座位置を下げているため室内空間のゆとりは変わっていません。水平基調のインパネに5角形のエアコン吹き出し口が4つ配置され、中央に配置されたマツダコネクト用ディスプレイも大型化されました。
ダッシュボードやドアトリムにはダブルステッチの入ったソフトパッドが採用され、大幅に質感が上がっています。
後部座席は固定式から2段階のリクライニング機構付きに変更。フロントセンターアームレストの後部に、リアベンチレーターも設定されています。
ユーザからも「インテリアは期待通りのでき」「欧州車のようなデザインと質感」と好評です。インテリアのカラーは、ホワイトかブラックのレザー、ブラックのファブリック系の3種類が設定されています。写真では大きく変わっていないように見える新型CX5ですが、実車に触れればその進化に驚くはずです。
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新型CX-5 エクステリアの口コミ・評価
マイナーチェンジ前のCX-5と比べると、エクステリアについては大きな変更点はありません。
ただ細かい部分での変更点は確認できます。
例えば、ベースグレードである20SやXDにもLEDヘッドライト、17インチアルミホイールが装備されるようになりました。
また改良前のCX-5にはダークシルバー塗装の17インチアルミホイールが装着されていましたが、新型CX-5にはグレーメタリックにデザインが変更され、上質な雰囲気を漂わせています。
新型CX-5のボディサイズは以下のようになっています。
CX-5のボディサイズ | |||
全長 | 4,545mm | 全幅 | 1,840mm |
全高 | 1,690mm | ホイールベース | 2,700mm |
車両重量 | 1,520kg~ | 乗車定員 | 5名 |
ボディサイズには大きな変更点はありません。
新型CX-5はインテリアに高い評価
出典:マツダ公式HP
エクステリアより大きな変更点がみられるのがインテリアです。
まず目につくのが、エアコンパネルデザインが一新されたところです。
スイッチやダイヤルが大きく変更され、高い質感と操作性が向上したことが分かります。
ノーマルスピーカー車は、Aピラーの表面素材が樹脂からファブリックに変更され、Aピラーの根元にはツイーターが追加されたため、スピーカーの数がこれまでの4つから6つになりました。
インフォテインメントシステムの「マツダ コネクト」は、スマートフォンとの連携を図るためAndroid Auto、Apple Car playに対応するようになっています。
上級グレードの新型CX-5には高級感をもたらすために、インテリアにはホワイトとブラックのレザーを採用。
ベースグレードにはブラックのファブリックが使用されています。
ただし、インパネ周りは古臭さが目立ってきています。
アナログメーターは視野性はよいのですが、デジタル化されたドイツ車と比べると一世代前の車のようです。
小ぶりなナビ画面とともに、抜本的なインパネ周りの刷新が必要です。
新型CX-5のカラーラインナップ
新型CX-5には、8種類のボディカラーの設定があります。
カラー | カラーNo. |
ソウルレッドクリスタルメタリック※1 | 41V |
マシーングレープレミアムメタリック※2 | 46G |
ジェットブラックマイカ | 41W |
チタニウムフラッシュマイカ | 42S |
ソニックシルバーメタリック | 45P |
ディープクリスタルブルーマイカ | 42M |
エターナルブルーマイカ | 45B |
スノーフレイクホワイトパールマイカ※3 | 25D |
※1は75,600円、※2は54,000円、※3は32,400円の追加料金がそれぞれかかります。
ソウルレッドクリスタルメタリックは追加料金が高いですが、CX-5をはじめとして、マツダのさまざまな車種のイメージカラーになっているように、人気が高いボディカラーです。
その他ジェットブラックマイカ、スノーフレイクホワイトパールマイカが人気のカラーとして高い支持を得ています。
ボディカラーを選ぶときはあなたの好きなカラーを選ぶのを最優先にしていただいて構いませんが、もしボディカラーが定まらないのであれば、リセールバリューのことを視野に入れてボディカラーを選ぶのも1つです。
新型CX-5の燃費性能
新型CX-5はガソリン車、ターボエンジン車、クリーンディーゼル車といったように、エンジンにはいくつかの種類があり、新型CX-5の購入することを考えたときに、燃費性能は重視したいところですよね。
ここでしっかり燃費性能について比較しておきましょう。
2.0Lガソリン | 2.5L自然吸気
エンジン |
2.5Lターボ
エンジン |
2.2Lディーゼル | |
JC08モード | 16.0km/L | 14.8km/L | ― | ― |
