ブーンの値引き獲得方法を知りたい!
ブーンの商談にあたり注意すべき点は何でしょうか?
ブーンの値引きポイント
- ブーンのライバルはトヨタパッソと日産マーチ、スズキスイフト
- トヨタパッソはダイハツが製造したブーンをトヨタに供給している兄弟車
- 2021年の4月にもマイナーチェンジがありそう
- 隣県のダイハツのディーラー同士を競合させるのも商談に効果的
- 下取り車があれば、買取査定業者を利用して査定額アップをはかる
新型ブーンの目標値引き情報【2024年4月】
■ブーン値引き目標■
・目標値引き総額 20万円
・本体値引き 18万円
・オプション値引き 3万円程度
・納 期 3~4か月
トヨタでは「パッソ」という名称でダイハツが製造しOEM供給しているブーンですが、売れ行きはトヨタパッソの方がはるかに上回っています。
車は全く同じものなので、ブーンとパッソと競合させるのは商談の基本戦略です。
ライバルの日産マーチ、スズキスイフトを軸に、ホンダフィットなどの国産小型車も絡めて値引き交渉にのぞみましょう。
マイナーチェンジ後の目標値引は、車両本体で18万円+オプション値引き、合計で20万円以上が出ればればOKです。
まずはブーンの基本値引き交渉方法
値引き商談に入る前の準備
1.ライバル車種を2車以上選定します
ブーンのライバル、トヨタパッソ、日産マーチ、スズキスイフト、ホンダフィットあたりとぶつけます。
2.それぞれの車種が、近所のどこのディーラーで取り扱っているか確認します
3.下取り車の年式・グレード・走行距離をチェックします。
4.面倒ですが、下取り車の査定額はネットで必ず確認しておきます。
ネットですぐに下取り価格が把握できるので、査定額の目安を頭に入れておきます。
1回目の値引き商談はどうする?
値引きを成功させるために、はじめてのディーラー訪問でおこなうべきことは次の5つです。
- 現車をしっかりチェックする
- 必ず試乗してフィーリングを確認する
- 今乗っている車の下取り価格を査定してもらう
- ローンを利用する場合ははじめに伝えておく
- 見積もりは口頭ではなく書面でもらう
初めての訪問では「よいお客様」を演じきること。初対面からグイグイと値引きばかりを要求するのはよくありません。
営業マンに「このお客様は上客だな」と思ってもらうことが第一です。
今後行われるであろう何度かの商談のなかで、よりよい条件が提示されやすくなるでしょう。
そして、ローンを利用する場合は初めに話しておく方がスムーズです。ローンの利用で値引き率がアップする場合が多いので、忘れずに伝えましょう。
会話のポイント
①他の車と迷っているフリをする
②本命の車はあいまいにしておく
2回目以降の商談はどうする?
2回目から最後の大詰めの商談にかけては、知恵と力をありったけに出して、営業マンから出来る限りの値引きをもぎとりましょう。
- 2回目以降の商談は必ず時間の約束を取る
- ディーラーの手が空いている時間を選んで訪問する
- 端数を切り捨ててもらう
- オプションやサービスを付けてもらう
2回目以降の商談は上司の決裁が出やすいように時間の約束を取ります。
ディーラーの訪問時間は、なるべく営業マンの手が空いている時間帯を選びましょう。
お店にもよりますが、平日のお昼間や、休日であれば夕方から夜にかけてなら、ゆったりしていてゆっくりと商談できます。
商品の商談のシーンで端数を切り捨ててもらうというやり取りは王道です。使わない手はありません。
例えば185万9,000円の価格を提示されたのであれば、185万円なら決断する、と言った具合です。
- ローンを利用する
- 登録手数料を安くしてもらう
- オプションサービスをつけてもらう
- 納車の際のガソリンを満タンにしてもらう
新車を購入する場合、現金で支払うよりローンを利用した方が値引き率アップにつながることが多いです。なぜならユーザーのローン利用でディーラーに手数料が入るからです。
また、新車購入の際には本体金額だけではなく、登録手数料が必要になります。この登録手数料をたとえば半額にしてもらう、というのもひとつの値引き方法です。
さらに、ボディーコーティングなどのオプションサービスや納車時のガソリン満タンといったサービスを依頼するのも忘れずに。小さなことですが嬉しいものです。
ダイハツブーンの見積書で値引き商談を事前学習
ブーンで狙っているグレードは何ですか?
