ベンツCLAクラスの値引き商談にあたり注意すべき点は何でしょうか?
新型CLAクラスの値引きポイント
- 新型CLAクラスはセダンクーペとワゴンタイプのシューティングブレークがある
- ライバルのBMW2シリーズ、フォルクスワーゲンティグアンあたりを競合させて値引きを勝ち取る
- 国産車ではプリウスPHV、日産リーフあたりとの競合がおすすめ、エコな両車はCLAクラスとの競合に適している
- ベンツ取り扱いディーラーであるヤナセとシュテルンの相見積もりも忘れずに
- 下取り車があれば、買取査定業者を利用して査定額アップをはかる

ベンツCLAクラスの目標値引き情報【2024年4月】
■ベンツCLAクラスの値引き目標■
・目標値引き総額 33万円
・本体値引き 30万円
・オプション値引き 3万円程度
・納 期 4~6か月
人気好調の新型CLAクラス、輸入車らしく納車が長いので商談は早めに開始します。
車両価格も高いので、値引きは車両本体+オプションで33万円を狙いましょう。
商談でぶつけたいライバルはBMW2シリーズクーペ、アウディA3セダン、レクサスCTあたりです。
ベンツCLAを扱っているディーラーであるヤナセとシュテルンの相見積もりも、商談では有効的です。
まずはベンツCLAクラスの基本値引き交渉方法
値引き商談に入る前の準備
1.ライバル車種を2車以上選定します
BクラスのライバルBMW2シリーズ、アウディA3セダン、レクサスCTあたりとぶつけます。
2.それぞれの車種が、近所のどこのディーラーで取り扱っているか確認します
3.下取り車の年式・グレード・走行距離をチェックします
4.面倒ですが、下取り車の査定額はネットで必ず確認しておきます。
外車ディーラーは下取り車の査定価格が低くなる傾向があります。
今はネットですぐに下取り価格が把握できるので、査定額の目安を頭に入れておきます。
第1回目値引き商談では
- ショールームで現車を実際の目で確認する
- ベンツCLAクラスを実際に試乗してフィーリングを確認する
- 欲しいグレードの選定と見積書の取得
- 下取車の査定額を出してもらう
商談ではいい人に徹しましょう!初回から値引きを強く要求したり、無理を言うと営業マンはドン引きです。 「いい人だから助けてあげたい。」と営業マンに思わせると、良い条件も出やすくなります。
- 初回商談では、 良い上客、いい人を装いましょう。
- 予算の範囲内か聞かれても、 安いとか高すぎて無理だとは言わないように心がけます。
- ローンを利用するとさらに値引きされる場合があるので、早めに営業マンに伝えておきます。
- 値引きについて最初からガツガツ行くのはマイナスです。(本性は2回目以降から現しましょう)
- 他車も気になっていることをさりげなく伝えます。BMWも気になるんだけど、CLAクラスはスタイルもいいし、走行性能も魅力的だよね。
- 本命の車が何かは濁しておきます。僕はCLAクラスがいいかなと思っているんだけど、妻が(家族が)レクサスがいいって言うんだよね。
- 値引き額と下取り額は口頭ではなく、 必ず見積書に記載してもらいましょう。
第2回~最終値引き商談ではこう攻める
数年に一度の交渉です。最後の仕上げでは粘り強く条件を引き出します。
- 最終交渉はディーラーが暇な 平日や休日の夕方以降にセットする。(ディーラーもゆったり対応できるので値引きも出やすい)所長決済値引きでお願いします!
- 最後に端数を切り捨て、 総額で○○万円になるなら契約しますと言う。いちきゅっぱ(198万円)で行きましょう!
- 同様に、現金支払総額が△△万円になるなら契約しますと言う。
- さらに納車時ガソリン満タンを要望する。
- ボディーコーティングをサービスしてくれたら契約するなど、 好きなオプションを要望する。
- 登録手数料のサービス・半額を要求する。
- ローンを利用したほうがディーラーに手数料が入って、新車値引きは上乗せされやすくなるのでローンを利用する。
- ローンの金利キャンペーン(現在なら1%~2%台がねらい目)がある時に契約する。
【見積もり書公開】ベンツCLAクラス の値引き体験談をマスターが辛口チェック

CLAクラスで狙っているグレードは何ですか?

