新型に生まれ変わったN-WGN(エヌ・ワゴン)を購入するにあたり、注意すべき点は何でしょうか?
新型N-WGN(エヌ・ワゴン)のポイント
- 新型N-ワゴンの外観は先代までのワイルド感が薄まり、現行N-BOXをレトロにしたデザイン
- これまでどおり新型車でもN-WGNとN-WGNカスタムの2種類が販売される
- N-BOXよりも車重が軽いため、見た目は似ていても動力性能や燃費の良さはN-WGNが上
- ホンダの軽自動車で初めて渋滞追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)が搭載された
- ライバルはスズキワゴンRとダイハツムーヴという強力な軽自動車を代表する車種
ホンダが軽自動車のラインナップで展開しているNシリーズ。その第4弾として満を持して2013年11月にリリースされたのが初代ホンダN-WGN(エヌ・ワゴン)。
2019年夏発売の新型も着実にセールスを伸ばし続けています。
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この記事の内容
ホンダN-WGNの評価、口コミ 新型N-ワゴンの特徴は?
2019年の7月にホンダ新型N-WGN(2代目)が発売されました。
2017年にN-BOXがフルモデルチェンジしましたが、2年が経過してついにN-WGNもようやくフルモデルチェンジすることになりました。
N-BOXの大ヒットにあやかり、これまで少しワイルド感があったN-WGNが新型では現行N-BOXと似たレトロチックな外観となっています。
新型N-WGNと同じ見た目であるホンダのN-BOXは、近年とても人気を集めていて2017年と2018年の2年連続「国内で最も売れている車」として総合一位を獲得しています。
今回の新型N-WGNも、国内の人気車種と同じ見た目にしてホンダはさらなる売上げアップを狙っているのでしょう。
また、軽自動車といえば車内が普通車と比べて狭く、ふくよかな人や身長の高い人は乗り心地が悪いと感じることも多いです。そんな中、新型N-WGNは「乗り心地のよさ」に力をいれ、前後の調節だけでなく高さの調節もできるようになっています。
現行N-BOXと同じような見た目ではありますが、動力性能や燃費のよさは向上しているため「乗り心地がよくて走りやすい軽自動車がほしい」という人には向いています。
新型N-WGNのデザインの比較・評価
新型N-WGNはレトロな外観に生まれ変わったため、並べてみてもどちらが新型か迷ってしまいそうです。
さらに、新型N-WGNはクラシカルな独特の世界観がある車に仕上がっています。
ホンダが掲げるコンセプトは「普段の生活になじみ、親しみやすさのあるデザイン」で、ヘッドライトは丸く、グリルは四角い形となり、インパクトの強いデザインとなっています。
新型N-WGNカスタムは、存在感を主張するグリルを装着しているほか、ヘッドライトはLED多灯式を採用。
また新型N-WGNカスタムは、ウインカーに人気が高い「シーケンシャルターンシグナル」を装備し、ルーフ後方には軽自動車として初めて「シャークフィンアンテナ」が搭載されています。
エクステリア(外装)の比較と評価は
新型N-WGNは、ボンネットを低めにしそのぶん高さをアップさせて室内を広めに確保しています。
そのため、見た目的には「ちょっと鼻が短いかな」という印象を受けます。また、外観は水平基調となっているため前後左右の視覚も良好です。
とはいえ、最近の車は死角をできるだけ少なくするためにさまざまな工夫が施されているため、N-WGNが特別視界が良好というわけではなさそうです。
N-WGNカスタムはちょっとかっこいい軽がほしいと考えている男性などにウケそうな、ゴツさとイカツさを兼ね備えている外装です。
カスタムもレトロでとがった印象のフロントマスクは旧型から大きく変わっていて賛否が分かれそうなモデルチェンジです。
しかし今回の新型N-WGNについて、ホンダは「普段の生活になじむ親しみやすいイメージでまとめた」としていますが、個人的にはに「普通のうちの普通の車」になってしまったなという印象です。

ボディの大きさの比較と評価
新型N-WGNのボディの大きさは以下のとおりです。
<新型N-WGN・N-WGNカスタムのボディサイズ> | ||
新型N-WGN | 新型N-WGNカスタム | |
全長×全幅×全高 | 3,395mm×1,475mm×1,675mm | 3,395mm×1,475mm×1,705mm |
