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ヴィッツのベストグレード

ヴィッツ

新型ヴィッツのベストチョイスグレードはどれ?

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手頃なボディサイズと高い実用性で人気を博しているトヨタ「ヴィッツ」。

2017年1月にマイナーチェンジを図って3代目後期型となるモデルがリリースされ、新たにハイブリッド車が加わりました。

この新型ヴィッツではマイナーチェンジの域にとどまらない大幅な改良が施され、エクステリアデザインは以前よりもアクティブな印象となり、ボディ剛性を強化して走りの面も向上しました。

それによる好影響もあり、2017年3月上旬にはヴィッツ累計販売台数が200万台を突破するなど順調にセールスを伸ばしながら、デビュー以来長年にわたって実績・人気ともにコンパクトカー市場を牽引しています。

そこで今回はラインナップも一新された新型ヴィッツのグレード構成について解説し、これから導入を狙っているユーザーへのベストチョイスグレードを考察してみたいと思います。

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新型ヴィッツのグレード構成の説明

ヴィッツのオレンジ

新型ヴィッツではガソリンモデル・ハイブリッドモデルともに、大きく分けて3つのグレードが用意されています。

グレードの低い順から「F」→「Jewela」→「U」という構成になっています。

加えてガソリンモデルとハイブリッドモデルの「U」グレードでは、タイヤサイズの変更やルーフスポイラーなどが追加された“Sportyパッケージ”も設定されています。

 

パワートレーンは全体で4種類

ガソリンモデルの1.0L、1.3L、1.3L(4WD)、ハイブリッドモデルの1.5Lとなります。

豊富なラインナップで少々混乱しそうですが、クルマ選びでまず重要なパワートレーンを先に決めた後にグレードを選択し、用途や好みに応じてパッケージ仕様車やオプションを決定するという流れがスムースだと思います。

ガソリンモデルの場合

パワートレーングレード駆動方式燃費価格
直列3気筒・1.0L
69PS/92N・m
F(Mパッケージ)2WD(FF)21.6km/L1,181,520円
F21.6km/L1,325,160円
F(SMART STOPパッケージ)24.0km/L1,405,080円
Jewela21.6km/L1,473,120円
Jewela(SMART STOPパッケージ)24.0km/L1,553,040円
直列4気筒・1.3L
99PS/121N・m
F2WD(FF)25.0km/L1,481,760円
Jewela1,703,160円
U1,798,200円
U(Sportyパッケージ)1,952,640円
直列4気筒・1.3L
95PS/119N・m
F4WD18.0km/L1,589,760円
Jewela1,811,160円
U1,906,200円

今回のマイナーチェンジによって、ガソリンモデルのパワートレーンは1.0Lと1.3Lのみの展開となりました。

また「F」「Jewela」グレードではアイドリングストップを搭載した“SMART STOP パッケージ”、「F」グレードでは装備が簡略された商用車向けの“Mパッケージ”を設定しています。

なお4WD車については、1.3Lガソリンモデル限定となっています。

また、従来のRSシリーズに設定されていたMT車が今回のマイナーチェンジによって廃止となり、全車CVTのみとなっているところは少々残念なところです。

 

ハイブリッドモデルの場合

パワートレーングレード駆動方式燃費価格
直列4気筒・1.5L ハイブリッド
74PS/111N・m
(モーター:61PS/169N・m)
HYBRID F2WD(FF)34.4km/L1,819,800円
HYBRID Jewela1,983,960円
HYBRID U2,087,640円
HYBRID U(Sportyパッケージ)2,237,760円

新たに加わったハイブリッドモデルのパワートレーンは、トヨタ・アクアに採用されている1.5L+モーターの「THSⅡ」をベースにしています。

エンジンはさらに燃焼効率を向上させ、低フリクション化が施されたほか、 パワーコントロールユニット(PCU)は電流変換時の損失低減が行われるなどの改良がなされています。

これによって燃費はJC08モードで34.4km/Lを計測し、アクアを超える数値を実現しています。

なおハイブリッドモデルには現在のところ4WD車の設定がなく、今後の展開が期待されます。

 

