マツダCX-5対日産エクストレイル

CX-5 エクストレイル(X-TRAIL)

SUVライバル5番対決!新型マツダCX-5 vs 日産エクストレイル

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マツダCX-5と日産エクストレイル。国産ミドルクラスのSUVを検討する上で外すことのできないこの新旧SUV2台を選択する場合の、ポイントは何でしょうか?

  • 2台の走行性能対決では意外な大差がついた
  • CX-5にはハイブリッドが無いがどう影響するのか
  • エクストレイルとCX-5のコストパフォーマンスはどちらが高いのか

 

期待の新型CX-5と、迎え撃つ老舗エクストレイルを徹底比較してみましょう。

 

エクストレイルの評価、口コミ≪本当の実力をチェック≫

【CX5】マツダ新型CX-5の評価≪本当の実力をズバリチェック≫

 

対決その1 走行性能で対決

エクストレイルの走行性能

エクストレイルの動力構成は次の2種類で、それぞれFFと4WDが選択できます。
①2.0Lガソリンエンジン(147ps 21.1 kgf.m)と
②2.0L(147ps 21.1 kgf.m)エンジン+モーター(41ps 16.3 kgf.m)のハイブリッド
ハイブリッドのシステム出力は182PS

特に4WDは路面状況や運転状況に応じて、4輪に最適なトルク配分を行う日産伝統のALL MODE 4×4-iを採用しています。また駆動力とブレーキの制御を行い、路面からの不快な振動を抑えるアクティブライドコントロールや、旋回時の安定性を高めるコーナリングスタビリティアシストなどを装備し、オフロードだけでなくオンロードでの操縦安定性を向上しています。

足回りはオフロード寄りで、ストローク感のある乗り心地ですが、オンロードのハンドリングではフワフワした印象があります。

CX-5の走行性能【CX5】

CX-5は、エンジン、サスペンションやシャーシーなど先代からキャリーオーバーしています。先代はSUVとは思えないほどスポーティーなハンドリングでしたが、固めの足回りがウィークポイントでした。新型ではショックアブソーバーの大径化やフリクションの減少などで、サスペンションをスムーズに動かすことで操縦安定性はそのままに、乗り心地も向上しています。

FFと4WDが選択可能ですが、電子制御4WDのi-ACTIV AWDは27のセンサーで予兆制御を行い、最適なトルク配分で条件の悪い路面状況でも高い4輪駆動能力を誇ります。

CX5のエンジン構成は2種類
①SKYACTIV-D 2.2L(175ps 42.8kgf.m)
②直噴ガソリン直4ターボのSKYACTIV-G 2.5L(230ps 43.0kgf.m)

両エンジンともエクストレイルのハイブリッドよりパワフルで、加速フィールも自然で良好です。
手動でセンターデフロックができるクロスカントリー性能をもったエクストレイルも魅力ですが、ハンドリングに対する正確性や乗り心地の面でCX5が上回ります。

エクストレイルの2.0Lガソリンエンジンは基本設計が古く、よく言えば熟成、悪く言えば時代遅れとも言えそうです。

この勝負はマツダの「人馬一体感」をより高めたCX-5の勝ちです。

CX-5を斜め上から見る

 

対決その2 燃費対決

エクストレイル、CX-5は、ともに1.5~1.6tの車重があり、高めの車高や大径タイヤなど燃費には不利な条件です。同じパワーユニットを搭載するセダンタイプと比較して、10~20%ほど燃費は悪化します。

パワーユニット 駆動方式 燃費(km/L)
エクストレイル

 

 

 

2.0L ガソリン

 

FF 16.4
4WD 16.0
ハイブリッド

 

FF 20.8
4WD 20.0
CX-5

 

 

 

 

2.0L ガソリン FF 16.0
2.5L ガソリンターボ

 

FF 14.8
4WD 14.6
2.2L ディーゼルターボ

 

FF 18.0
4WD 17.6

エクストレイルはハイブリッド、CX-5はクリーンディーゼルと環境性能にも優れたパワーユニットの燃費が優秀です。また、両車とも4WD化による燃費悪化が少なく、先進の4WDシステムが燃費にも十分配慮していることがわかります。

エクストレイル、CX-5の全モデルでエコカー減税対象です。

購入時のコストで見ると、CX-5のディーゼルは2.0Lガソリン車との価格差が31万ほどに対し、エクストレイルハイブリッドは2.0Lガソリン車に対してプラス40万も払う必要があり、高めの価格設定です。

エクストレイルハイブリッドは、ガソリン車との価格差の元を取るのに25年以上かかります。(年間1万キロ、ガソリン130円/L前提)
CX-5も元を取るのに時間はかかりますが、ガソリンより1~2割安い軽油を使用できるため12年ほどで回収できます。強力な低速トルクで余裕のある走りができることだけでなく、エコカー減税にプラスして、クリーンディーゼル補助金も適用されるCX-5の勝ちとします。

 

対決その3 値段・価格(コストパフォーマンス)対決

エクストレイルはハイブリッド車の20X HYBRID4WD(¥3,098,520円)、CX-5はクリーンディーゼル車のXD Proactive AWD (¥3,229,200)で比較してみます。

装備面では、フルオートエアコン、キーレスエントリー、LEDヘッドランプ、本革ステアリングなどは共通しています。エクストレイルは17インチアルミホイールに対し、CX-5は19インチになります。

エクストレイルには、CX-5でオプションになるリモコンで開閉できる電動バックドアが装備されます。
エクストレイルは防水シートや防水ラゲッジを装備し、アウトドアやレジャーで実用性の高いインテリアです。CX-5は水平基調のインパネデザインにダブルステッチの入ったソフトパッドを多用し、細かなディティールデザインで1クラス上の質感を持っています。