なるべく大幅な値引き勝ち取りたいと思っています。
今回Aさんはこの2つのグレードの見積りを取得しました。どんな値引き額が飛び出すのでしょうか?それではAさんが商談で取得した見積書をチェックしましょう。
ダイハツブーン STYLE “SAⅢ” の値引き額は?
| グレード | ダイハツ新型ブーン(税込み) |
| 車両本体価格 | 1,522,800円 |
| 車両本体値引き | ▲32,184円 |
| オプション価格 | 317,867円 |
| オプション値引き | ▲108,000円 |
| 諸費用 | 215,284円 |
| 支払総額 | 1,915,767円 |
それではまずSTYLE “SAⅢ” の商談見積書を見てみましょう。
車両本体価格は約152万円で、値引き等を考慮した総支払額は約192万円!となっています。
Aさんが選択したオプションの内訳
オプション小計(317,867円)
- パールホワイト3 32,400円
- ナビ 182,542円
- パノラマモニター 45,360円
- その他
メンテナンスパック ワンパス30(32,184円)
ナビなどの必要な装備のオプションを選んだら、車両価格以外にオプションだけで35万円程となりました。
気になる値引き額は、車両本体から約32,000円、オプションから108,000円の値引き合計約14万円という回答でした。
担当営業マンの裁量で引けるのはここまでということで、もう少し引いてもらえると思っていたので少しガッカリです。
ブーン CILQ“Gパッケージ SA Ⅲ” の値引き額は?
| グレード | ブーン CILQ“Gパッケージ SA Ⅲ(税込み) |
| 車両本体価格 | 1,695,600円 |
| 車両本体値引き | ▲32,184円 |
| オプション価格 | 317,867円 |
| オプション値引き | ▲108,000円 |
| 諸費用 | 218,484円 |
| 支払総額 | 2,091,767円 |
車両本体価格は STYLE “SAⅢ”よりも約17万円アップの約170万円となります。
総支払額は約209万円で STYLE “SAⅢ” より約18万円アップと、差額はほとんど変わりません。
CILQ“Gパッケージ SA Ⅲ” のオプションはSTYLE “SAⅢ” とまったく同じ内容です。
気になる CILQ“Gパッケージ SA Ⅲ” の値引き額ですが、STYLE “SAⅢ” と同額の約14万円が提示されました。
CILQ“Gパッケージ SA Ⅲ” は車両価格が高いので、STYLE “SAⅢ” よりももう少し値引き額UPを期待していたので残念です。
ブーン の残価設定クレジット利用時の支払額は?
最近利用が増えている残価設定クレジットを利用した場合の支払額を検討しましょう。
| ブーン 残価設定クレジット利用時の支払額(単位:円) | ||||
| グレード | STYLE “SAⅢ” | CILQ“Gパッケージ SA Ⅲ” | ||
| 頭金 | 0 | 0 | 0 | 0 |
| 支払回数 | 36回 | 60回 | 36回 | 60回 |
| 初回または最終回 | 39,951 | 31,406 | 42,338 | 33,296 |
| 2回目以降 | 38,500 | 26,700 | 42,000 | 29,200 |
| 分割手数料 | 68,684 | 104,939 | 75,571 | 115,329 |
| 最終回支払(据置価格) | 507,000 | 324,000 | 565,000 | 361,000 |
| 残価率 | 26.5% | 16.9% | 27.0% | 17.3% |
| 利息 | ー | ー | ー | ― |
頭金がないので月々の支払額は大きくなっています。月々の支払額を抑えたい場合は車の下取りや頭金を入れましょう。
2回目以降の支払額で STYLE と CILQ の支払差額は3,500円(36回払いの場合)となっています。
残価設定クレジットで買う場合、高価な CILQ“Gパッケージ SA Ⅲ” でもそれほど支払額が変わらないですね。
ダイハツブーン 値引き商談の対応策
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かなり心が動きましたが、値引きマスターの言う通り「前向きに検討するので少し考えさせてくれ」といって帰りました。
トヨタパッソ、日産マーチなどのライバル車をぶつけて、もうひとがんばり、総値引き20万円を狙いましょう!
