新型フェアレディZを少しでも安く買うには?
フェアレディZの値引きポイント
- トヨタスープラという強力ライバルがいるため、かなりの危機感があるフェアレディZ
- フェアレディZのスペックでこの価格はかなりおトク(外国車と比べると明らか)
- コスパの高い特別仕様車があるので必ずチェックする
- 新型フェアレディZの噂が出始めているので最新情報をチェックする
この記事の内容
日産新型フェアレディZの値引き目標最大額【2019年12月】
フェアレディZの値引き目標 2019年12月
- 目標値引き総額 28万円
- 本体値引き 25万円
- オプション値引き 5万円程度
- 納 期 1~2か月
国産車ではスバルWRX、シビックタイプRなどがライバルでしたが、2019年の4月に発売されたトヨタスープラが最も脅威の存在になります。
値引き総額で28万円を最低限の目標としましょう。
フェアレディZが本命だという姿勢で行くと値引きは渋くなります。
経営資本の異なる日産ディーラー同士で競わせることも効果的です。
日産新型フェアレディZの基本値引き交渉マニュアル
出典:日産公式HP
1.ライバル車種を2車以上選定します。
スバルWRX、シビックタイプR、トヨタスープと競合させるのが効果的です。
2.それぞれの車種が、近所のどこのディーラーで取り扱っているか確認します。
3.下取り車の年式・グレード・走行距離をチェックします。
4.面倒ですが、下取り車の査定額はネットで必ず確認しておきます。
ネットですぐに下取り価格が把握できるので、査定額の目安を頭に入れておきます。
【第1回目】日産新型フェアレディZの第1回目値引き交渉
値引きを成功させるために、はじめてのディーラー訪問でおこなうべきことは次の5つです。
- 現車をしっかりチェックする
- 必ず試乗してフィーリングを確認する
- 今乗っている車の下取り価格を査定してもらう
- ローンを利用する場合ははじめに伝えておく
- 見積もりは口頭ではなく書面でもらう
初めての訪問では「よいお客様」を演じきること。初対面からグイグイと値引きばかりを要求するのはよくありません。
営業マンに「このお客様は上客だな」と思ってもらうことが第一です。
今後行われるであろう何度かの商談のなかで、よりよい条件が提示されやすくなるでしょう。
そして、ローンを利用する場合は初めに話しておく方がスムーズです。ローンの利用で値引き率がアップする場合が多いので、忘れずに伝えましょう。
会話のポイント
①他の車と迷っているフリをする
②本命の車はあいまいにしておく
【第2回目~最終】日産新型フェアレディZの第2回目~最終値引き交渉
①最後の大詰めは、ディーラーがゆっくり対応してくれるであろう比較的暇な時間に訪問します。
平日がおすすめですが、仕事の都合などで難しければ休日の夕方から夜にかけての訪問がよいでしょう。
②希望の金額に近づいたら最後に端数を切り捨てます。たとえば、200万8,000円と明示されたら、200万円なら購入する旨を伝えます。
③各種ローンにはキャンペーンで金利の安い時期があるので、事前に調べておくのもおすすめです。
④納車の際には、ボディーコーティングをサービスして欲しい、ガソリン満タンにして欲しいといった要望を伝えて飲んでもらえたら完璧です。
日産新型フェアレディZの未使用車・中古車情報
出典:日産公式HP
フェアレディZの未使用車はほとんど流通していません。
フェアレディZの高年式車がそこそこ流通しているので、これを購入して長期保有するのもおススメできます。
好みの色やグレードが見つかれば、新車のように納車まで数か月待つことなく、かつ安い値段で、高年式の1台に巡り合えるかもしれません。
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【ライバル競合作戦】日産新型フェアレディZのライバル車と競わせ値引きアップ
フェアレディZの強力ライバルたち、トヨタスープラ、スバルWRX、シビックタイプRなど複数車種と競合させます。
日産新型フェアレディZのライバル車①トヨタスープラ

かつてのライバルが復活!新型スープラ
出典:トヨタ公式HP
かつてのビッグネームトヨタスープラが復活します
3代目スープラ誕生でフェアレディZなどスポーツカーの選択肢が増えます。
日産新型フェアレディZのライバル車①スバルWRX
出典:スバル公式HP
レヴォーグがベースのスバルのピュアスポーツモデル。
S4とSTIモデルがあるが、いずれも無骨な本格派スポーツでスバル好きなスバリストの憧れの存在。
RAV4のライバル車①ホンダシビックタイプR
出典:ホンダ公式HP
ピュアスポーツモデルのシビックタイプRもフェアレディZのライバルとなります。
ただし納車まで半年以上の待ちなので、手に入れるだけでも希少な車です。
【ディーラー同士の競合で値引きアップ】別会社のトヨタディーラー同士で競合させる
例えば東京都の日産ディーラーを例にみると、下記のようにいくつかの日産車の販売会社があります。
- 東京日産自動車販売株式会社
- 日産自動車販売株式会社
- 日産プリンス東京販売株式会社
- 日産プリンス西東京販売株式会社
同じ「日産」を掲げている販売店ですが、それぞれは別の会社であり、むしろライバル店とも言えます。
フェアレディZ購入の際には、これら日産ディーラー同士を競合させることで、値引き交渉が有利に進められます。
もしも自分の暮らす街に日産ディーラーが複数見当たらないときは、隣の都道府県に目を向けるとよいでしょう。
【決算時期に値引きアップ】営業マンが成績達成にあせりだす決算時期に値引き交渉する
会社には決算時期というものが存在します。自動車業界も9月に中間決算、翌3月に本決算、その間の12月も年末の中間決算時期にあたります。
営業マンには、上の3つの時期に合わせた厳しい売り上げ目標が課せられています。
そのため各ディーラーでは、特別キャンペーンなどのイベントを実施しユーザーの呼び込みをしています。
せっかく新型フェアレディZを購入するなら、こうした決算時期に合わせてディーラーを訪問するのが得策です。

