人気のインプレッサのグレード選びのポイントは何でしょうか?
インプレッサのグレードのポイント
- グレードはシンプルな3グレード構成わかりやすい
- 1.6Lエンジンと2.0Lエンジンどちらを選ぶべきか?
- スバル自慢の安全装備アイサイト「EyeSight」はすべてのグレードに標準装備
- スバル60周年記念としてインプレッサの1.6L車に特別仕様車「1.6i-L EyeSight S-style」が追加された

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新型インプレッサはスバルの新プラットフォームSUBARU GLOBAL PLATFORM(SGP:スバル グローバル プラットフォーム)を初めて採用し、2016年には日本カー・オブ・ザイヤーも受賞しました。
高剛性ボディと伝統の水平対向エンジン、先進の安全運転支援システムEyeSight(アイサイト)など見どころの多いモデルです。

【2021年3月】スバル新型インプレッサスポーツの評価・評判
この記事の内容
NEW!インプレッサ1.6Lモデルに「S-style」が新登場
スバル60周年記念としてインプレッサの1.6L車に、スポーティーなエクステリアと充実のインテリア装備を加味した待望の特別仕様車「1.6i-L EyeSight S-style」が誕生しました。
インプレッのサスポーツ/G4の1.6Lエンジン車では、これまで1.6i-L EyeSightのワングレードだけラインアップされていました。このS-styleは、2.0Lエンジン車の最上級グレード「2.0i-S EyeSight」をイメージしたエクステリア仕様となっています。
特別仕様車 1.6i-L EyeSight S-style 価格 | |
---|---|
2WD | 2,106,000円 |
4WD | 2,322,000円 |
※ボディカラーは通常モデルと同じ全7色
この特別仕様車はベース車両の1.6i-L EyeSightと比較して2WD・4WDともに162,000円アップと、それなりの金額アップしてます!
気になる追加装備は次の通りです。
「S-style」に加えられる装備
■エクステリア
- メッキ加飾付フロントフォグランプカバー
- サイドシルスポイラー
- 16インチアルミホイール(切削光輝)&205/55R16タイヤ
- マフラーカッター(G4のみ)
■インテリア
- 本革巻ステアリングホイール(1.6i-L EyeSightはメーカーオプション)
- 本革巻セレクトレバー(シフトブーツ、ピアノブラック調加飾パネル付)
- メーターバイザーリング(シルバー)
- アルミパッド付スポーツペダル(アクセル、ブレーキ、フットレスト)
- 6スピーカー(フロント4+リヤ2)
- シート材質(メイン/サイド):ファブリック/トリコット(シルバーステッチ)
■視界関係
- LEDハイ&ロービームランプ(ブラックベゼル)[ヘッドランプレベライザー(オート)、ポップアップ式ヘッドランプウォッシャー付]+ステアリング連動ヘッドランプ(1.6i-L EyeSightはメーカーオプション)
- 電動格納式リモコンカラードドアミラー(LEDサイドターンランプ&ターンインジケーター付)
- クリアビューパック(1.6i-L EyeSightはメーカーオプション)
この「S-style」は特別仕様車とうたいながらも販売台数の限定はないようなので、実質的な1.6L車の上級グレード設定とも言えそうです。
価格的に2.0Lの基本グレード「2.0i-L EyeSight」とほとんど変わらなくなるので、1.6Lの上級なモデルにするかパワフルな2.0Lエンジンを選ぶかはとても悩ましい選択となります。
パワーユニットは2.0Lと1.6Lの2種類
インプレッサのパワーユニットは、自然吸気の水平対向ガソリンエンジンのみで排気量は2.0リッター直噴と1.6リッターがラインナップされます。
パワー | トルク | 燃費 | |
2.0リッターガソリン | 154ps/6,000rpm | 20.05kgf・m /4,000rpm | 16.8km/L(AWD) 17.2km/L(FF) |
1.6リッターガソリン | 115ps/6,200rpm | 15.1kgf・m /3,600rpm | 17.0km/L(AWD) 18.2km/L(FF) |
スバルらしく全車で4WDが選択可能で、トランスミッションはマニュアル操作も可能なパドルシフト付リニアトロックCVTとなりますが、先代まで設定されていたマニュアルミッションはありません。
