アクアの限界値引き獲得方法ってあるんでしょうか?
トヨタの人気コンパクト、アクアの商談値引きポイントは何でしょうか?
アクア値引きポイント
- ユーザーが待ち望むアクアのフルモデルチェンジだが2021年になりそう
- ライバルはホンダのフィット、日産ノートなどだが同じトヨタのヤリスもぶつけるのが最も効果的
- アクアにはお得な特別仕様車が多いので必ずチェックする
- トヨタモビリティ全店で販売しているので旧トヨタ店、旧トヨペット店、旧カローラ店、旧ネッツ店をうまく競合させることがポイント
この記事の内容
新型アクア・クロスオーバーの値引き目標を徹底調査レポート【2021年1月】
■Aquaの値引き目標 ■
・目標値引き総額 28万円
・本体値引き 26万円
・オプション値引き 2万円程度
・納 期 1~2か月
トヨタの人気コンパクトハイブリッド車アクアですが、新型車へのフルモデルチェンジは2021年ともいわれています。
同じトヨタの新型ヤリスに人気を奪われてしまい、アクアの商談では気前のいい値引きが出ているようです。
車両本体+オプション値引きで、合計で28万円以上が出ればいい額です。
ライバルであるホンダフィットハイブリッドや日産ノートe-POWERをぶつけることが王道で、これにトヨタ同士の対決を絡めていく作戦が効果的です。
このクラスにはほかにもマツダ2やスズキスイフトなどの魅力的な車が多いので、ライバルを効果的にチラつかせながら大幅値引を目指します。
実は同じトヨタのヤリスと商談対決させるのも効果的です。
在庫車の方が値引きは出るので、マイナーなボディーカラーよりも作り置きされている人気カラーを選ぶようにします。
アクアの基本値引き交渉方法【Aqua値引き目標】
大人気車種のトヨタ『アクア』は、はっきりいってディーラーの営業マンにしてみれば「黙っておいても売れる車」です。
わざわざ値引きまでしてセールスしなくても、お客さまのほうから「買いたい!」と寄ってくるほどの大ヒット商品ですから、実際にディーラーで値引き交渉してみた感触は「意外と渋い」といった印象です。
これはなかなか値引きが難しいな…と思われましたが、まさに「アクアにはアクアなりの攻め方」によって27~28万円の値引きを引き出すことに成功しました。
ここでは、実際にトヨタのディーラーで成功した「アクアの値引きテクニック」を大公開します!
値引き商談に入る前の準備
1.メイン車種と、対抗車種を全部で3車以上選定します。
アクアのライバル、日産マーチ、ノート、ホンダフィット、マツダ2、スズキスイフトあたりとぶつけます。
2.それぞれの車種が、近所のどこのディーラーで取り扱っているか確認します。
(トヨタ店・トヨペット店・カローラ店・ネッツ店)
3.下取り車の年式・グレード・走行距離をチェックします。
4.面倒ですが、下取り車の査定額はネットで必ず確認しておきます。
ネットですぐに下取り価格が把握できるので、査定額の目安を頭に入れておきます。
軽自動車から外車までOK
1回目の値引き商談はどうする?
値引きを成功させるために、はじめてのディーラー訪問でおこなうべきことは次の5つです。
- 現車をしっかりチェックする
- 必ず試乗してフィーリングを確認する
- 今乗っている車の下取り価格を査定してもらう
- ローンを利用する場合ははじめに伝えておく
- 見積もりは口頭ではなく書面でもらう
初めての訪問では「よいお客様」を演じきること。初対面からグイグイと値引きばかりを要求するのはよくありません。
営業マンに「このお客様は上客だな」と思ってもらうことが第一です。
今後行われるであろう何度かの商談のなかで、よりよい条件が提示されやすくなるでしょう。
そして、ローンを利用する場合は初めに話しておく方がスムーズです。ローンの利用で値引き率がアップする場合が多いので、忘れずに伝えましょう。
会話のポイント
①他の車と迷っているフリをする
②本命の車はあいまいにしておく
2回目~最終値引き交渉では
①最後の大詰めは、ディーラーがゆっくり対応してくれるであろう比較的暇な時間に訪問します。
平日がおすすめですが、仕事の都合などで難しければ休日の夕方から夜にかけての訪問がよいでしょう。
②希望の金額に近づいたら最後に端数を切り捨てます。たとえば、200万8,000円と明示されたら、200万円なら購入する旨を伝えます。
③各種ローンにはキャンペーンで金利の安い時期があるので、事前に調べておくのもおすすめです。
④納車の際には、ボディーコーティングをサービスして欲しい、ガソリン満タンにして欲しいといった要望を伝えて飲んでもらえたら完璧です。
アクアの値引き商談見積書をレポート!