後席はエクストレイルの方が広いですが、CX-5は後席リクライニング機構やリアベンチレーターを装備し快適性を向上させています。

安全装備面ではエクストレイルが単眼カメラによる緊急回避ブレーキや車線逸脱警報などを装備するのに対し、CX-5は「アドバンストスマートシティブレーキサポート&AT誤発進抑制制御(前進時)」、夜間の視認性を高める「アダプティブ・LED・ヘッドライト」、後方と斜め後方からの接近を警告する「ブラインドスポットモニタリング」、交通標識を認識してアクティブ・ドライビング・ディスプレイに表示する「交通標識認識システム」などが装備されます。

さらにCX-5はカメラとレーダーを装備するため、0km/hから前車追従走行が可能な「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール」が装備されていますが、エクストレイルは速度維持のみを行うクルーズコントロールがオプションになります。

ナビ・オーディオはオプションですが、CX-5は7インチセンターディスプレイを標準装着し、ナビゲーション用SDカード(¥48,600)を購入するだけでマツダコネクトナビを使用できます。

エクストレイルはオリジナルナビゲーションシステムを装着し、プロパイロットセットとアラウンドビューモニター+インテリジェントパーキングアシスト+ステアリングスイッチ+BSW(後側方車両検知警報)+ふらつき警報+クルーズコントロールを装備すると、合計価格が約40万円となるため、車両価格差の20万円が逆転しCX-5が割安になります。

インテリアの質感や装備面でもエクストレイルを上回るため、この勝負CX-5の逆転勝ちとします。

 

対決その4 販売台数(人気)対決

エクストレイルの限界値引き

エクストレイルは2013年に発売され月販目標は2,500台でしたが、2015年には58,488台(4,874台/月)、2016年もほぼ同程度売れています。

2016年度(2016年4月~2017年3月)は52,948台とコンスタントに販売台数を稼いでいます。

2.0Lガソリン車は220万からラインナップされており、1クラス下のホンダ・ヴェゼルやCX-3などとも競合できる価格帯です。

また大柄なボディを生かし、7名乗車が可能な3列シート車もあるためミニバン的な使い方もできます。値引きも拡大しており、オーテック製のエアロパーツを装着したモード・プレミア(307万~)やオフロード装備を充実したエクストリーマーZ(298万~)などの買い得な特別仕様車を準備しています。

CX-5は月販2,400台を目標としています。先代CX-5は、5年間で15万台(平均2,500台/月)を販売し、発売された2012年と2013年には2年連続でSUV国内販売台数第1位になっています。

ただしマツダの販売方針によりモデル末期でも値引きは少なめで、先代もモデル末期には1500台/月レベルまで販売が落ち込みました。

2016年度(2016年4月~2017年3月)は27,193台と、エクストレイルの半分程度の販売にとどまり、新型CX-5が発売当初は大きく伸ばすでしょうが、販売台数的にロングヒットとなるかは微妙なところです。

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この勝負は前回のフルモデルチェンジ後3年経過しているにも関わらず、月販目標の2倍近く販売しているエクストレイルの勝ちとします。

 

対決その5 デザイン(カッコよさ)対決

エクストレイルの性能は?

ボディサイズ(全長×全幅×全高)はエクストレイルが4,690mm×1,820mm×1,740mm、CX-5が4,545mm×1,840mm×1,690mmでエクストレイルがやや大柄なボディです。

エクストレイルのフロントは日産の共通イメージであるVモーショングリルを採用し、鋭角なヘッドライトで精悍なイメージです。

盛り上がったフロントフェンダーからボディサイドへつながるプレスラインや、ほぼ水平のルーフラインなどオフロードを感じさせる力強いデザインです。

新型CX-5上から

CX-5は先代の「魂動デザイン」を引き継いだデザインで、全体的なイメージは大きく変わってはいません。フロントグリルはルーバー形状からメッシュタイプに変更になり、マツダ共通のシグネチャーウィングの先端が薄くなったヘッドランプに繋がっています。

先代モデルよりも立体的で、精悍さが増しています。先代モデルからAピラーを約35mm後退させたことで、よりロングノーズに見え躍動感が増しています。ルーフラインもクーペの様に後ろ下がりで、全体的にスポーティーな印象です。

CX-5は外観の質感も高く、特別塗装の「ソウルレッドクリスタルメタリック」、「マシーングレープレミアムメタリック」は深みや艶感も高級車以上で、所有する喜びがあります。

後席やラゲッジなど車内空間はエクストレイルの方が広く、ウィンドウエリアも広いので視界も良好です。ただしオフロードイメージのデザインで背高感があるエクストレイルよりも、新型でよりワイド&ローになり、都会的でプレミアムなデザインのCX-5の方が純粋にカッコイイといえます。

 

まとめ 最終勝者はこの車

CX5サイドビュー

新型になりアグレッシブなエクステリアデザインに磨きをかけ、欧州車と見間違うほどの高品質なインテリアを採用したCX-5が4勝と圧勝しました。

CX-5は先代のウィークポイントだった室内の静粛性についても、遮音材や制振材を適所に使うことで克服しています。操縦安定性やドライバビリティも高く、オンロード中心の快適なドライブを楽しみたいのであればCX-5がおすすめです。

一方エクストレイルは汚れを気にしなくてすむ内装や、オフロードでの4WD性能やガソリン車のお買い得な価格で、クルマを道具と割り切って使い倒したい人にはピッタリです。

クルマの使い方によって評価は変わると思いますが、新型への期待も含めてCX-5を最終勝者とします。

マツダ新型CX-5(CX5)の限界値引き徹底調査【2018年6月】

最新エクストレイルの限界値引き情報【2018年6月】

 

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