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商談での一コマ


日産フェアレディZの評価口コミを辛口チェック!
時代が変わっても貫き続けるコンセプトで人気のフェアレディZ、現行フェアレディZについて選定のポイントは何でしょうか?
フェアレディZのポイント
- 他の国産車にはない、誰が見てもこれがフェアレディZだという圧倒的な個性感
- 伝統的な自然吸気3.7Lエンジンは日産自慢のVVEL(可変システム)システムでどの回転域でもトルクフル
- Heritage edition(ヘリテージエディション)というお得な特別仕様車がある
- 新型フェアレディZは2019年発売との噂あるが具体的情報に乏しい
日産がこだわりを詰め込んだスポーツ&スペシャリティカー、フェアレディZ。
低燃費な車やコンパクトカー、ミニバンが人気者として名を連ねる中、高い技術力で知られている日産がGT-Rとともに販売し続けている数少ないスポーツカーとなっています。
1969年の登場から約50年にも及ぶ長きにわたり、スポーツカーとして時代に合わせて姿を変えながら街中を颯爽と駆け抜けている人気車です。
2008年に発売された現在の「Z34」と呼ばれる370Zは6代目にあたり、店頭的な流線形の美しいボディですが、一部では「ぽっちゃり系」とも言われています。
曲線美を感じさせるエクステリアに、3連メーターがスポーティなインテリア、そして高い走行性能、車好きにとって魅力の塊とも言うべき車です。
サイドビューは初代S30Zを意識したボディラインをとられており、初代フェアレディZ世代には懐かしさと新しさを融合させたデザインに感じられるのではないでしょうか。
最近のスポーツカーは小型化・軽量化によって排気量を抑えたり、ダウンサイジングターボエンジンを搭載したりといった傾向が見られます。
しかし、フェアレディZは排気量を先代のZ33よりも200cc上げた3.7Lの自然吸気エンジンです。
現在、3.5L以上の自然吸気エンジンは、大型のミニバンや、クロカン・SUV車がほとんどです。
昔人気だったスポーツカーなどを現代風にモデルチェンジして販売されることも増えてきていますが、ボディは欧州風に大きくなっていくばかりで、トランスミッションもパドルシフトつきのATのみという車両が多い中、フェアレディZは6MTの設定を残し、ボディサイズも先代よりもホイールベースを縮めて縮小させています。
「走り」に対して、世界的な活躍をし続けている日産だからこその技術をこれでもかと注ぎ込まれている車です。
フェアレディZの主要スペックをおさらい
フェアレディZの魅力のひとつが大排気量エンジンから繰り出す336馬力のパワー。
そして、パドルシフト化が進んでいるスポーツカーが多い中、6速マニュアルのグレードがある点です。フェアレディZの魅力のひとつが大排気量エンジンから繰り出す336馬力のパワー。
やはりスポーツカーを運転するなら、クラッチを切ってシフトノブでギアを変えて・・・としたい方も多いでしょう。
フェアレディZならそれが可能です。
また、フェアレディZには「シンクロレブコントロール」という機能が備わっています。
ギアチェンジをする際に、アクセルをあおって回転数を合わせるのが通常ですが、シンクロレブコントロールにより回転数を車が合わせてくれるので、ヒールアンドトゥなどのテクニックを使わずにギアチェンジが出来ます。
足回りのセッティングなども、先代よりも硬めの仕上げにし、ストイックな印象になっています。
コンパクトなスポーティカーとは一線を画した、「スポーツカー」としての風格あるスペックです。
フェアレディZの主要スペックを確認していきましょう。
ボディサイズ
グレード | Version ST | Version S | Heritage edition | Version T | ベース グレード | NISMO | ||||
全長×全幅×全高 | 4260mm×1845mm×1315mm | |||||||||
室内長×室内幅×室内高 | 990mm×1495mm×1090mm | |||||||||
ホイールベース | 2550mm | |||||||||
トレッド 前 | 1540mm | 1555mm | 1555mm | |||||||
トレッド 後 | 1565mm | 1595mm | 1580mm | |||||||
最低地上高 | 120mm | |||||||||
車両重量 | 1540kg | 1520kg | 1500kg | 1530kg | 1500kg | 1540kg |
性能・諸装備
グレード | Version ST | Version S | Heritage edition | Version T | ベース グレード | NISMO |
最小回転半径 | 5.2m | 5.0m | 5.2m
| |||
燃費 | 9.0km/L | 9.1km/L | 9.2km/L | 9.1km/L | ||
ガソリン種別 タンク容量 | 無鉛プレミアムガソリン 72L | |||||
駆動方式 | 後輪駆動 | |||||
エンジン種類 | V型6気筒DOHC | |||||
総排気量 | 3696cc | |||||
最高出力 | 247kW(336PS)/7000rpm | 261kW(355PS)/7400rpm | ||||
最大トルク | 365N・m(37.2kgf・m)/5200rpm | 374N・m(38.1kgf・m)/5200rpm |
新車価格
グレード | ミッション | 車両価格 |
ベースグレード | 6MT | 3,907,440円 |
Heritage edition | 4,080,240円 | |
Version S | 4,760,640円 | |
Version ST | 5,104,080円 | |
NISMO | 6,293,160円 | |
ベースグレード | 7M-ATx | 3,985,200円 |
Heritage edition | 4,158,000円 | |
Version T | 4,715,280円 | |
Version ST | 5,212,080円 | |
NISMO | 6,401,160円 |
走行性能を考えれば妥当な金額だいう評価が多くなっています。
6MTは高い人気ですが、実用性を考えて7M-ATxの購入比率が高いようです。
フェアレディZの各項目の評価は?
それでは、フェアレディZについて、いくつか項目を分けて口コミ情報を見ていきましょう。
エクステリア、インテリア、走行性能・乗り心地、燃費、実用性について詳しくご紹介していきます。
エクステリア