ホイールベース | 2,520mm | 2,520mm |
車両重量 | 850~920kg | 850~930kg |
新型N-WGNのボディサイズは、前モデルですでに全長・全幅が軽自動車の最大の規格サイズになっていますので変更はありません。
ただ新型N-WGNには、現行N-BOXでも採用されている最新のプラットフォームを使用してパワートレインをより前に傾けて収納することによりエンジンルームを縮小し、そのぶん車内を広くしています。
フロアの左右を横断するクロスメンバーを専用設計にしたことで、全高が低いハイトワゴンに最適化しました。
前モデルのN-WGNの大きさは3395mm×1475mm×1655mm(全長×全幅×全高)となっていため、高さが全モデルよりも少しだけ低くなっています。
新型N-WGNのインテリアの変更点と評価
運転席からの視認性を拡大するために、Aピラーにはハイテン材を使用し、ピラーの強度を確保しながら、その幅を6mmにすることに成功しました。
ワイパーについても、フロントワイパーはフロントガラス下に収納し、リアワイパーモーターもウインドウにかからないように位置を下げて搭載されています。
新型N-WGNには「テレスコピック&チルトステアリング機能」が標準装備されています。
さまざまな体格のドライバーがいる中、新型N-WGNでは最適な姿勢を確保できるよう、ホンダの軽自動車で初めて装備されたのです。
新型N-WGNカスタムのインテリアでは、ブラックで統一され上質さを感じることができます。
全車でフルオートエアコンが標準装備され、グレード「L」「L・ターボ」ではプラズマクラスター技術を採用。
全席シートは柔らかく座り心地が良いですので、長時間のドライブでも疲れを感じさせません。
ラゲッジスペースは前モデルから低床化したことで拡充に成功。
低床化されたことで重い荷物を簡単に乗せることができますし、備え付けのボードを利用することで上下二段に分けることができ、たくさんの荷物を収納することができます。
新型N-WGNの室内は、以下の大きさになっています。
<新型W-WGNの室内サイズ> | |
室内長×室内幅×室内高 | 2,055mm×1,350mm×1,300mm |
室内サイズは、前モデルとほぼ変わりなく、室内幅が5mm小さくなっている程度です。
インテリアに関しては、前モデルN-WGNよりも新型N-WGNのほうが高級感がアップしたように思います。
特に、N-WGN Customの前モデルではインテリアにスポーティさを取り入れていましたが、中途半端でインテリアだけややスポーティという感じでした。今回の新型N-WGN Customでは、新型N-WGNよりも高級感や上品さが増しています。
ラゲッジスペースは重さのあるものや高さのあるものを積みやすい仕様となっている。備え付けのフロアボードを使用すれば2段にすることができ荷物を上下に分けて収納することができる。
新型N-WGNの価格
新型N-WGNの車両価格は、以下のようになっています。
<新型N-WGN・N-WGNカスタムの車両価格> | |||
●N-WGN | |||
グレード | ミッション | 駆動方式 | 車両価格 |
G・Honda SENSING |
CVT
| FF | 1,298,000円 |
4WD | 1,431,100円 | ||
L・Honda SENSING | FF | 1,364,000円 | |
4WD | 1,497,100円 | ||
L・ターボ Honda SENSING | FF | 1,529,000円 | |
4WD | 1,662,100円 | ||
●N-WGNカスタム | |||
G・Honda SENSING |
CVT
| FF | 1,540,000円 |
4WD | 1,673,100円 | ||
L・Honda SENSING | FF | 1,617,000円 | |
4WD | 1,750,100円 | ||
L・ターボ Honda SENSING | FF | 1,694,000円 | |
4WD | 1,827,100円 |
新型N-WGNの車両価格は、最新のHonda SENSINGが搭載されたことで、全グレードでアップしました。
全体的には旧モデルよりも約18万円程高くなっていますが、コストダウンを考えているターゲットのために、Honda SENSING非搭載車を選択できるように工夫されています。
新型N-WGNとライバル車を比較してみたら?