新型ヴィッツのグレード間の装備差、価格差の説明

新型ヴィッツの装備に関してまず、スーパーUVカット・IRカット機能付フロントドアガラス、マルチリフレクター式ハロゲンヘッドランプ、VSC&TRC(タイヤの横滑りや空転を制御)、緊急ブレーキシグナル、ヒルスタートアシストコントロール、SRSエアバッグ(運転席・助手席)、盗難防止システムなどが全モデル・全グレード共通で標準装備されています。

またハイブリッドモデルでは、ドライブモードスイッチ、車両接近通報装置、ドライブスタートコントロール、プロジェクター式ハロゲンランプ、テレスコピック機能付チルトステアリング、オートエアコン、クルーズコントロール(HYBRID U・HYBRID U“Sportyパッケージ”のみ)が標準装備されています。

主要装備に関してはガソリンモデル・ハイブリッドモデルともにグレードに準じた内容となっていますので、次にグレードごとでの装備の違いを紹介してみます。

「F」グレード

Fのコックピット

Fのコックピット

ベーシックな「F」グレードでは、165/70R14タイヤ(ハイブリッドは175/70R14)、ワイヤレスドアロックリモコン、マニュアルエアコン(ハイブリッドはオートエアコン)、ウレタンステアリングホイールが装備されています。

インテリアに関してはガソリン車・ハイブリッド車ともに、フロント一体式ヘッドレストとなり、インパネオーナメントが革シボ調かつメッキ加飾などもほとんどナシ。

全体的に室内の質感としては、先代よりは多少上がりましたが、やはり若干チープな印象が拭えないかもしれません。他のグレードと比較してしまうとやはり価格なりの装備内容です。

「F」グレードの価格について、ガソリンモデル1.0L車で約133万円、1.3車で約148万円。特にエクステリアのデザインが大きく変更されたことにより先代よりも車両価格がベースアップしています。

なおハイブリッドモデルは約182万円となり、ディーラーでは比較的売れ筋グレードのようです。

「Jewela」グレード

jewelaのコックピット

Jewelaのコックピット

「Jewela」グレード以上からはトヨタの安全システムである“Toyota Safety Sence C”が全グレードで搭載される他、先行車発進告知機能、時間調整式間欠ワイパーといった走行中に便利な装備が標準装備となっています。

インテリアに関しては、フロント分離式ヘッドレスト、助手席買い物アシストシート、助手席シートアンダートレイ、フロント4スピーカーなどが追加されました。

全体には特殊レーザー処理が施されたインパネオーナメントやブラックマイカ塗装のパーツも多く使用されているため、上質感があり洗練された印象。シフトノブやインサイドドアハンドルなどのメッキ加飾も随所に施されており高級感を醸し出しています。

 

また「Jewela」グレード独自の内容では、専用ボディカラーや専用パイピング付ファブリックシート、ステンレス製ドアベルトモールディングが加わります。細かい部分ではフタ+天井照明付バニティミラーも「Jewela」グレードのみで、このあたりは特に女性ユーザーを意識した内容となっています。

なお1つ下の「F」グレードとの価格差は、ガソリンモデル1.0L車で約15万円、1.3車で約22万円、ハイブリッドモデルで約16万円。

ひときわガソリンモデル1.3車のみ価格上昇幅が大きいのは、メーター周りやリアシート、エアコンなどでアップグレードされた装備が多いことに拠るものです。

「U」グレード

Uのコックピット

Uのコックピット

新型ヴィッツの最高級グレードとなるのが「U」。

タイヤサイズが175/65R15にアップし(ハイブリッドは185/60R15)、足回りが精悍な印象になっています。

インテリアも大きく印象が変わり、本革巻ステアリングホイール&シフトノブ、コンライト、スマートエントリー&プッシュスタートシステムといった上質感のある装備が揃っています。

またシート周りも、肌触りや座り心地が良いダブルステッチ付ハイグレードシートや運転席快適温熱シート、運転席アームレストが追加され、より快適性を追求した内容となっています。

1つ下の「Jewela」グレードとの価格差は、ガソリンモデル1.3L車で約9万5千円、HV車で約10万円といずれもほぼ同等。アップグレードされた内容を考えると概ね納得できる価格に収まっています。

“U Sportyパッケージ”