Aさんが商談で取得した見積書をチェックしましょう。
【見積もり書】アクア「S」の値引き額は?
まずは「S」の見積書をチェックします。支払総額は228万円!結構お高いですね。
グレード | アクア S(税込み) |
車両本体価格 | 1,886,760円 |
車両本体値引き | ▲250,000円 |
オプション価格 | 536,960円 |
諸費用 | 108,074円 |
支払総額 | 2,281,794円 |

ただし「S」にはトヨタセーフティセンスが標準設定されていない(オプションで43,200円)のには注意してください。
Aさんが選択したオプションの内訳
オプション名 | カローラ店 |
特別色 ホワイトパールクリスタルシャイン | 32,400円 |
スペアタイヤ | 10,800円 |
スマートエントリーパッケージ | 43,200円 |
ナビレディパッケージ | 28,080円 |
ボディコート | 118,800円 |
スカット360(ガラスコーティング) | 23,760円 |
ナビ | 157,680円 |
フロアマット | 23,760円 |
サイドバイザー | 15,660円 |
ナンバーフレーム | 4,320円 |
メンテナンスパック | 78,500円 |
合計 | 536,960円 |

必要な装備のオプションを選んだら、車両価格以外にオプション合計で約54万円!となりました。
営業マンの裁量で引けるのは、値引き額25万円(本体20万円+オプション5万円)ということで、コンパクトカーにしては大きな値引き額です。
【見積もり書】アクア「G“ソフトレザーセレクション”」の値引き額は?

こちらも243万円と高めの総支払額が出てきました。
グレード | アクア G“ソフトレザーセレクション”(税込み) |
車両本体価格 | 2,086,560円 |
車両本体値引き | ▲250,000円 |
オプション価格 | 493,760円 |
諸費用 | 108,074円 |
支払総額 | 2,438,394円 |

G“ソフトレザーセレクション” のオプションは「S」とほぼ同じですが、スマートエントリーパッケージ43,200円分が安くなっています。
気になるG“ソフトレザーセレクション”の値引き額ですが、「S」と同額の25万円が提示されました。
G“ソフトレザーセレクション”は車両価格が高いので、「S」よりも値引き額UPを期待していたので残念です。
実際のアクアの値引き体験談をマスターが辛口チェック

かなり心が動きましたが、値引きマスターの言う通り「前向きに検討するので少し考えさせてくれ」といって帰りました。

初回商談ということですが、車両本体からの値引きとオプションからの値引き額が明確に提示されていないので、オプションからいくら引けるのか確認しましょう。
日産ノート、ホンダフィットなどのライバル車をぶつけて、もうひとがんばり、総値引き28万円を狙いましょう!

どんなに古い車でも必ず査定はしましょう。あきらめないでください。
アクアを残価設定ローンで購入した場合のシミュレーション
最近利用が増えている残価設定クレジットを利用した場合の支払額を検討しましょう。
アクア 残価設定クレジット利用時の支払額(単位:円) | ||
グレード | S | G“ソフトレザーセレクション” |
頭金 | 0円 | 0円 |
支払回数 | 60 回 | 60回 |
初回支払/月 | 35,595円 | 37,192円 |
2回目以降支払/月 | 34,200円 | 36,300円 |
分割手数料 | 171,351円 | 184,098円 |
最終回支払(据置価格) | 433,950円 | 479,900円 |
残価率 | 19.0% | 19.7% |
利息 | 2.49% | 2.49% |
頭金が少額なので月々の支払額は大きくなっています。月々の支払額を抑えたい場合は車の下取りや頭金を入れましょう。