4WDシステムはスバル独自のアクティブトルクスプリットAWDで、路面や走行状況に応じて前後輪に最適なトルクを配分します。水平対向エンジンとAWDシステムはシンメトリカル(左右対称)で、直列エンジンと比較して重心が低く前後左右の重量バランスに優れています。
1.6リッターはOEMの軽自動車やジャスティなどを除けば、スバルで最も少ない排気量となりエントリーモデルの位置付けもあります。
これまでインプレッサの1.5L、1.6Lを乗り継いできたユーザーに向けたラインナップでもありますが、歴代の中で最も大きくなった現行モデルには、ややアンダーパワーです。
市街地走行などでは問題ありませんが、流れの早い郊外のバイパスや高速道路などでは、加速力不足でストレスが溜まります。
2.0リッターは先代モデルのキャリーオーバーですが、直噴化を行い約80%の部品を刷新しています。
WRXほどのパワーはありませんが、低速域からパワフルで法定速度内であれば十分な動力性能を持っています。弱点だった燃費も改善されていますが、ガソリンエンジンとしては平均点といったところです。
グレード構成はシンプル 充実した標準装備。
インプレッサのグレードは1.6Lが2グレード、2.0Lが2グレードとシンプルな構成です。
また、セダンの“G4”と、5ドアハッチバックの“スポーツ”がありますが、グレード構成と価格は同一になります。
グレード名にもある通り、安全装備のアイサイトは全車標準です。ステレオカメラ方式のアイサイトはVer3が採用され、クルマや歩行者だけでなく自転車も検知する衝突被害軽減ブレーキ、先行車との車間を維持しながら0km/h~100km/hの速度で追従走行するアダプティブクルーズコントロール、走行車線を維持するレーンキープ、誤発進抑制機能などがセットされます。
エアバックは、ニーエアバックも含めた7つのエアバックが標準装備。歩行者との衝突時に、ボンネット下からエアバックを展開する「歩行者保護エアバック」を国産車で初めて全車標準搭載しています。
充実した安全装備はスバルのお家芸ですが、グレードを問わず標準装備されるのはスバルの良心です。
その他の標準装備もフロントフォグランプ、電動パーキングブレーキ、雨滴感応式オートワイパー/オートライト、フルオートエアコン(2.0L車は左右独立調整式)、6:4分割可倒式リヤシート(G4はトランクスルー)など充実しています。
インプレッサのグレード別装備差
1.6リッターと2.0リッターで装備差があり、2.0i-Sは内外装の加飾など豪華装備仕様となります。
1.6i-L EyeSight | 2.0i-L EyeSight | 2.0i-S EyeSight | |
タイヤ | 205/55R16 16インチアルミ | 205/50R117 17インチアルミ(切削光輝) | 225/40R18 18インチアルミ(切削光輝) |
ヘッドランプ | ハロゲン | LEDハイ&ロービーム | |
ドアミラー | 電動格納式 | 電動格納式(サイドターン&ターンインジケーター付) | |
ステアリング&セレクトレバー | ウレタン | 本革巻き(シフトブーツ、ピアノブラック調加飾パネル) | |
キーレスアクセス | リモコンキー | キーレスアクセス&プッシュスタート | |
シート素材 | トリコット/トリコット | ファブリック/トリコット(シルバーステッチ) |
インテリアでは、2.0リッターのインパネやコンソール、ドアアームレストなどにソフトパッドやシルバーステッチが採用され、ドアハンドルやドアミラースイッチなどがシルバーやメッキ加飾となります。
スバルらしい質実剛健なインテリアで洒落っ気はありませんが、2.0リッターモデルはポイントを押さえた加飾でクラス並みの上質感を持っています。また、2.0i-S EyeSightには上表以外にアルミパッド付スポーツペダル、サイドシルスポイラー、光輝ウィンドウモールなどが装備されます。
1.6リッターと2.0リッターの価格差は¥237,600で、2.0i-Sと2.0i-Lの価格差は¥216,000です。パワーユニットのスペック差や装備差を考慮すれば、妥当な価格設定といえます。
ベストチョイスは2.0i-S EyeSight のAWD
2.0リッターモデルには、フロントとリアにスタビライザーが付き(1.6リッターはフロントのみ)、走行モードを燃費重視やスポーティな特性に変更できるSi-Driveが装備されます。
リセールバリューの高さだけでなく、インプレッサの高い走行性能や、欧州車にも負けない乗り味を楽しむには2.0リッターモデルがおススメです。
