ライバル対決ハリアー対エクストレイル

エクストレイル(X-TRAIL) ハリアー

ライバル5番対決!トヨタハリアー vs 日産エクストレイル

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永遠のライバル、日産・エクストレイル。2車を選択するポイントは何でしょうか?

  • 実際、コストパフォーマンスが高いのはどちらなのか
  • ハリアーとエクストレイルのハイブリッドは何が違うのか
  • ハリアーとエクストレイルの最新安全装備はどうなのか

国産ミドルクラスのSUVを検討する上で外すことのできないこの2台を、今回は5番勝負で対決させてみます。

日産エクストレイルの評価、口コミ≪本当の実力をチェック≫

 ➡トヨタハリアーの評価、口コミ≪本当の実力をチェック≫

 

対決その1 走行性能対決

ハリアーは3つのエンジンをラインアップ

ハリアーのマイナーチェンジの最大の目玉は、2.0Lターボエンジンの追加 です。

  • 最大出力231ps/5,200~5,600rpm
  • 最大トルク36.7kgf・m/1,650~4,000rpm

と2.5Lエンジン並みのパワーで、先行してクラウンアスリートやレクサスNXにも搭載され高評価を得ています。

前期モデルでは若干アンダーパワーな2.0Lガソリンエンジン(151ps/6,100rpm19.7kgf・m/3,800rpm)と、燃費重視のハイブリッド(システム出力192ps)の2種類で、スポーティーな外観にマッチしたパワフルな走りを望むユーザーへのアピールが不足していました。

アクセルを踏んだ直後の低回転から、強力なトルクが立ち上がり胸のすく加速が味わえるとともに、車体剛性は前後に装備されたパフォーマンスダンパーによって強化され、操縦安定性も向上しています。

エクストレイルの4WDは国産最高峰

一方エクストレイルは、本格的な4WD性能がアピールポイント。乗用車と同じモノコックボディですが、インテリジェント4×4と呼ばれる4WDシステムは電子制御式の最新タイプです。

Autoモードでは、悪路や雪道など路面状況に合わせ前100~50:後0~50の間で自動的にトルク配分を行い、常に安定した走りを実現。

わだちの乗り越えやスタック時などでは50:50で固定できるLockモードも備え、滑りやすい下り坂の際に車速設定(4km/h~15km/h)すれば、ハンドル操作のみに集中できるアドバンスドヒルディセントコントロールも装備されています。

マイナーチェンジのトピックは、高速道路単一車線自動運転技術「プロパイロット」の搭載 です。車間と速度を維持しつつ、アクセル、ブレーキ、ステアリング操作を自動で制御します。

高速道路上でステアリング内のプロパイロットボタンを押し、速度を設定するだけで作動し、メーター内の5インチ液晶パネルで作動状況の確認が可能です。

日産の自動運転技術プロパイロットとは?

プロパイロット装備車には電動パーキングブレーキがセットされ、停止後3秒以内であれば自動での再発進も行い、レジャーへの往復時の渋滞に威力を発揮します。

ハイパワーユニットで新しいキャラクターを得たハリアーも魅力ですが、本格的な4WD性能を備えつつ、先進技術で未来感あふれるドライブを愉しめるエクストレイルの勝ちとします。

エクストレイルの口コミ評価

 

対決その2 燃費対決

ハリアーの2.0L NAガソリンとハイブリッド、エクストレイルの2.0Lガソリンとハイブリッドはマイナーチェンジでも変更はなく、燃費数値も従来通りです。

パワーユニット 駆動方式 燃費(km/L)
ハリアー

 

 

2.0L NAガソリン

 

FF 16.0
4WD 14.8~15.2
2.0Lターボ FF 13.0
4WD 12.8
ハイブリッド 4WD 21.4
エクストレイル

 

 

 