新型N-WGNの対抗車種は、スズキワゴンR、日産デイズ、ダイハツムーヴが挙げられます。
それぞれの車両価格を比較してみましょう。
<新型N-WGNと対抗車種の車両価格比較> | ||
標準モデル | カスタム | |
N-WGN | 1,298,000~1,662,100円 | 1,512,000~1,827,100円 |
ワゴンR | 1,098,900~1,544,400円 | 1,501,500~1,776,500円(スティングレー) |
デイズ | 1,296,900~1,811,700円 | ― |
ムーヴ | 1,133,000~1,501,500円 | 1,397,000~1,782,000円 |
カスタム車ではない標準車で比較すると、新型N-WGNは現行デイズと同じような価格帯になっていることが分かります。
4車種の中ではダイハツムーヴが比較的リーズナブルです。
次にスペックについて比較していきましょう。
<新型N-WGNと対抗車種のスペック比較> | ||||
新型N-WGN | ワゴンR | デイズ | ムーヴ | |
全長 | 3,395mm | 3,395mm | 3,395mm | 3,395mm |
全幅 | 1,475mm | 1,475mm | 1,475mm | 1,475mm |
全高 | 1,675mm | 1,650mm | 1,640~1,660mm | 1,630mm |
室内長 | 2,055mm | 2,450mm | 2,065mm | 2,080mm |
室内幅 | 1,350mm | 1,355mm | 1,340mm | 1,320mm |
室内高 | 1,300mm | 1,265mm | 1,270mm | 1,280mm |
ホイールベース | 2,520mm | 2,460mm | 2,495mm | 2,455mm |
最小回転半径 | 4.5~4.7m | 4.4m | 4.5~4.8m | 4.4~4.7m |
車両重量 | 850~920kg | 730~840kg | 830~940kg | 830~900kg |
4車種を比較すると、いずれの車種も軽自動車の規格サイズ最大の大きさをしていますので、全長・全幅はどれも同じです。
全高については新型N-WGNが一番大きく、それにともなって室内高についても新型N-WGNが広くなっています。
ただ室内長は、新型N-WGNが一番小さくコンパクトになっていますので、室内長のせまさは否めませんが、ホイールベースが新型N-WGNが最も大きいですので、車内でゆったり過ごすことができるでしょう。
最小回転半径は、いわゆる「小回り」のことで、いずれの車種も軽自動車ですので、小回りがききます。
ここでは新型N-WGNの対抗車種を3車種ご紹介しましたが、まずは価格やおおよそのスペックなどをご確認ください。
N-WGNのライバル 日産デイズ
女性受けが抜群な日産デイズですが、N-WGNのライバル車としてよく比較されます。
外見的には、N-WGNよりもカラーによってはかわいらしさがプラスされている印象です。もちろん、カラーバリエーションも豊富で、選ぶ色によってシンプルなデザインからスポーティなデザインまでさまざまな姿に変身できるところがデイズのすごいところですね。
見た目的には、新型N-WGNよりも日産デイズのほうが勝っているでしょう。しかし、乗り心地が「普通of普通」。走り出しのなめらかさなどは新型N-WGNに劣るでしょう。
日産デイズは、見た目重視で乗り心地は「まあ普通に乗れればいいかな」といったかんじでそこまで重視していないといった人向けですね。
ホンダN-WGNと日産デイズの価格とグレードの比較
価格帯 | ホンダN-WGN | 日産デイズ |
160万円~180万円 | ●カスタムL・ターボ Honda SENSING 4WD 1,827,10円 ●カスタムL・Honda SENSING 4WD 1,750,100円 ●カスタムL・ターボ・Honda SENSING 2 WD 1,694,000円 ●カスタムG Honda SENSING 4WD 1,673,100円 ●L・ターボHonda SENSING 4WD 1,662,100円 ●カスタムL・Honda SENSING 4WD 1,617,000円 | ●ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション4WD 1,811,700円 ●ハイウェイスターX プロパイロットエディション 4WD 1,730,300円 ●ハイウェイスターGターボ 4WD 1,712,700円 ●ハイウェイスターGターボ プロパイロットエディション 1,677,500円 ●ハイウェイスターX 4WD 1,631,300円 |
140万円~160万円 | ●カスタムG・Honda SENSING 1,540,000円 ●L・ターボHonda SENSING 1,529,000円 ●L・Honda SENSING 4WD 1,497,100円
●G・Honda SENSING 4WD 1,431,100円 | ●ハイウェイスターX プロパイロットエディション 1,596,100円 ●ハイウェイスターGターボ 1,578,500円 ●ボレロ 4WD 1,571,900円 ●ハイウェイスターX 1,497,100円 ●X 4WD 1,483,900円 ●ボレロ 1,437,700円 ●S 4WD 1,431,100円 |
120万円~140万円 | ●L・Honda SENSING 1,364,000円
●G・Honda SENSING 1,298,000円 | ●X 1,349,700円 ●S 1,296,900円
|
ご覧のとおり、価格でもN-WGNと日産デイズはほぼ横並びのライバル車となっています。
N-WGNのライバル スズキワゴンR
スズキワゴンRもN-WGNのライバル車として非常によく比較されています。
スズキワゴンRの特徴はなんといっても低燃費なところで、33.4km/Lとかなり低燃費です。しかし、前モデルN-WGNの時点で燃費は29.4km/Lで、新型N-WGNでは燃費の30km/L超えが期待できます。燃費に関しては、新型N-WGNとそこまで変わらなさそうですね。
スズキワゴンRは、傘を収納するスペースを導入していたり、ヘッドアップディスプレイを導入しているなど新型N-WGNよりも圧倒的に気遣いのある機能がたくさんついています。
カラーバリエーションもポップであるため万人受けしているところがスズキワゴンRのすごいところですね。
また、スズキワゴンRはひたすらに静かな設計となっているためアイドリングのときの音が気になるといった人に向いています。
新型N-WGNのカラーのおすすめは?