さらに2.0i-S EyeSightには、旋回時に左右の駆動力の差を発生させ安定したコーナリングを実現するアクティブ・トルク・ベクタリング(FFはフロントのみ)が装備されます。
フロントブレーキは15インチ2ポッドから、16インチ2ポットへ大径化され制動力も向上しています。全天候で安定したオンザレール感覚のドライブを実現できるのは、スバル車ならではメリット。
インプレッサのベストグレードは2.0i-S EyeSight のAWDモデルです。
国産車でのライバル、マツダ3と対決
SKYACTIV TECHNOLOGYで走行性能に磨きを掛け、欧州車ばりの流麗なデザインとしっかりした走行性能が魅力のマツダ3は、国産車ではインプレッサの最大のライバルです。
ボディサイズ(全長×全幅×全高:mm()内はハッチバック)は、インプレッサが4625×1775×1455(4460×1775×1480)、マツダ3が4580×1795×1465(4460×1795×1470)とほぼ同サイズです。
マツダ3には2.2Lディーゼル直噴ターボ、1.5L DOHC ガソリン、2.0Lハイブリッド(セダンのみ)とハッチバックのアクセラスポーツには1.5Lディーゼルターボと豊富なラインナップが揃っています。
インプレッサスポーツの2.0i-S EyeSight(AWD ¥2,613,600)とマツダ3スポーツ 1.5XD L Package(FF ¥2,689,200)で比較してみます。
1.5リッターと小排気量のディーゼルはパワーが105psながらも、トルクは3.0リッターエンジン並みの27.5kgf・mと強力です。燃費も21.6km/Lと良好で、安価な軽油を使用するためランニングコストもガソリンほどかかりません。
安全装備も衝突被害軽減ブレーキや、レーンキープ、アダプティブクルーズコントロール、ブラインドスポットモニタリングなどをセットしたi-ACTIVSENSEが標準装備。
状況を検知するセンサーの精度を上げ、JNCAP(自動車アセスメント)の平成28年度予防安全評価でアイサイトを押さえトップになっています。
装備面では、LEDヘッドランプ、パーフォレーションレザーシート、運転席パワーシートや18インチアルミなど、ほぼ同等の内容です。細部まで練り込まれた美しいエクステリアや、色気のあるデザインや選び抜かれた素材で上質感のあるインテリアなど、マツダ3には価格以上の満足感があります。
ほぼ互角だが、1つだけ大きな違いが!
走行性能も欧州車基準で作られたマツダ3とインプレッサだけに甲乙つけがたいですが、決定打はインプレッサの4WD性能。
マツダ3の1.5リッターディーゼルでは4WDが選べず、10万円ほど安いのにも関わらずインプレッサにはスバルの優秀なAWDが付いてきます。
AWDが必要で、コストパフォーマンスを重視するならインプレッサで決まりです。
インプレッサ ベストグレードのまとめ
新プラットフォームを採用するなど気合の入ったモデルチェンジを行ったインプレッサですが、少し残念なのは新型のたびに大きくなるボディです。
初代インプレッサの全幅は5ナンバーサイズの1690mm、現行モデルはレヴォーグ1780mmとほぼ同じ1775mmになります。
スバルが最も売れているアメリカ市場での衝突安全や、ユーザーのニーズを考えれば、大型化は避けられないかもしれません。ただし、ドライバーズシートの死角も少ないので運転もしやすく、エクステリアも四隅を絞ったデザインなので大きさを感じることは少ないです。
コンパクトなインプレッサに対する郷愁もありますが、実績と性能でトップクラスの安全装備と4WD性能を持つクルマが、200万円台で購入できるのはインプレッサの大きなメリット。スバルの企業努力に拍手です。
スバルインプレッサの人気色ボディーカラーランキング
今やイメージでもセールスでも、スバルを代表する車となった新型インプレッサ。予想通り販売も好調で街でもよく見かけるようになっています。
そんなインプレッサのボディーカラーは全7色。
決して数が多いわけではないですが、自分だけの1っ色を選ぶとなると慎重になります。
そんなインプレッサのボディーカラーでお悩みの方必見のランキングです!
それでは早速、インプレッサの人気カラーベスト3をランキング形式で発表していきます。
※このランキングは、プレス発表や中古車市場での流通量、ディーラーへの調査などをもとに当サイトで独自にランキングしたものです。
インプレッサの人気色トップ3
第1位 クリスタルホワイト・パール