2.0L ガソリン FF 16.4
4WD 16.0
ハイブリッド FF 20.8
4WD 20.0

ボディの背が高いため空気抵抗が大きく、タイヤ径も大きいSUVは燃費面では不利です。

4WDになると駆動システムのフリクション(摩擦などの抵抗)が大きく、さらに燃費は悪化します。

両車とも1.8~2.0トンある車重にも関わらず、自然吸気のガソリン車で15.0km/Lをマークするなど、燃費性能は頑張った数値です。

ハイブリッドでは100kgほどハリアーの方が重いのですが、エクストレイルを上回る燃費をマークしているのはハイブリッドに手慣れたトヨタならでは。燃費面だけでなく、静粛性の高さやスムーズな加速感でも優れています。

エクストレイルは、FFと4WDで燃費の差がほとんど無い点に注目です。

燃費ではとかくパワーユニットに注目が集まりがちですが、4WD用トランスファーの軽量化や電子制御の見直しでFFとほぼ同じ燃費を達成し、4WDのデメリットを払しょくしています。

アウトドアやウィンタースポーツなどで4WDのニーズが高いエクストレイルでは、嬉しい配慮です。

ほぼ互角の勝負ですがハリアーに新搭載された2.0Lターボエンジンは、欧州車のダウンサイジングターボと比較すると物足りない燃費で、減税対象になりません。

スポーティーな走りが愉しめるモデルとはいえ、プレミアムガソリン指定となるのも財布にも厳しいところです。

本格的な4WDシステムを装備しながら、燃費を気にせず遊べるエクストレイルの勝ちとします。

燃費対決はエクストレイルも勝利

 

対決その3 価格値段(コストパフォーマンス)対決

ハリアーはエントリーグレードの「GRAND」が廃止され、

  1. 「ELEGANCE」が標準グレードとなり、
  2. 「PREMIUM」はパワーバックドアやスマートエントリーが装備され
  3. 「PROGRESS」T-Connectナビやインテリジェントクリアランスソナーが装備される

の3グレード構成になりました。

エクストレイルはグレード構成の変更はなく、オンロード向けのエアロを装着した「モード・プレミア」やオフローダーイメージをさらに強調した「エクストリーマーX」といった特別仕様車も、引き続きラインナップされています。

コストパフォーマンスはメーカーのWEB見積りシステムでの人気No1グレードで比べてみましょう。

ハリアーが2.0LガソリンのPREMIUM(FF:¥3,249,720円)

エクストレイルは20X(4WD/2列シート: ¥2,755,080円)

ハリアーはグレードにより異なりますが、安全装備のセーフティセンスPの標準化や各種装備の充実で、前期モデルよりも最低10万円以上値上げされています。

PREMIUMはLEDヘッドランプや18インチアルミホイールなどが標準装備、T-Connectナビを除けば最上級のPROGRESSと同等の豪華装備仕様です。

エクストレイルの20Xも充実装備のグレードですが、標準装備ではハリアーに及びません。

20Xにハリアーと同等のLEDヘッドランプ(インテリジェントオートライト+フォグランプ)、SRSサイドエアバッグ〈運転席・助手席〉+SRSカーテンエアバッグ、さらに話題のプロパイロットを装着すると、エクストレイルの車両価格は¥3,046,680円と大幅アップ!

価格の高い純正ナビゲーションを除いた価格差は、¥203,040円となります。

ハリアーはウルトラスエード+合皮のシート、メタルカーボン加飾パネルなどゴージャスな内装が装備されますが、エクストレイルはハリアーでは19万円増となる4WDです。

「エクストレイルの勝ち」としたいところですが、 ハリアーには高いリセールバリューがありま す。ハリアーは中古市場でもアルファード/ヴェルファイアに次ぐ人気の高さで、3年後の初回車検までのリセールバリューはエクストレイルを大きく上回る70%以上(条件やオプションにより異なります)が期待できます。

少々値が張りますが、購入時にパール系のボディカラーや電動ムーンルーフなど人気オプションを装着しておけば、より高く売ることが可能です。

売却時まで考えたハリアーのコストパフォーマンスは、人気の高いエクストレイルの4WDモデルを上回り、コストパフォーマンス勝負はハリアーの勝ちです。

ハリアーの性能

 