WLTCモード | 14.6km/L | 13.8km/L | 12.6km/L | 19.4km/L |
市街地 | 11.9km/L | 10.8km/L | 9.4km/L | 16.9km/L |
郊外 | 15.1km/L | 14.3km/L | 12.9km/L | 19.2km/L |
高速道路 | 16.2km/L | 15.7km/L | 14.4km/L | 20.9km/L |
マツダはこれだけの項目を設定して燃費を発表していますので、新型CX-5がどのような環境のところを走った燃費かがすぐに分かります。
全体的にみると2.2Lディーゼルの燃費が良いことが分かりますね。
2.2Lディーゼルのガソリンタンク容量は56Lですので、ガソリンが満タンの状態で高速道路を走ると、56L×20.9km/L=1,170.4kmも走ることができるのです。
しかもクリーンディーゼル車の燃料は軽油ですので、経済的な負担が軽くなりますね。
どのタイプでも市街地は、交通量や信号の数が多く、さらに渋滞にはまってしまうことも考えられることから、一定の速度で走ることができません。
車は一定の速度で走ると燃費は良くなりますが、やはり市街地では燃費は伸びませんね。
これらの燃費は、他社のミドルクラスSUVと比較すると悪くないですし、ハイブリッド車と比べても燃費はさほど変わりませんので、「新型CX-5はハイブリッド車がないから選ばない」という考えはなくなるでしょう。
燃費が良い上に軽やかに走る新型CX-5は申し分ない車だといえます。
【CX5】新型CX-5の性能評価(燃費、エンジン、装備など)
出典:マツダ公式HP
新型CX-5のパワーユニットは、以下の4種類になっています。
エンジン | 最高出力 | 最大トルク |
直列4気筒2.5Lターボ「SKYACTIV-G 2.5T」 | 230ps/4250rpm | 42.8kgm/2000rpm |
直列4気筒2.0L「SKYAVTIV-G2.0」 | 156ps/6000rpm | 20.3kgm/4000rpm |
直列4気筒2.5L「SKYAVTIV-G2.5」 | 190ps/6000rpm | 25.7kgm/4000rpm |
直列4気筒2.2Lディーゼルターボ「SKYAVTIV-D2.2」 | 190ps/4500rpm | 45.9kgm/2000rpm |
マイナーチェンジ前のエンジンとの変更点は、2.5Lガソリンターボエンジンを追加設定したこと、クリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」に6速MT「SKYACTIV-MT」を設定したことです。
SKYACTIV-G 2.5Tは海外で販売されているCX-9に搭載されているものであり、高出力を発揮しながらもガソリンはハイオクガソリンではなくレギュラーガソリン仕様に変更。
マイナーチェンジ前と同様のエンジンが搭載されるものもありますが、そのエンジンも2018年2月に改良されたもので、2.5Lエンジンに気筒休止システムが採用されたものになります。
低負荷走行時に、エンジンでのガソリン燃焼を休止することで燃費向上を実現。
クリーンディーゼル車では6MTの選択もできるようになりましたので、新型CX-5を存分に操作したい方にはおすすめです。
新型CX-5の走り
新型CX-5はガソリン車の走りが軽やかなのはもちろんのこと、クリーンディーゼル車もガソリン車と変わらないほどの軽やかさでぐんぐん加速していきます。
その理由はクリーンディーゼル車であっても圧縮が低めに設定されていることで、高回転までエンジンを回してもしっかりと反応してくれるからです。
新型CX-5はSUV車でボディが大きくみえますが、そのボディでさえもキビキビと動かしてくれるパワーを実感することができます。
クリーンディーゼル車で気になるのはエンジン音ですよね。
ディーゼル車と聞くと、エンジン音が大きく車内でもその振動や騒音が聞こえてくるイメージでしょう。
しかし新型CX-5にはナチュラルサウンドスムーザーが装着されていて、昔ながらのディーゼル音を出すことなくアイドリングを実現しています。
その他の変更点としては、アクセル制御にプラスしてブレーキ制御を行なうことで車の制御システムを進化させたG-ベクタリングコントロールプラス(GVC プラス)を全グレードに標準設定しています。
新型CX-5の安全装備
新型CX-5には、最新の先進安全システムであるi-ACTIVSENSEが採用されています。
新型CX-5からは、アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS)夜間歩行者検知機能付が搭載されており、安全性がさらに向上しました。
特別仕様車のExclusive Modeには360°ビュー・モニターを標準設定し、全グレードにはメーカーオプションで設定しています。
