ライバル5番対決!新型マツダCX-5 vs トヨタハリアー

CX-5 ハリアー

【CX5】ライバル5番対決!新型マツダCX-5 vs トヨタハリアー

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全世界で150万台以上販売されたマツダCX-5は、2017年にモデルチェンジしまました。「SKYACTIV TECHNOLOGY」を全面採用した先代CX5は、マツダの総販売台数の4分の1を占める基幹車種にまで成長しました。ヒット車のフルモデルチェンジだけに、その変更内容が注目されています。

一方、スタイリッシュなクロスオーバーSUVの先駆けとして、トヨタ・ハリアーも2017年にマイナーチェンジが完了しています。

オフロード車のルックスを持ちながら、オンロード重視でハイクラスセダンの乗り心地を持つ高級SUVのコンセプトは、ハリアーが最初といっても過言ではありません。マツダの第二世代CX-5と、クロスオーバーSUVの元祖ハリアーを5番勝負で比較してみましょう。

トヨタハリアーの評価、口コミ≪本当の実力をチェック≫

【CX5】マツダ新型CX-5の評価≪本当の実力をズバリチェック≫

 

対決その1 走行性能で対決

ハリアーの走行性能

ハリアーの性能

現行ハリアーは、2013年に販売終了となった「ヴァンガード」と輸出用RAV-4をベースに開発された国内専用車です。

パワーユニットは2.5Lガソリン+モーターにE-four用リアモーターを追加したハイブリッドと、2.0Lのガソリンエンジンの2パターンでしたが、マイナーチェンジでレクサスNXなどに搭載されている2.0Lダウンサイジングターボが追加設定されました。

ハイブリッドは4WDのみ、ガソリンはFFと4WDが選択できます。2.0Lガソリンでも実用上は問題ありませんが、スムーズな走りと加速感は2.5Lガソリン車並みのパワー感があるハイブリッドと、最新設計の2.0Lターボが1枚も2枚も上手です。

サスペンションはフロント側がストラット、リア側がダブルウイッシュボーンの4輪独立式。ソフトなセッティングで、スポーティーな走りではボディのロールが大きくなりますが、柔らかくフラットな乗り心地が魅力です。

CX-5の走行性能

CX-5は、エンジン、サスペンションやシャーシーなど先代からキャリーオーバーしています。

先代はSUVとは思えないほどスポーティーなハンドリングでしたが、足回りが固くゴツゴツした乗り心地がウィークポイントでした。

新型ではショックアブソーバーの大径化やフリクションの減少などで、サスペンションをスムーズに動かすことで操縦安定性はそのままに、乗り心地も向上しています。

CX5はクリーンディーゼルエンジンSKYACTIV-D 2.2L(175ps 42.8kgf.m)と直噴ガソリン直4ターボのSKYACTIV-G 2.5L(230ps 43.0kgf.m)とノンターボの2.0Lガソリン(155ps 20.0kgf.m)をラインナップしています。

特に2.2Lターボディーゼルは4.0Lガソリンエンジン並みのトルクを持ち、加速力は抜群で乗りやすい特性です。

CX-5は欧州車のスポーツセダンのような運動性能、ハリアーはラグジュアリー感のある走りと対照的ですが、正確性の高いハンドリング性能でドライビングの楽しさのあるCX-5の勝ちとします。

CX5サイドビュー

 

対決その2 燃費対決

ハリアーとCX-5の燃費は以下の通りです

パワーユニット 駆動方式 燃費(km/L)
ハリアー

 

 

2.0L ガソリン

 

FF 16.0
4WD 14.8~15.2
ハイブリッド 4WD 21.4
2.0L ガソリンターボ FF 13.0
4WD 12.8
CX-5

 

 

 

 

2.0L ガソリン FF 16.0
2.5L ガソリンターボ

 

FF 14.8
4WD 14.6
2.2L ディーゼルターボ

 