対決その4 販売台数(人気)対決

エクストレイルは初代、2代目とオフロードイメージの強いボクシーなスタイルが人気でしたが、3代目は曲線を多用したモダンなデザインへと大きく変更しています。

ボディも一回り大きくなり、今でもファンの多い初代エクストレイルのデザインを捨てたことで、これまでの人気は得られないのでは?との予想もありました。発売前の心配は杞憂に終わり、2014~2016年の3年間で168,335台を販売。

月販2,500台の目標を大きく上回り、平均4,676台/月のペースで売れる人気モデルになっています。

ハリアーは先代モデルの終了から1年間ブランクがありましたが、月販目標の2,500台を大きく上回るペースで好調な販売が続いています。

トヨペット店専売にもかかわらず、2016年までに165,314台(月販4,592台)が売れ、マイナーチェンジが近づいた2017年3月の単月でも7,360台も売れました。

同時期に発売開始されたC-HRを検討していた客がハリアーに流れたこともありますが、人気の高さが伺えます。販売台数の差はわずかですが、エクストレイルがハナ差で逃げ切り です。

エクストレイルの限界値引き

 

対決その5 デザイン(カッコよさ)対決

国内専用車種になったことで、ハリアーのボディサイズ(全長×全幅×全高)は、4,725mm×1,835mm×1,690mmとなり、先代より全長で-10mm、全幅で-10mmダウンサイズされています。

一方のエクストレイルはマイナーチェンジで前期モデルより全長が50mm延びて、4,690mm×1,820mm×1,740mmとなり、後期モデルからシャークフィンアンテナを採用したため、35mm高くなっています。

全長が長いハリアーのホイールベースは、エクストレイルの2,705mmよりも45mm短い2,660mmです。

フロントのオーバハングを伸ばしたデザインは初代モデルから引き継ぐハリアーの特徴ですが、やや前のめりで安定感に欠け、古さも感じます。

後期モデルのシーケンシャルウィンカー(流れるウィンカー)が内蔵されたヘッドランプはシャープですが、樹脂製パネルのフロントグリルは好き嫌いが分かれるデザインです。

エクストレイルはタイヤを4隅に配置することで踏ん張り感を強調し、グラマラスな曲線と拡大されたVモーショングリルがよくマッチしています。

ハリアーには無い3列シートをラインナップしながらも、サイドビューには間延びした印象はありません。オフロードのタフさとオンロードでの軽快さが適度にミックスされ、全体的にレベルが高くスキの無いデザインですが、「どこかで見たような感じ」もします。

初代モデルが強烈な印象を与えた「エクストレイルらしさ」は、ほとんど感じません。

対するハリアーは初代からモダナイズされているものの、ひと目でハリアーと分かるシルエットです。

クセの強いフロントマスクは万人向けではありませんが、歴代モデルを通じて継続性のあるデザインは、ハリアーのブランド価値向上に大きく貢献しています。

伝統を守るトヨタに敬意を表して、ハリアーの勝ち とします。

ライバルのトヨタハリアー

 

まとめ 最終勝者はこの車

エクストレイル3勝、ハリアー2勝になりましたが、人気の2台だけに各勝負の差も僅差でした。

内外装の高級感とオンロードでの快適性を追求したハリアーと、オフロードでの走破性やアウトドアでの使い勝手を優先したエクストレイルのコンセプトは、両極端といってよいでしょう。

エクストレイルの評価口コミまとめ

マルチパーパス性が魅力のSUVだけに、ユーザーがどういった使い方を重視するかで、クルマの魅力は大きく差が出ます。

キャラクターの全く異なるハリアーとエクストレイルで悩むことは少ないでしょう。

さまざまなモデルが揃うSUVジャンルの中から、自分のライフスタイルや考え方にマッチしたクルマを選べることに感謝しつつ、 勝負通りエクストレイルの勝ち とします。

 

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