これら以外に新型CX-5には以下の安全装備が搭載されています。
<新型CX-5の安全装備> |
●マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC) |
●AT誤発進抑制制御 |
●先進ライト |
●車線逸脱警報システム |
●ブラインド・スポット・モニタリング |
●リア・クロス・トラフィック・アラート |
●リアパーキングセンサー(センター/コーナー) |
モデルチェンジするたびにマツダの安全装備技術は向上していますので、運転に自信がない方であっても安心して乗ることができますよ。
【CX5】新型CX-5のグレード構成
新型CX-5は、ガソリン車とクリーンディーゼル車で、それぞれ下記のグレードが設定されています。
インテリア、安全装備などの質が向上したことを確認していただくと「これからこの車両本体価格が妥当だな」「価格アップしても納得」とご理解いただけるでしょう。
新型CX-5の車両本体価格は以下のようになっています。
新型CX-5ガソリンエンジンのグレード・価格
<ガソリン車>
グレード | 駆動式 | 車両本体価格 |
20S | 2WD | 2,570,400円 |
20S PROACTIVE | 2WD | 2,802,600円 |
25S | 4WD | 2,797,200円 |
25S PROACTIVE | 4WD | 3,029,400円 |
25S L Package | 2WD | 3,018,600円 |
4WD | 3,245,400円 | |
25T L Package | 2WD | 3,326,400円 |
4WD | 3,553,200円 | |
25T Exclusive Mode | 2WD | 3,650,400円 |
4WD | 3,877,200円 |
新型CX-5ディーゼルエンジンのグレード・価格
クリーンディーゼル車には6ATと6MTの設定がありますが、どちらを選んでも車両本体価格は同じです。
またクリーンディーゼル車は、自動車取得税・自動車重量税は免税ですので、新車購入時の法定費用が102,000~127,000円安くなりますよ。
<クリーンディーゼル車>
グレード | 駆動式 | 車両本体価格 |
XD | 2WD | 2,883,600円 |
4WD | 3,110,400円 | |
XD PROACTIVE | 2WD | 3,115,800円 |
4WD | 3,342,600円 | |
XD L Package | 2WD | 3,331,800円 |
4WD | 3,558,600円 | |
XD Exclusive Mode | 2WD | 3,655,800円 |
4WD | 3,882,600円 |
CX-5の特別仕様車エクスクルーシブ・モード(Exclusive Mode)
特別仕様車エクスクルーシブ・モード(Exclusive Mode)は、2018年秋のマイナーチェンジした新型CX-5から設定されました。
エクスクルーシブ・モード(Exclusive Mode)は上質なインテリアで仕上げられ、インテリア上部はブラック、下部にはディープレッドという専用のカラーが採用されています。
加飾パネルには本物の木を使用した「本杢」を採用しており、寒い冬でもどこか温かみを感じることができます。
足回りは高輝度ダーク塗装された19インチのアルミホイールを採用。
どこをとってもエレガントな雰囲気が漂っているのがたまりません。
CX-5はガソリン車とディーゼル車どちらを選ぶか?
ガソリンエンジンは、2.0Lと2.5Lエンジンに2.5Lターボエンジンが追加されて、あわせて6つのグレードがラインアップされています。
また、ディーゼル車はエンジンは2.2Lのターボエンジン1種類で3グレードの構成となっています。
例えば、長くCX5に乗りたい!っという方は燃費とトルクに優れたディーゼル車がオススメです。
ディーゼル車は燃費が良く、燃料価格もガソリン車と比べて安くなります。最初にかかる費用は、ディーゼル車の方が高くなりますが、10万キロ以上乗ることを考えるとディーゼル車の方がお得です。
ただし、2.5Lガソリンターボの追加で状況はやや変化しています。
2.5Lガソリンターボと2.2Lのディーゼルターボエンジンの価格はほぼ同じです。
ヒュンヒュン回転数が上がるガソリンエンジンと、全域でトルクが豊富なディーゼルエンジンがチョイスできるのはCX-5だけなので、この悩ましい選択を楽しみましょう。
迷ったら実際に試乗してフィーリングが合うエンジンを選びましょう。
ディーゼル車 | ガソリン車 |
・長く車を乗りたい
・燃費が気になる ・トルクのある車がいい |
・初期費用を抑えたい
・短い期間で買い換えたい |
⇒マツダ新型CX-5(CX5)の限界値引き徹底調査【2019年2月】
【CX5】マツダ新型CX-5のベストチョイスグレードは?