新型N-WGNのカラーバリエーションはかなり豊富です。
通常のN-WGNには単色9色と4パターンのツートンカラーが採用されます。
種 類 | カラー名称 |
モノトーン(単色) |
|
ツートンカラー |
|
新型N-WGN Customではの7色との4色のツートンカラーが採用されています。
種 類 | カラー名称 |
モノトーン(単色) |
|
ツートンカラー |
|
※1は32,400円、※2は59,400円、※3は81,000円の追加料金が必要な有償カラー。
新型N-WGN Customはスポーティなモデルであるためカラーもクールな男性受けのよさそうなものが多いですね。

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新型N-WGNのパワーユニットを評価
新型N-WGNのパワーユニットは以下のようになっています。
<新型N-WGN・N-WGNカスタムのパワーユニット> | ||
エンジン | 最高出力 | 最大トルク |
水冷直列3気筒DOHC横置 | 43kW[58PS]/7,300rpm | 65N・m[6.6kgf・m]/4,800rpm |
水冷直列3気筒DOHC横置ターボ | 47kW[64PS]/6,000rpm | 104N・m[10.6kgf・m]/2,600rpm |
新型N-WGNは軽自動車ですので排気量は660ccで、現行N-BOXに採用されている新世代のエンジンが搭載されています。
トランスミッションでは、ノンターボ車はCVTを採用、ターボ車では7スピードモード+パドルシフト付きCVTを採用。
エンジンにはVTECが採用されており、エンジンに取り入れられる空気量の制御幅が広げられたことで、パワフルな発進・加速を実現しています。
新型N-WGNの走りが気になる
新型N-WGNのターボエンジン車には「電動ウェイストゲート」が採用されています。
この性能は、過給圧をコントロールすることでアクセルを踏んだときのレスポンスをあげることができ、ストレスを感じさせない走りを実現しています。
またターボ車に搭載されるCVTは、ブレーキを踏むと自動的にエンジンブレーキが作動し、スムーズな減速を可能にしているのです。
下り坂のコーナリングではエンジン回転数をキープしながら安定感を保ち、直線に入ると力強いレスポンスで再加速します。
サスペンションには「横力キャンセルスプリング」が採用されており、道路環境でタイヤが上下に動いたときにダンパーロッドに発生する曲げ方向の力を減らしました。
そのため乗っていても安定した走行性を実感することができます。
操作性については、新型N-WGNには「EPS新制御ロジック」を導入。
軽自動車に初めて搭載されたこの機能は、ステアリングにかかる従来の負荷を、舵角センサーを使った実測値を変えることで、自然な操作性を実現しているのです。
前モデルN-WGNには直列3気筒DOHC660ccのS07A型のエンジンが搭載されています。
かねてより新型N-WGNにはS07B型のエンジンが搭載されるのではと噂されていましたが、予想通りよりS07B型のエンジンが搭載されました。
前モデルN-WGNも新型N-WGNも最高出力は43kW(58PS)/7,300rpmと変わりませんが、最大トルクは前モデルN-WGNが65N・m (6.6kgf・m)/4,700rpmに対し、新型N-WGNが65m(6.6kgm)/4,800rpmの高回転型となっています。
ターボにも同じくS07B型のエンジンが搭載されています。エンジンが改良されたことによって、燃費もよくなり今までより走りやすくなりますね。この点に関しては、新型N-WGNの良い改善点なのではないでしょうか。
「とにかく燃費が気になる」「嫁に燃費が良いシンプルなN-WGNをゴリ押しされている」という人にはピッタリだと思います。
ただし、スポーツカーのような速さを求めている人はターボであってもおそらく満足できないでしょう。どちらかというと、新型N-WGNのターボ車は見た目のスポーティさのみ求めている人向けといえます。
燃費性能
新型N-WGNの燃費性能は以下のようになっています。
<新型N-WGNの燃費性能> | ||||||
エンジン | 駆動式 | JC08 モード | WLTCモード | |||
総合 | 市街地 | 郊外 | 高速道路 | |||