2018年5月に登場したヘリテージエディション
フェンダーの張り出し具合などワイドなボディでこれぞスポーツカー、という雰囲気が出ていてかっこいい。
個性的なヘッドライトの形状は人により好みが分かれると思います。
耽美的な魅力のあるボディラインがとても気に入っているという声も聞かれ、純正仕様のままで充分かっこいいスポーツカーです。
ホイールを変えるだけでキマるのでカスタム費用がかからなくてよい。
インテリア

フェアレディZのインテリア
スポーツカーですので、燃費や室内空間の実用性などは気にしないという方がほとんどです。
それでも、2シーターなのでスペース的に余裕がありゆったりしています。
インパネ周りはやはりスポーツカー、三連メーターにはスポーツカーらしさを感じられます。
ただし、グレードを下げると安っぽい内装になってしまうのがちょっと残念な点。
ラグジュアリーカーではなくスポーツカーなのでインテリアはこれでいいと思う。
値段を考えると少し安っぽいと思うがその分性能が高いので気にしない。
ナビをつけていない内装は安っぽく感じる。
走行性能・乗り心地
スポーツカーにしてはエンジンレスポンスが少し悪く感じますが、スピードを出しても素行安定感があります。
ただ硬いだけの足回りのセッティングではないので、路面状況をしっかりと伝えつつも高級な乗り味。
やはり日産が長年をかけて、走る、止まる、曲がる、の車本来の性能面を磨いてきた結果でこの車にしか出せない高い走行性能を発揮しています。
低速からまんべんなくトルクが出るのでとても走りやすいという声も多く、車両バランスに優れておりサーキット専用にしたいと思うこともある。
低速トルクがないと感じていたがマフラーを社外品に交換したらすごく良くなったという声も聞かれます。
足回りのセッティングは硬めに設定されているようですが、ただ硬いだけでなく路面の状況を詳細に拾ってくれるとプラスに感じているユーザーが多いです。
後方視界が悪いのでバックカメラが必需品かもしれません。
また、張り出しの大きいボディは全体的に死角が多く、リアフェンダーが出ているので駐車が難しいという弱点もあります。
フェアレディZの燃費性能は期待薄
スポーツカーでも燃費性能が求められる時代、フェアレディZでも燃費に無関心ではいられません。
ただし現行フェアレディZの燃費性能は自慢できるものではありません。
ある程度巡航できる高速道路やバイパス使用で10km/Lほど。市街地など渋滞や信号が多いと6~7km/Lほど。郊外では8~9km/Lほど。
実際のユーザーは燃費を気にするような人は少ないようで、10km/Lに満たないが不満はないようです。
フェアレディZの評価口コミを辛口チェック まとめ

フェアレディZはモデル末期だがライバル
実用性の低さや高い維持費を差し引いても、乗り続けたいと思える走行性能と安定性、運転する楽しさ、そして所有する喜びを提供してくれるすばらしい車に仕上がっています。
所有すること自体に意味があり、走りこむほどにその魅力に引き込まれていくのがフェアレディZの最大と魅力だといえるでしょう。
スポーツカーの販売車種数は減少傾向ですが、マスコミなどでは新型のスポーツカーが出ると必ず話題になります。
フェアレディZやGT-R日産を代表するスポーツカーは世界のモータースポーツでも活躍しているので、今後も販売し続けて欲しいですね。
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