トールの値引き獲得方法を知りたい!
トールの商談にあたり注意すべき点は何でしょうか?
ダイハツトールの値引きポイント
- トールは2016年11月にデビュー、最近では2020年の9月にマイナーチェンジしている
- トヨタのルーミーはトールの兄弟車だが、トヨタの方が圧倒的に販売台数が多い
- トールの直接のライバルはスズキソリオだが、ルーミーとの兄弟対決も値引きアップに効果的
- ダイハツの正規ディーラーと地域のサブディーラーを相見積もりで競合させる
- 下取り車があれば、買取査定業者を利用して査定額アップをはかる
新型トール/カスタムの目標値引き情報【2024年4月】
■トール値引き目標■
・目標値引き総額 23万円
・本体値引き 20万円
・オプション値引き 3万円程度
・納 期 2~6か月
ダイハツが製造しているトールよりも、OEM供給先のトヨタルーミーの方が明らかに販売好調です。
また、スズキソリオも相変わらずじわじわと売れ続けており、販売上ダイハツトールは形勢が不利の状況です。
この状況を利用して、値引き目標車両本体+オプション値引きで23万円といきたいところです。
ダイハツの正規ディーラーとサブディーラーを商談で競合させるのもよい作戦です。
まずはトール/カスタムの基本値引き交渉方法
値引き商談に入る前の準備
1.ライバル車種を2車以上選定します
トールのライバル、スズキソリオ、トヨタルーミーあたりと商談してぶつけます。
2.それぞれの車種が、近所のどこのディーラーで取り扱っているか確認します
3.下取り車の年式・グレード・走行距離をチェックします
4.面倒ですが、下取り車の査定額はネットで必ず確認しておきます。
ネットですぐに下取り価格が把握できるので、査定額の目安を頭に入れておきます。
ステップ①一回目の値引き商談では
値引き交渉を成功させるポイントとして、はじめてショールームに行ったときに、とにかく「よいお客様」になることです。
いきなり無茶な値引き交渉をするのはNG。営業マンだって人間です。
空気感のよいところでは、お互いにウィンウィンとなる交渉が成立するものです。
- 実際に自分の目でトール/カスタムを確認する
- 必ず試乗して乗り心地を確認する
- 下取り車の査定をしてもらう
- ローンを利用する場合はこの時点で伝えておくこと
- 値引き額や下取り額は口頭ではなく見積書に記載してもらう
実際に自分の目でトールを確認し、必ず試乗して乗り心地や自分との相性をチェックしましょう。
そして、自分の希望するグレードを営業マンに伝え見積もりをしてもらいます。その際、下取り車があれば忘れずに査定してもらいましょう。
また、マイカーローンなどを使って購入したい場合には、はじめに伝えておくのがベスト。中にはローンの利用で値引き率がアップするケースがあります。
値引きや下取りの数字は、口約束ではなく見積書にきちんと書いてもらうのが鉄則です。
会話のポイント
営業マンから「どうですか?」と聞かれても、あまりはっきり答えずに、少し言葉を濁しておくくらいに留めておいてください。
最後に、他の車も視野に入れていることをふんわりと伝えましょう。
ステップ②2回目~最終値引き交渉では
まず、大切な最終交渉をおこなうには、ディーラーが忙しくない平日か土日であれば夕方に訪れるのがベスト。
他のお客様がたくさんいる中では、営業マンはゆっくりと交渉のテーブルにつくことができません。
交渉の際に用いるとよいのは、「端数の切り捨て」です。
金額を提示されたら、「現金で支払う頭金が10万円なら購入する」「総額が198万円なら契約する」といった感じです。
ほとんど交渉が成立した最後に、たたみかけるようにサービスやオプションを要求します。
- 登録手数料を安くしてもらう
- 納車時のガソリンを満タンにしてもらう
- ボディーコーティングをしてもらう
なお、現金一括で購入するよりローンを利用した方が、値引き率がアップすることが多いということも頭に入れておきましょう。
ローンを利用する場合には、キャンペーンの時期をチェックして購入時期と合わせるとさらにお得です。
ダイハツトール の見積書で値引き商談を事前学習

トールで狙っているグレードは何ですか?

なるべく大幅な値引き勝ち取りたいと思っています。
今回Aさんはこの2つのグレードの見積りを取得しました。どんな値引き額が飛び出すのでしょうか?それではAさんが商談で取得した見積書をチェックしましょう。
ダイハツトール G の値引き額は?
グレード | ダイハツトール G (税込み) |
車両本体価格 | 1,743,500円 |
車両本体値引き | ▲121,000円 |
オプション価格 | 502,832円 |
オプション値引き | ▲110,000円 |
諸費用 | 255,453円 |
支払総額 | 2,270,785円 |
それではまず G の商談見積書を見てみましょう。
車両本体価格は約174万円で、値引き等を考慮した総支払額は約227万円!となっています。
Aさんが選択したオプションの内訳
オプション名 | 価 格 |
パールホワイトⅢ | 33,000円 |
パノラマモニター対応純正ナビ | 48,400円 |
TVコントロール | 17,600円 |
9インチスタンダードナビ&ドラレコ | 267,014円 |
ウルトラグラスコーティング | 62,700円 |
乗り出し楽々プラン | 74,118円 |
合計 | 502,832円 |