先代で人気のあったRSシリーズに代わって新しく加わったパッケージ。ガソリンモデル・ハイブリッドモデルともに、装備は「U」グレードをベースにしています。

変更点は195/50R16タイヤ&アルミホイール、サイドマッドガードとリアルーフスポイラーの追加といった内容です。

通常の「U」グレードとの価格差は、ガソリンモデル1.3L車、ハイブリッドモデルのいずれも約15万円台の増加。単純に足回りやエクステリアパーツの変更として考えるとお買い得感は若干薄いかもしれません。

 

新型ヴィッツガソリンモデルのベストチョイスグレード

ヴィッツの赤

新型ヴィッツのガソリンモデルの中でベストチョイスを選ぶとすれば、ここでは「Jewela 1.3L」を挙げさせていただきます。

まずパワートレーンの面で、1.0Lエンジンですとやはり非力さは否めません。燃費数値も実は1.0Lより1.3Lの方が上回っており、どのようなドライブシーンでもオールマイティーに対応できる1.3Lエンジンを選んでおくのが無難でしょう。

そして装備面でも、「Toyota Safety Sense C」の搭載やTFTマルチインフォメーションディスプレイ、コンライトなど、今どきのクルマとして最低限欲しい内容が揃っています。

そもそも「Jewela」グレード自体がもともと女性目線で展開されたというだけのことはあって、専用シート表皮やナノイー付のオートエアコンといった室内における快適空間への気配りに優れています。メーターリングやドアベルトモールディングなど細かい装飾においても「F」グレードとは段違いの良さがあります。

要は装備と価格のバランスがよく、内容を考えても1.3Lのガソリン車としては概ね納得できる価格帯で収まっている一台です。

逆に“普段は街乗りがメインでハードな走りはしない”というユーザーであれば、1.0Lエンジンの「F」「Jewela」グレードの“SMART STOP パッケージ”を選択するのもアリかもしれません。

燃費面と後々の下取りを考慮して“SMART STOP パッケージ”は加えておいた方がベター。あとは車内の質感を見てどちらかのグレードを選んだとしてもおよそ150万円程度までの実売価格に抑えることができるため、オプションやカスタムの選択にも余裕ができます。

お手頃価格でソコソコの一台を探しているユーザーにはこちらを次点に挙げておきます。

 

新型ヴィッツハイブリッドモデルのベストチョイスグレード

注目の新型ヴィッツハイブリッドモデルの中でベストチョイスは「HYBRID U」を挙げさせていただきます。

これからハイブリッド車を導入する層にとっては、ガソリン車との差額をペイするために必然的に長く乗り続けるユーザーがほとんどだと思います。そうなると装備面で必要以上に妥協するのは避けたいところ。

「HYBRID U」グレードであればクルーズコントロールやスマートエントリーといった実用的な装備が揃っている上にインテリアもスタイリッシュ。最廉価グレードの「HYBRID F」との差額が約27万円ですが、装備の違いから考えるとむしろお買い得な印象さえ感じられました。

ただしグレードを上げた分、価格だけ見ると正直安くはないのがネック。「HYBRID U」になると同じトヨタのアクアやホンダ・フィットハイブリッドなどと似たような価格になってしまいます。

新型ヴィッツハイブリッドに関しては現在のところまだ値引きも渋い傾向ですが、当然のことながらこういった競合車との比較や相見積もりは必須になってくるでしょう。

 

新型ヴィッツのベストチョイスグレードのまとめ

ヴィッツ斜め後ろから

マイナーチェンジによってさらに個性を高めた新型ヴィッツ。

先代までのヴィッツはどちらかというと女性や年配者向けの印象が強かったヴィッツですが、デザインも大幅にリニューアルされたため男性ユーザーにも好まれる一台となっています。

そして待望のハイブリッドモデルの投入により大幅に商品力も強化されました。

価格帯的には同じトヨタのアクアと競合車になりますが、新型ヴィッツの方がアクアよりも後部座席のスペースが広いため、ファミリーカーとしてハイブリッドを検討するのであれば新型ヴィッツは絶対にチェックしてみるべき。

今後も順調にセールスを伸ばすことは間違いない新型ヴィッツ、ぜひディーラーでフィーリングをチェックしてみましょう。

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