FF 18.0
4WD 17.6

ハリアーはハイブリッド、CX-5はクリーンディーゼルと環境性能にも優れたパワーユニットの燃費が優秀です。ハリアー、CX-5の全モデルでエコカー減税対象になります。

レギュラーガソリンの単価を130円/L、軽油を110円/Lとすると、ハリアーハイブリッドは1kmあたりのコストは6.0円、CX-5のディーゼルは6.1円となり、ほぼ同等です。CX-5の2.0Lガソリン車は8.1円/kmですので、ディーゼルとの車両価格差31万は15.5万キロの走行で元が取れます。ハリアーの2.0Lガソリン車も8.1円/kmですが、ハイブリッドとの価格差は70~90万もありますので、元を取るには35年以上かかります。

ほぼ同等の燃費性能ですが、車両購入時のコストが安く、パワー的にも優るCX-5の勝ちになります。

 

対決その3 値段・価格(コストパフォーマンス)対決

装備面での判定!

評価が高いハリアーの内装

評価が高いハリアーの内装

ハリアーはハイブリッド車のベースグレード、ELEGANCE(4WD ¥3,774,600)、CX-5はクリーンディーゼル車の最上級グレードXD LPackage AWD (¥3,526,200)で比較してみます。

装備面では、フルオートエアコン、スマートエントリー、LEDヘッドランプ、本革ステアリングなどは共通しています。CX-5はレザーシート、運転席10Way&助手席6Wayパワーシートに対し、ハリアーは運転席8Wayパワーシートのみで、シート表皮はファブリック+合成革皮のみの設定でレザーシートは選べません。

ハリアーのインテリアは、モノトーンで統一されたラグジュアリー感たっぷりの仕上がりです。ダッシュボードのラインや、各所のメタル加飾でSUVらしいスポーティーなイメージもあります。

CX-5は水平基調のインパネで欧州車のように機能的ですが、やや地味にも見えるデザインです。ただしダブルステッチの入ったソフトパッドを多用し、細かなディティールデザインで1クラス上の質感を持っています。後席はほぼ同じ広さで、両車とも分割可倒方式でリグライニング機構、リアベンチレーターも付きます。ラゲッジ容量はハリアーが456L、CX-5が500Lとゴルフバック4個を横に搭載できます。

ナビ・オーディオもオプションですが、CX-5は7インチセンターディスプレイを標準装着し、ナビゲーション用SDカード(¥48,600)を購入するだけでマツダコネクトナビを使用できます。ハリアーはT-Connect SDナビゲーションシステムが340,200円のオプションになります。

 

CX-5内装正面

海外でも評価が高いCX-5の内装

安全性能で判定!

安全装備面では、CX-5はカメラとレーダーによるi-ACTIVSENSEを進化させ、「アドバンストスマートシティブレーキサポート&AT誤発進抑制制御(前進時)」と前車追従走行が可能な「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール」の対応速度域を拡大しています。

夜間の視認性を高める「アダプティブ・LED・ヘッドライト」、後方と斜め後方からの接近を警告する「ブラインドスポットモニタリング」、交通標識を認識してアクティブ・ドライビング・ディスプレイに表示する「交通標識認識システム」などが標準装備されます。

ハリアーはマイナーチェンジで、ミリ波レーダーと単眼カメラを使用した待望のセーフティセンスPが全グレードにようやく標準装備されました。

セーフティセンスPの標準装備でようやくCX-5と同じ土俵に立ったハリアーは、国内専用車のためか車両価格が全体的に高めです。

この勝負は僅差ですがCX-5の勝ちとします。

 

対決その4 販売台数(人気)対決

ライバルのトヨタハリアー

新型CX-5は月販2,400台を目標としています。先代CX-5は、5年間で15万台(平均2,500台/月)を販売し、発売された2012年と2013年には2年連続でSUV国内販売台数第1位になっています。