クリスタルホワイト・パール(33,000円アップ)
不動の人気NO.1 はクリスタルホワイト・パールです。有料色ではありますが圧倒的な人気です。
無難、下取りバッチリ、パールが美しいと選択する理由は揃っています。
でも、スバルにはホワイトくらい無料でラインナップして欲しい(トヨタのマネするな)と言いたい!

クリスタルホワイト・パール
第2位 アイスシルバー・メタリック

アイスシルバー・メタリック
新型インプレッサのイメージカラーで、広告などにもこのカラーが使われているのでおなじみです。
スバルの専売カラーであるアイスブルーの、クール・イメージがインプレッサにも似合ってます。

光の加減でも見え方が変わるアイスシルバー・メタリック
第3位 クリスタルブラック・シリカ

クリスタルブラック・シリカ
ちょっとインプレッサのイメージとは離れているブラック系のカラーですが、意外となかなか似合います。
黒は時間がたっても飽きが来ないので、長く乗る人にはベストなカラーです。
この上位3色が販売のほとんどを占めているのがインプレッサの実際です。
まだまだ魅力的なカラーがあるので、当サイトがおすすめする、イケててカッコいいカラーをご紹介しましょう。
インプレッサのイケててカッコいいおすすめ色
売れているカラーももちろんいいですが、クールなデザインがウリのインプレッサなので、カラーも少し人とは変わった色をチョイスしたいですね。
そんなインプレッサおすすめの、イケててカッコいい色はこちら!

セダンのG4のイメージカラーとして見慣れてきました。
見かけるとドキッとする、インプレッサにまといたいの色です。

離れてみるとブラックに見えるくらいの濃いグレーです。近くで見るとメタリックの素材が上品な雰囲気で大人のカラー
残念ながら不人気カラー2色
不人気カラーはどの車にもありますが、この2色ともに決して似合わないわけではありません。
アイスシルバー・メタリックのイメージが強過ぎて、このブルー系2色は販売台数が伸び悩んでいますが、ご覧くださいなかなかのクールな装いです。

ブラックも良いですが、どうですか濃いブルーもなかなかでしょう!

薄いブルーのアイスシルバー・メタリックと濃いブルーのダークブルー・パールに挟まれて、若干中途半端か

クォーツブルー・パール
インプレッサ人気色ボディーカラーまとめ
買うべき車は決まったけれども、色やグレード選びで迷ってしまったということが良くあります。
この記事を読んで、本当に欲しいカラー、グレードが見えてきたでしょうか?
ところで、これからインプレッサの購入を考えている人が気になるのは、やはりインプレッサの値引き情報です。
人気の新型インプレッサを少しでも安く購入するにはどうすべきでしょうか?
一般の方は慣れないディーラーの価格交渉で、百戦錬磨のディーラー営業マンに騙されてしまうのが実情です。
そこで、どうやって目標値引きを引き出すのか、値引きテクニックを教えます!
商談契約後でも納車直前まで間に合う 下取り車の査定アップ!



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