家族のためにもなるべく大幅な値引き勝ち取りたいと思っています。
どんな値引き額が飛び出すのでしょうか?それではAさんが商談で取得した見積もり書をチェックしましょう。
【見積もり書】メルセデスベンツ CLA200d の値引き額は?
それでは早速 CLA200d の商談見積書を見てみましょう。
車両本体価格は472万円で、値引き等を考慮した総支払額は約638万円!となっています。結構お高いんですね。
Aさんが選択したオプションの内訳
オプション名 | 価 格 |
AMGライン | 260,000円 |
レーダーセーフティパッケージ | 250,000円 |
ナビゲーションパッケージ | 187,000円 |
オススメ装備 ボディコート | 97,200円 |
オススメ装備 ETC | 38,448円 |
オススメ装備 ドライブレコーダー前後 | 94,770円 |
オススメ装備 ウインドウフィルム | 84,240円 |
オススメ装備 前面クリアビュー | 33,696円 |
オススメ装備 その他 | 51,646円 |
保証プラス | 93,500円 |
メンテナンスプラス | 165,000円 |
合計 | 1,355,500円 |
必要な装備のオプションを選んだら、車両価格以外に合計136万円程!となりました。
特に外国車によくある、新車後5年のメンテナンスパックや延長保証の料金がとても高いですね。


気になる値引き額ですが、営業マンの裁量で引けるのは15万円(口頭での提示)ということで、やはり新型車なので渋い値引き額です。
グレード | CLA200d(税込み) |
車両本体価格 | 4,720,000円 |
車両本体値引き | ▲150,000円 |
オプション価格 | 1,355,500円 |
オプション値引き | ー円 |
諸費用 | 306,010円 |
支払総額 | 6,231,510円 |

【見積もり書】メルセデスベンツCLA250 4MATIC の値引き額は?

車両本体価格は CLA200d よりも62万円アップの534万円となります。
総支払額は約705万円で CLA200d より約67万円アップと、支払差額は少し増えています。
グレード | CLA250 4MATIC (税込み) |
車両本体価格 | 5,340,000円 |
車両本体値引き | ▲150,000円 |
オプション価格 | 1,322,500円 |
オプション値引き | ー円 |
諸費用 | 390,790円 |
支払総額 | 6,903,290円 |

CLA250 4MATIC のオプションは CLA200d とほぼ同じ内容です。
ディーゼル車は自動車取得税と自動車重量税が減免になるため、支払差額が増加していますね。
気になる CLA250 4MATIC の値引き額ですが、CLA200dと同額の15万円値引きが口頭で提示されました。
CLA250 4MATIC は少し車両価格が高いので、 CLA200d よりも値引き額UPを期待していたので残念です。
ベンツCLAクラス の値引き体験談をマスターが辛口チェック

かなり心が動きましたが、値引きマスターの言う通り「前向きに検討するので少し考えさせてくれ」といって帰りました。

初回商談ということですが、車両本体からの値引きとオプションからの値引き額が明確に提示されていないので、オプションからいくら引けるのか確認しましょう。
BMW2シリーズなどのライバル車をぶつけて、もうひとがんばり、総値引き33万円を狙いましょう!

どんなに古い車でも必ず査定はしましょう。あきらめないでください。
軽自動車から外車までOK
残価設定クレジット利用時の CLAクラス の支払額は?
最近利用が増えている残価設定クレジットを利用した場合の支払額を検討しましょう。
CLAクラス 残価設定クレジット利用時の支払額(単位:円) | ||||
グレード | CLA200d | CLA250 4MATIC | ||
頭金 | 0円 | 0円 | 0円 | 0円 |
支払回数 | 36回 | 60回 | 36回 | 60回 |
初回支払/月 | 96,992円 | 79,788円 | 106,597円 | 91,282円 |
2回目以降支払/月 | 95,900円 | 77,600円 | 105,400円 | 85,300円 |
分割手数料 | 281,982円 | 776,678円 | 312,307円 | 860,692円 |
最終回支払(据置価格) | 3,210,000円 | 2,500,000円 | 3,570,000円 | 2,790,000円 |
残価率 | 50.3% | 39.2% | 50.6% | 39.6% |
利息 | 1.9% | 3.4% | 1.9% | 3.4% |