必要な装備のオプションを選んだら、車両価格以外に合計で22万円程となりました。
気になる値引き額は車両本体から約12万円、オプションから11万円、合計で約23万円ということで、思ったより大きな額となりました。
実際の契約時には上司に相談するので、もっと頑張って勉強させていただきますと言われました。
ダイハツトール カスタムGターボの値引き額は?
グレード | ダイハツトール カスタムGターボ(税込み) |
車両本体価格 | 2,046,000円 |
車両本体値引き | ▲121,000円 |
オプション価格 | 502,832円 |
オプション値引き | ▲110,000円 |
諸費用 | 260,453円 |
支払総額 | 2,578,285円 |

車両本体価格は ノーマルのG よりも約30万円アップの約205万円となります。
総支払額は約258万円で ノーマルのG より約31万円アップと、差額はほとんど変わりません。

カスタムGターボ のオプションは ノーマルのGとほぼ同じ内容です。
気になる カスタムGターボ の値引き額ですが、ノーマルのG と同額の約23万円が提示されました。
カスタムGターボ は車両価格が高いので、ノーマルのG よりも値引き額UPを期待していたので残念です。
トール の残価設定クレジット利用時の支払額は?
最近利用が増えている残価設定クレジットを利用した場合の支払額を検討しましょう。
トール 残価設定クレジット利用時の支払額(単位:円) | ||||
グレード | G | カスタムGターボ | ||
頭金 | 0 | 0 | 0 | 0 |
支払回数 | 36回 | 60回 | 36回 | 60回 |
初回または最終回 | 49,310円 | 35,827円 | 56,093円 | 37,453円 |
2回目以降 | 47,800円 | 32,100円 | 53,600円 | 36,200円 |
分割手数料 | 85,525円 | 133,942円 | 97,808円 | 152,968円 |
最終回支払(据置価格) | 634,000円 | 475,000円 | 744,000円 | 558,000円 |
残価率 | 27.9% | 20.9% | 28.9% | 21.6% |
利息 | 1.9% | 1.9% | 1.9% | 1.9% |
頭金が少額なので月々の支払額は大きくなっています。月々の支払額を抑えたい場合は車の下取りや頭金を入れましょう。
36回払いの場合、2回目以降の支払額で ノーマルのG と カスタムGターボ の支払差額は5,800円(47,800円と53,600円の差)となっています。
残価設定クレジットで買う場合、両グレードの支払差額と性能・装備を考慮して選択がする必要があります。
ダイハツトール 値引き商談の対応策

かなり心が動きましたが、値引きマスターの言う通り「前向きに検討するので少し考えさせてくれ」といって帰りました。

トヨタルーミー、スズキソリオなどのライバル車をぶつけて、もうひとがんばり、総値引き23万円を狙いましょう!

どんなに古い車でも必ず査定はしましょう。あきらめないでください。
軽自動車から外車までOK
トール/カスタムの未使用車・中古車情報
ダイハツトール/カスタムの中古車はやや少なめです。
丹念に高年式で低距離走行距離のトールを探してみるがよいでしょう。
好みの色やグレードが見つかれば、新車のように納車まで数か月待つことなく、かつ安い値段で、高年式の1台に巡り合えるかもしれません。
ライバル車種との競合で値引きアップ作戦
トールの強力ライバルたちをご紹介しましょう。
ライバル車① スズキソリオ、三菱デリカD:2
スズキソリオと三菱デリカD:2もトールやルーミー/タンクと同じように兄弟車です。
会社が異なるのでそれぞれのディーラーで相見積もりを取りましょう。
ライバル車② トヨタルーミー、スバルジャスティの兄弟車
ルーミーとジャスティは、トールのの兄弟車です。それぞれ顔が少し異なりますが、皆イケメンぞろいなので、どれを選ぶか迷いそうです。

新型トヨタルーミー
新型トール/カスタムの目標値引きマル秘テクニック
新型トールを少しでも安く買うために、商談にあたり知っておくと有利なことが3つあります。
マル秘テクニック①決算時期をうまく利用する
会社には決算時期というものが存在します。自動車業界も9月に中間決算、翌3月に本決算、その間の12月も年末の中間決算時期にあたります。
営業マンには、上の3つの時期に合わせた厳しい売り上げ目標が課せられています。
そのため各ディーラーでは、特別キャンペーンなどのイベントを実施しユーザーの呼び込みをしています。
せっかく新型トールを購入するなら、こうした決算時期に合わせてディーラーを訪問するのが得策です。
マル秘テクニック②車の下取り価格をできるだけ高くする
新車を購入する際には、これまで乗ってきた古い車を下取りに出すことが多いでしょう。
ディーラーでの下取り価格は、買い取り業者のものより安くなる傾向にあります。
少し面倒ではありますが、
「買取価格の高い業者に買取を依頼」
「ディーラーでは新車の購入をする」
と分けて考えるのもひとつです。
下取り価格の算定はディーラー任せにせず、必ず自分でおよその査定価格を調べておきましょう。
【新車値引き裏ワザ】面倒でもディーラーに行く前に車の査定額を出しておく
ディーラーへ商談に行く前に面倒でも下取り価格の調査をして行きましょう! ネットで手軽に査定できるので商談前に査定して、ディーラーの下取り価格が適正なのかどうか判断ができるようにします。


軽自動車から外車までOK