2回目以降の S とG“ソフトレザーセレクション”の支払差額は2,100円(34,200円と36,300円の差額)となっています。
残価設定クレジットで買う場合、支払差額がわずか2,100円/月ならば上級グレードG“ソフトレザーセレクション”も手が届きそうですね。
アクアの未使用車・中古車情報

アクアクロスオーバーのオレンジパールクリスタルシャイン
トヨタの販売戦略もあり、残念ながらアクアの未使用車はあまり市場に出ていません。

好みの色やグレードが見つかれば、新車のように納車まで数か月待つことなく、かつ安い値段で、高年式のアクアに巡り合えるかもしれません。
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【ライバル競合作戦】アクアのライバル車と競わせ値引きアップ
アクアのライバルたち
区 分 | 車 名 | 備 考 |
宿命のライバル | ホンダフィット | この名前を出せば営業マンの闘志がわくライバル |
標準ライバル | マツダ2、日産ノート | 同じカテゴリーの強敵たち |
周辺のライバル | スズキスイフト、トヨタルーミー・タンク | こちらもライバルとして検討 |
身内のライバル | ヤリス | 同じトヨタの身内ライバルを競わせる |
商談では宿命のライバルホンダフィットやアクア・ヤリスのトヨタ勢を中心に、自分の気になる車を相見積もりで比較します。
初めは本命ではない車でも、営業マンの対応や値引きで気持ちが動き最後には購入していた、ということはよくあります。
ライバル車①ノートe-POWER
トヨタ『アクア』の最大最強のライバル車といえば日産『ノート』です。
自販連が公表している新車販売台数はノートとアクアが1位・2位を争う状況が続いており、多くのユーザーが「アクアか?ノートか?」の二択で新車を購入しています。
ノートといえば2代目4回目のマイナーチェンジで登場した『e-POWER』に注目が集まるところでしょう。
ハイブリッドシステムでもEVでもなく、ガソリンを燃料に発電して走行するe-POWERは37.2km/Lという驚異的な低燃費を誇っています。
アクセルペダルだけで加速・減速する新感覚の運転性、駆動は100%モーターに依存しているため静粛性もバツグン、意外なほどの加速性など、ノートならではのスペックが満載です。
当然、トヨタの営業マンもノート・ノートe-POWERを猛烈に意識しているので、競合させて値引きを引き出すなら最高の材料となるでしょう。
ライバル車②ホンダフィット
コンパクトカーを購入しようとしている人の間では「フィットか?アクアか?」といわれるくらいの比較対象となるのがホンダ『フィット』でしょう。
フィットハイブリッドの燃費性能はJC08モードで37.2km/Lと公表されており、アクアに匹敵する低燃費を誇っています。
また、フィットにはホンダ自慢の『i-VTECエンジン』を搭載したガソリン車がラインナップされていて、しかも燃費性能は24.6km/Lとハイブリッド車に迫る低燃費です。
しかもフィットはセンタータンクレイアウトを採用しているため、アクアと比較すると室内の居住性が格段に良好。
4WD車もラインナップされているので、特に寒冷地などでは人気が集まりやすくなっています。
トヨタの営業マンもフィットを強くライバル視しているため、アクアの値引きを引き出すならまずはホンダのディーラーでフィット・フィットハイブリッドの見積もりをゲットしておきましょう。