水冷直列3気筒 DOHC横置
| 2WD | 29.0 Km/L | 23.2 Km/L | 20.1 Km/L | 25.1 Km/L | 23.6 Km/L |
4WD | 25.4 Km/L | 21.2 Km/L | 18.7 Km/L | 22.8 Km/L | 21.4 Km/L | |
水冷直列3気筒 DOHC横置ターボ
| 2WD | 25.8 Km/L | 22.0 Km/L | 17.9 Km/L | 23.8 Km/L | 23.1 Km/L |
4WD | 24.2 Km/L | 20.4 Km/L | 17.3 Km/L | 22.0 Km/L | 21.0 Km/L |
<新型N-WGNカスタムの燃費性能> | ||||||
エンジン | 駆動式 | JC08 モード | WLTCモード | |||
総合 | 市街地 | 郊外 | 高速道路 | |||
水冷直列3気筒 DOHC横置ターボ
| 2WD | 25.2 Km/L | 21.2 Km/L | 17.8 Km/L | 23.0 Km/L | 21.9 Km/L |
4WD | 23.8 Km/L | 20.0 Km/L | 17.0 Km/L | 21.5 Km/L | 20.6 Km/L |
最近では、より実燃費に近い数値を出すためにWLTCモードが重視されています。
WLTC総合モードでは、新型N-WGNはどのグレードにおいても燃費が20.0km/L以上であることが分かります。
新型N-WGNは前モデルより燃費が向上し、ますます経済的な負担が軽くなっているのです。
安全装備
新型N-WGNには、以下のような安全装備が搭載されています。
<新型N-WGN「Honda SENSING」の一例> | |
●CMBS(衝突軽減ブレーキ) | 前走車、対向車、歩行者、自転車との衝突回避を支援し、検知機能が進化したことで夜間の歩行者認識性能が向上 |
●誤発進抑制機能 | 不注意による急発進を防止し注意を喚起 |
●歩行者事故低減ステアリング | 歩行者との衝突回避を支援 |
●先行車発進お知らせ機能 | 停車時に先行車が発進したことを知らせる |
●標識認識機能 | 標識の見落とし防止を図り、安全運転を支援 |
●路外逸脱抑制機能 | 車線を検知し、はみ出さないように支援 |
●渋滞追従機能付ACC | 適切な車間距離を保ち、運転負荷を軽減 |
●LKAS(車線維持支援システム) | 車線内を走行できるようにステアリング操作を支援 |
●後方誤発進抑制機能 | 不注意による急な後退を防止し注意を喚起 |
●オートハイビーム | 対向車や前走車を検知し、ハイ/ロービームを自動で切り替え |
新型N-WGNが前モデルより車両価格が上がった理由は、上記のように最新のHonda SENSINGが搭載されたことにあります。
これらの予防安全性能に加えて、独自のエアバッグやプリテンショナーなどの衝突安全性能なども備わっているため、安心して乗ることができる1台といえるでしょう。
ホンダN-WGNの評価、口コミのまとめ
ホンダの長年の小型車造りの経験や実績、技術を惜しみなく注入して誕生したN-WGN。ユーザーだけでなく自動車業界からの評価もなかなか高く、軽自動車の枠を超えた完成度の高さを伺わせました。
広い室内空間と装備の使い勝手の良さや、スムーズでパワフルな走りと優れた燃費性能の両立、そして充実した装備が魅力のN-WGN。
新型N-WGNは、N-BOXとほとんど同じ見た目になってしまったのが少々残念ですが、燃費の向上や走りやすさなどは期待できそうですね。
「荷物をより多く収納できる軽がほしい」「ちょっとスポーティな軽がほしい」「普通の車がほしい」という方はぜひ購入してみてはいかがでしょうか。
ホンダN-WGNの商談に行く前に…
人気の新型N-WGNを少しでも安く購入するにはどうすべきでしょうか?
一般の方はディーラーの価格交渉で、百戦錬磨のディーラー営業マンに騙されてしまうのが実情です。
そこで、どうやって目標値引きを引き出すのか、値引きテクニックを教えます!
値引きテクニック
【新車値引き裏ワザ】面倒でもディーラーに行く前に車の査定額を出しておく
ディーラーへ商談に行く前に面倒でも下取り価格の調査をして行きましょう! ネットで手軽に査定できるので商談前に査定して、ディーラーの下取り価格が適正なのかどうか判断ができるようにします。