出典:マツダ公式HP
最近のマツダはデザインがかっこいいですね。さらにCX-5においてはコストパフォーマンスもよくパワーもあるので運転していて楽しい車です。
機能や性能が他のメーカーと比べて群を抜いて目立ものはなく、トータルバランスがすごく取れたいい車なんです。燃費・機能・走行性など全てにおいてバランスが取れている車種です。
このCX5異なる3種類のエンジンと、それぞれのグレードがあり選択に悩みます。
なかでも人や荷物を多く載せてもパワフルに走ってくれるガソリン2.5Lターボエンジンの『25T L Package』が、当サイトの一番おすすめです。
車両本体価格は他のガソリン車と比べると高くなりますがパワーや質感を考えると「25T L PackageXD」 で間違いないと思います。
しかし長く乗りたい、ゆったり乗りたいと考えるのであれば、ディーゼル車もよいチョイスです。
愛車の用途に合わせて、また試乗してみてからディーゼル車かガソリン車かを決めるとよいでしょう。
【CX5】ディーゼルエンジンのベストチョイスグレード
ディーゼルには3つのグレードがあります。ベストチョイスグレードは『XD PROACTIVE』です。
最上級グレードのXD L Packageと比較して内装の質感が若干違いますが、安全性能の差はありません。
XD L Packageと比較して、省かれる主な装備
①シート
XD L Packageでは本革でホワイト・ブラック仕様ですが、XD PROACTIVEでは、スクエアメッシュクロス仕様となっています。
XD PROACTIVEでは助手席パワーシートが標準ではついていません。
②リアシートヒーター
③インテリアの質感
インパネのデコレーションパネルやパッド類の質感がXD L Packageの方が上質です。
実用的なヒーター関係やパワーリフトゲートはメーカーオプションで装着できますので、おすすめグレードのXD PROACTIVEを選んで、必要なオプションだけ選択する方法もあります。
出典:マツダ公式HP
新型CX-5の強みと弱みは?
出典:マツダ公式HP
なんといってもアグレッシブなエクステリアデザインと、欧州車と見間違うほどの高品質なインテリアが新型CX-5の強みです。先代も走行性能には定評がありましたが、室内の静粛性と固めの乗り心地がウィークポイントでした。新型CX-5は遮音材や制振材を適所に使い、フレームにも大きく手を入れボディ剛性を高めることで克服しています。
弱みはあまりありませんが、ボディサイズの割に室内空間が若干狭い点と、マツダ車に共通する値引きの渋さがあげられます。値引きについては「価格に値引きマージンを含めるぐらいなら、そのコストをクルマの品質や性能向上に充てる」というマツダの方針で、良い車だけに仕方がない部分ではあります。
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新型CX-5 の対抗車種は??
出典:トヨタ公式HP
新型CX-5のようなミドルクラスSUVは他のメーカーでも販売しており、新型CX-5の対抗車種としてあげられるのは、日産エクストレイル、トヨタハリアー、さらにはホンダCR-Vやスバルフォレスターになるでしょう。
これらを比較したときに、新型CX-5は車内空間が広く居住性に優れているという点で、他の対抗車種に負けていません。
燃費性ではエクストレイルやハリアーにはハイブリッド車の設定がありますが、新型CX-5のクリーンディーゼル車も燃費性能には優れており、ハイブリッド車に匹敵するほどの燃費を実現しています。
しかも新型CX-5のクリーンディーゼル車の燃料は軽油ですので燃料費のことを考えると、レギュラーガソリンを使うハイブリッド車より安くおさまります。
走行性能は記事内でもお伝えしたように、軽くアクセルペダルを踏むだけでも軽やかに走ってくれますので、他の対抗車種にも劣らない走りを実現しています。
このように対抗車種と比較することはたくさんありますし、新型CX-5が他の対抗車種に劣る点もあるでしょう。
ただ対抗車種を比較することで、新型CX-5の良いところ・良くないところが鮮明になりますので、ミドルクラスSUVを選ぶときは、ご紹介した車種を十分に比較してください。
【CX5】マツダ新型CX-5の評価まとめ
新型CX-5は、エクステリアはそれほど大きな変更点はありませんし、ボディサイズについてはマイナーチェンジ前と同じでした。
インテリアや安全性能については最新の装備が搭載されるなど、最新の新型CX-5を目にすることができます。
日産エクストレイルやトヨタハリアーなどこのクラスのSUVは魅力的な車が多く、日本のユーザーとしては悩ましい選択肢がまた増えました。
マツダCX-5の商談に行く前に…
人気の新型CX-5を少しでも安く購入するにはどうすべきでしょうか?
一般の方はディーラーの価格交渉で、百戦錬磨のディーラー営業マンに騙されてしまうのが実情です。
そこで、どうやって限界値引きを引き出すのか、値引きテクニックを教えます!
値引きテクニック
⇒【2019年2月】マツダ新型CX-5(CX5)の限界値引きテクニック【2019年2月】
面倒でも商談前には車の査定額を出しておく

商談での一コマ