アクアはハイブリッド専用車なのでガソリン車はありません。また4WD車の設定もないシンプルなグレード構成です。
フィットのハイブリッド車と比べるとアクアの方が少しだけ価格が高く設定されていますね。
価格帯 | フィット | アクア |
240万円~260万円 | ●HYBRID Modulo style Honda SENSING(4WD) 2,419,200円
| ●G“GR SPORT・17インチパッケージ” 2,534,760円 |
220万円~240万円 | ●HYBRID S(4WD) 2,367,360円 ●HYBRID Modulo style Honda SENSING 2,257,200円 ●HYBRID L Honda SENSING (4WD) 2,241,000円 ●HYBRID S 2,205,360円 | ●G“GR SPORT” 2,329,560円
|
200万円~220万円 | ●Modulo style Honda SENSING(4WD) 2,084,400円 ●HYBRID L Honda SENSING 2,079,000円 ●RS Honda SENSING 2,050,920円 ●HYBRID F コンフォートエディション(4WD) 2,042,280円 ●15XL Honda SENSING(4WD) 2,015,280円 ●HYBRID F(4WD) 2,009,880円 | ●Crossover “Glam” 2,158,960円 ●G “ソフトレザーエディション” 2,086,560円 ●Crossover 2,059,560円 ●G 2,059,560円 ●S “Style Black” 2,049,840円 |
180万円~200万円 | ●HYBRID(4WD) 1,699,920円 ●13G S Honda SENSING 1,985,040円 ●Modulo style Honda SENSING 1,890,000円 ●15XL Honda SENSING 1,853,280円 ●HYBRID F コンフォートエディション 1,847,880円 ●13G L Honda SENSING(4WD) 1,847,880円 ●HYBRID F 1,815,480円 | ●S“Business Package” 1,917,000円 ●S 1,886,760円
|
160万円~180万円 | ●13G S Honda SENSING 1,790,640円 ●HYBRID 1,699,920円 ●13G F コンフォートエディション(4WD) 1,655,640円 ●13G L Honda SENSING 1,653,480円 ●13G F/(4WD) 1,623,240円
| ●L 1,785,240円 |
140万円~160万円 | ●13G F コンフォートエディション 1,461,240円 ●13G F/CVT/5MT 1,428,840円 |
ライバル車③マツダ2
新車販売台数ではアクア・フィット・ノートに及ばないマツダ2ですが、アクアにはない性能を持っているためライバル車として意識できるでしょう。
伝統的に「走り」にこだわるマツダは、コンパクトカークラスのマツダ2にも4WDをラインナップしています。
クリーンディーゼルエンジンを搭載している『XD』では、2WDで税込み181万4400円、4WDが201万9600円とアクアに並ぶ価格帯です。
軽快な走りとJC08モードで26.4km/Lという低燃費を両立させているマツダ2ですが、問題はマツダの販売店が徹底的に「値引き数万円」を断行している点です。
ライバル車④トヨタヤリス
新車販売台数ではトヨタが販売しているコンパクトカーの中で常に上位にランクインしている『ヤリス』もアクアのライバル車として考えることができます。
2020年の2月に旧ヴィッツから新型ヤリスに生まれ変わり人気が急上昇しています。
アクアの値引きを狙うなら、まずはヤリスを引き合いにして値引きを引き出すのがベストでしょう。
【ディーラー同士の競合で値引きアップ】別会社のトヨタディーラー同士で競合させる
トヨタのディーラーは、4つのチャネルにわかれています。
・トヨタ店
・トヨペット店
・カローラ店
・ネッツ店
チャネルによって取り扱い車種が異なるため、欲しい車が異なれば基本的には競合することはありませんが、トヨタ『アクア』についてはトヨタ全店で取り扱う車種になっています。
全国のトヨタの販売店は、トヨタ直営店舗ではなくほとんどが地元の地名士や大手企業が経営の母体となっていて、ある意味で「トヨタだけどトヨタじゃない」といった経営形態になっています。
つまり、近所で同じく『トヨタ』の冠をもった販売店でも、実は「会社が違う」ということがあるわけです。
トヨペット店を訪ねて見積もりをもらい、別系列のカローラ店で「あちらではこの価格だけど…?」と値引き交渉することが可能になります。
とくに県境あたりにお住まいの方だと、お隣の都道府県の販売店も競合を持ちかけることができるので有利ですね。
新しいトヨタモビリティの動きに注目!
2020年から、トヨタ系の4販売会社が統合して「トヨタモビリティ」という1つのディーラーになります。 具体的には「トヨタモビリティ○○(都道府県名)」となります。(東京は一足早く2019年から実施済み) これまでの4系列販売では販売車種が限られており、例えばカローラは「トヨタカローラ店」でしか買えませんでした。 これからはトヨタモビリティで、すべてのトヨタ車を買うことが可能です。トヨタモビリティのメリット
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