ただしマツダの販売方針により発売後時間が経っても値引きは拡大せず、先代もモデル末期には1500台/月レベルまで販売が落ち込んでいます。新型CX-5は発売当初は大きく伸ばしましたが、ロングヒットとなるかは微妙なところです。

2016年度(2016年4月~2017年3月)の販売台数は27,193台と微妙な販売台数となっています。

一方のハリアーは2013年に発売され月販目標は2,500台でしたが、2014年は64,000台 2015年には58,000台、2016年も41,403台、2016年度(2016年4月~2017年3月)は48,366台とCX-5を大きく上回ります。

2.0LガソリンFF車のベースグレードでも295万~と高額なモデルですが、ハリアーというプレミアム感の高いブランドバリューでとトヨタの強力な販売力で売れています。

クロスオーバーSUVは競争の激しいクラスですが、独自のプレミアム感で売れ続けるハリアーの勝ちとします。

 

対決その5 デザイン(カッコよさ)対決

CX-5を斜め上から見る
国内専用車種になったことで、ハリアーのボディサイズ(全長×全幅×全高)は、4,725mm×1,835mm×1,690mmとなり、先代より全長で-10mm、全幅で-10mmダウンサイズされています。それでもCX-5の4,545mm×1,840mm×1,690mmより全長が大きくなります。

CX-5は先代の「魂動デザイン」を引き継いだデザインで、全体的なイメージは先代から大きく変わってはいません。

フロントグリルはルーバー形状からメッシュタイプに変更になり、マツダ共通のシグネチャーウィングの先端が薄くなったヘッドランプに繋がっています。立体的で、精悍さが増したフロントグリルです。先代モデルからAピラーを約35mm後退させたことで、よりロングノーズに見え躍動感も増しています。

CX-5は外観の質感も高く、特別塗装の「ソウルレッドクリスタルメタリック」、「マシーングレープレミアムメタリック」は深みや艶感も高級車以上で、所有する喜びがあります。

ハリアーは伝統のエンブレムを配した樹脂製のグリルと薄型のヘッドランプを高めに配置し、高級感と押し出し感のあるフロントデザインです。

ボディ全体は水平基調のデザインですが、リアゲートを寝かせてスポーティーなイメージとなっています。凝ったディティールや装飾的なプレスラインは少なく、フロントを除けばクリーンなボディでスマートな印象です。

両者とも魅力的なエクステリアですが、全長の長いハリアーのホイールベースが2,660mmに対して、CX-5は2,700mmと180mm長くなっています。ホイールベースの短いハリアーはフロントオーバーハングが長く、デザインに古臭さを感じます。

CX-5はタイヤが4隅に配置されているため、安定感やカタマリ感ではハリアーを上回ります。

ワイド&ローなプロポーションをベースに、ボディの陰影や面を見直すことで、より深化したCX-5のスタイリングを勝ちとします。

 

まとめ 最終勝者はこの車

CX5斜め後ろ

キープコンセプトですが、弱点を克服し、スタイリッシュさに磨きをかけ一層魅力が増した新型CX-5が4勝と圧勝しました。CX-5は操縦安定性やドライバビリティの向上だけでなく、内外装の質感もアップし先代とほぼ同じ価格でワンクラス上の車格や装備を手に入れています。

走りやデザインで欧州車的な質感を追求するCX-5に対し、ハリアーにはクラウンに通じる日本的な高級感で勝負します。包み込むような柔らかいシートや、ゆったりとした乗り心地などハリアー独自の魅力があります。装備面からすれば割高に思える価格にも関わらずロングセラーとなっているのには、SUVの元祖としてハリアーのブランド力を感じます。

ほぼ同じサイズのSUVですが、例えるならハリアーは高級料亭、CX-5は高級レストランのイメージなので好みで選べばよいのですが、やはりコストパフォーマンスの良いCX-5を最終勝者とします。

トヨタハリアーの評価、口コミ≪本当の実力をチェック≫

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