残価率が高い場合は残価設定ローンを使うのも有利な選択です。
36回払いの場合で、CLA200d と CLA250 4MATIC の2回目以降の支払差額は9,500円(95,900円と105,400円の差)となっています。
残価設定クレジットで買う場合は、毎月の支払額だけでなく走行距離の制限などを総合的に考慮して選ぶ必要があります。
CLAクラスの未使用車・中古車情報
販売台数も少ないためCLAクラスの中古車は市場にほとんど流通していません。
CLAの場合は未使用車ではなく、高年式で低距離走行距離の車を探してみるのもよいでしょう。
好みの色やグレードが見つかれば、新車のように納車まで数か月待つことなく、かつ安い値段で、高年式の1台に巡り合えるかもしれません。
ライバル車種との競合で値引きアップ作戦
CLAクラスの強力ライバルたちと競合させます。
ライバル車① BMW2シリーズクーペ
BMWは常にメルセデスベンツのライバルですが、ベンツCLAに直接ライバルとなるBMWのモデルはありません。
4ドアのCLAとドアの枚数は違いますが、一番ライバルに近いのはBMW2シリーズクーペです。
ライバル車② レクサスIS
モデル末期のレクサスISですが、車格はISが上ですが、価格的にはCLAクラスの強力なライバルになります。
かたくなに値引きしないレクサスに比べて、ベンツはそれなりに値引きも緩いので、商談の結果でどちらか有利な方に決めましょう。
新型ベンツCLAクラスの目標値引きマル秘テクニック
新型ベンツCLAクラスを少しでも安く買うために、商談にあたり知っておくと有利なことが3つあります。
値引テク① 経営が違う別会社ディーラーと競合させる
【メルセデス・ベンツの値引き攻略方法】
メルセデスベンツの正規代理店は有名な老舗の「ヤナセ」と、比較的近年に代理店となった「シュテルン」の2つがあります。
ヤナセは古くからのお得意さんを多く抱えるディーラーですので、一般に新しいユーザーを少し軽視すると言われています。(最近はそんなことは無い方が多いです。営業マンによっても異なるようです。)
それに対し、シュテルンは地場の中小会社や国産車ディーラーが経営していて、新しいユーザーにもフレンドリーな対応をしてくれると一般に言われています。
都市部であればヤナセ・シュテルン両方のディーラーを競合させることは可能です。
自分の住む都府県に経営の異なる会社が無い場合は、隣県のディーラーと商談することも可能です。
値引きテク② 営業マンが成績達成にあせりだす決算時期に商談する
自動車会社には決算という成績の締切が定期的にあり、その季節は3月(本決算)、9月(中間決算)、12月(暦年登録最終月)です。
それぞれの期末までに何台新車を「登録」するか、ディーラーは本社から厳しいノルマが課されているのです。
この時期はディーラーでも社外秘の特別な値引きキャンペーンを実施していて、通常時期よりも特別な値引きが出やすくなります。
値引きテク③ 愛車を高く売る!ディーラーに行く前に買取査定をしよう
新車ディーラーの下取り査定価格は、買い取り専門の業者より低くなる可能性が高いと考えられます。
ディーラーに行く前に、ネットで車の無料一括査定で今すぐ査定してもらい、愛車の下取り価格が適正かどうか判断できるようにしましょう。
外車の査定は専門の査定業者がやっぱり一番高い
下取りに出す車が外車の場合には、査定価格で大損しないように注意しましょう。 外車ディーラーであれば、下取り車が外車でも高くとってくれると思ったら間違いです。 外車ディーラーは自社以外の車の下取りがあまり得意ではありません。
商談の前に外車を下取りに出す場合は絶対に買取業者にも査定させましょう!
外車の高額査定テクニックとは?
外車は買取にすると100万もお得!高額査定をゲットする方法
【新車値引き裏ワザ】面倒でもディーラーに行く前に車の査定額を出しておく
ディーラーへ商談に行く前に面倒でも下取り価格の調査をして行きましょう! ネットで手軽に査定できるので商談前に査定して、ディーラーの下取り価格が適正なのかどうか判断ができるようにします。


軽自動車から外車までOK