どんなに古い車でも必ず査定はしましょう。あきらめないでください。
軽自動車から外車までOK
ダイハツブーンの未使用車・中古車情報
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新型であるため、残念ながらダイハツブーンの未使用車はほとんど市場に出ていません。
ブーンの場合は未使用車ではなく、高年式で低距離走行距離の車両を探してみるがよいでしょう。
好みの色やグレードが見つかれば、新車のように納車まで数か月待つことなく、かつ安い値段で、高年式の1台に巡り合えるかもしれません。
ライバル車種との競合で値引きアップ作戦
ブーンのライバルたち
| 区 分 | 車 名 | 備 考 |
| 宿命のライバル | スズキスイフト | この名前を出せば営業マンの闘志がわくライバル |
| 標準ライバル | 日産マーチ、トヨタパッソ | 同じカテゴリーの強敵たち |
| 周辺のライバル | ホンダフィット、マツダ3 | こちらもライバルとして検討 |
| 身内のライバル | トヨタアクア・ヤリス | 同じトヨタの身内ライバルを競わせる |
商談では宿命のライバルスズキスイフトやアクア・ヤリス・パッソのトヨタ勢を中心に、自分の気になる車を相見積もりで比較します。
初めは本命ではない車でも、営業マンの対応や値引きで気持ちが動き最後には購入していた、ということはよくあります。
ライバル車① スズキスイフト
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出典:スズキ公式HP
激戦の小型車市場ではスズキスイフトといえども苦戦しています。
ブーンと競合させるにはもってこいなので、商談では相見積もりで大幅な値引きを狙いましょう。
ライバル車② トヨタパッソ
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出典:トヨタ公式HP
トヨタとダイハツでパッソとブーン、禁断の兄弟対決で値引きを引き出しましょう。
ダイハツ製造した両車ですが、パッソの方が断然に売れています。
ライバル車③ 日産マーチ
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出典:日産公式HP
愛くるしいルックスが人気のマーチですが現行モデルは販売に苦戦しています。
特に女性ユーザーはマーチとスイフトで迷っているケースが多いので、両車を競合させて値引き拡大を目指します。
新型ブーンの目標値引きマル秘テクニック
ダイハツブーンを少しでも安く買うために、商談にあたり知っておくと有利なことが3つあります。
値引テク① 別会社・隣県のダイハツディーラーと競合させる
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同じ県内や隣県の別会社ダイハツ同士を競わせるのが値引き獲得の基本戦略です。
ダイハツの外見は一緒でも、それぞれは別の会社なのでブーン同士を競合させることが可能です。
また、1都道府県に1つの正規ディーラーが多いのがダイハツの特徴です。
東京都を例にとるとダイハツ東京販売㈱が正規ディーラーですが、整備工場などでダイハツの新車を扱っている販売会社(サブディーラー)も多く、これらのサブディーラーは小規模な会社のケースがほとんどです。
自宅の近くに別会社のダイハツのサブディーラーがないかよくチェックしましょう!
②値引きが出やすい時期を狙え!
3月(会社の本決算時期)
9月(会社の中間決算時期)
12月(年内登録台数の締め切り)
値引きが出やすい時期に合わせて商談を始めましょう!
自動車会社は決算という締め切りがあり、ギリギリまで販売台数を伸ばそうと頑張っています。
納車までの期間も考慮して少し早めに商談を始めます。
③もはやあたりまえ!ネットの下取り査定を活用
値引きには目標ががるので、最後は査定額のアップで締めくくります。
ネットが普及した現在は、下取り車の価格を把握することが大切になりました。
わずか数分で査定額の概算がわかります。
商談に行く前に必ず愛車の査定額を把握して出かけましょう!
【新車値引き裏ワザ】面倒でもディーラーに行く前に車の査定額を出しておく
ディーラーへ商談に行く前に面倒でも下取り価格の調査をして行きましょう! ネットで手軽に査定できるので商談前に査定して、ディーラーの下取り価格が適正なのかどうか判断ができるようにします。
軽自動車から外車までOK